映画は最後まで観る子のブログ

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2021.06.07
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メリル・ストリープは最高だけど笑い声に終始もやっとする!




こちらも実話らしい。

まずメリル・ストリープが好きなんだよね笑
マディソン郡の橋ではぐずぐずになるほど泣けたのに永遠に美しくではゾッとするほど美に執着する文字通り怪物を演じたり。年を重ねてもまだ貪欲に演技するメリル・ストリープが本当に好き。コメディだとなお良き。


燦然と輝く立派なキャリアがあるのにこの年までコメディやってくれる名優は彼女くらいじゃないかな。勘違いでお金持ち老婦人マダムフローレンスをまったく嫌味もなく演じています。純粋そのもの。こんな純粋な人なら周りが箝口令を敷いて守ってあげだり、応援してあげたくなる気持ちもわかる。年下夫のシンクレアは愛人はいるけど、マダムの事を無下にすることは絶対にないしマダム優先だし、庇護欲?を掻き立てられるよ、こういう人は。


余談だけど生まれてこの方お金に苦労した事のない生粋のお金持ちってこんな感じだよね。お坊ちゃんもお嬢ちゃんも。お金に執着がないし、なにより純真。


でも、やっぱりマダムの歌を観客が笑ってるシーンは心苦しい感じがする。どれだけ繕っても(慰問の兵隊に啖呵切った女とか)マダムをバカにしてる感じがさ、マダムがヘタだけどひたすら素直で歌に対する情熱は人一倍あるから、裏で金コネありきで笑い者にされてるのを観るのはなんか辛いわ。マダムがピアニストの家に行って本当に歌が好きなんだって分かる場面を見せられるからなおさらマダムが可哀想ってなってしまう。結局努力よりは金って感じ。


歌に真摯に向き合って(金があれば)みんなの憧れカーネギーホールで歌えますよってことなんだろうし、マダムの珍妙な声が1944年という戦争末期の暗い時代を送る人たちの心を少しでも元気に楽しくしたよ!!

とか、いい方向に解釈はできるけど、観客のばかにした笑いがねーいい物語とは言いがたくしてるんですよね、、






そんなシンクレア役はヒューグラント。清潔感ある老紳士だけどしっかり愛人を作ってるあたり流石。そして愛人役レベッカファーガソンはライフの印象ぐらいしかない。当たり前に美人。最&高。マダムをピアノで支えるコズメはビックバンセオリーでお馴染みサイモン・ヘルバーク。(ビックバンセオリーは一度も見たことないけど、この人の顔はなぜか印象に残ってるっていう笑)




もっとコメディ色強めかと思ったらひたすらマダムが可哀想なお話でした。
夢見る二人の副題が皮肉すぎる。





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最終更新日  2021.06.07 19:13:50


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