映画は最後まで観る子のブログ

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2021.09.26
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身の毛もよだつ化け物の正体は自分の心に巣食う恐怖なのか?




Netflixにあったこの映画。


登場人物は 男ばっかりでむさ苦しいし 、慰霊のハイキングだから終始 雰囲気は暗い し、ほぼ森のシーンばかりで動きがない。しかもハイキング初心者のおっさんが足を怪我してグチグチいってるシーンとか、まじ違う意味で イライラしたけど 、全体的な雰囲気は良き。


スウェーデンの森っていうだけで人智を超越した「何か」がありそうな予感。


その静かな恐怖が胸をキリキリさせる。


いわゆるホラー的な一人また一人と 『捕食』 されていく流れは定番だけど、森全体が得体の知れない「何か」が支配する檻のようで恐怖を増幅させる感じ。




根元としてあるのは、作中でも触れられていた スウェーデン系の北欧神話 、、なのかな?


でも、アレが 神秘的な守神 であるとか、人々を導いたり 幸福をもたらす類い のものであるとは 到底思えない 。終盤に出てきた人たちはアレを崇拝してたけど、対価に生贄を寄越せなんていう神様は信用できないよ、普通に。人のはらわたを食いちぎって?それを木に吊るす神様って何?本当に神様なの?


ラストは主人公の男に反撃されて怯んでるし。


で、まんまと逃げられてるし。


神様ではなく、せいぜい 根性の悪い悪魔くらいの存在 なんじゃないかなって思った。




ただ、 シルエットはめちゃくちゃかっこいいんだよね笑


それも、燃え上がる炎に照らされた姿がなんともエモい。このシーンだけは一応、神々しく見えた。それまで得体の知れないもの止まりで、存在をしっかり示してこなかったから余計に。演出の妙だよ。


そんな得体の知れないアレから逃げられたということは、主人公は過去のトラウマという 『恐怖』 に打ち勝ったっていうことでいいのかな?



最後、親友が助けてくれるとは思わなかった。主人公が見捨てたせいで亡くなってしまったのに、 いい奴すぎる、、


主人公は最後まで好きにはなれなかった。





この映画のハイライトは、 森の中にある廃屋で一夜を過ごすシーン。 特に、この小屋に入って二階に上がり、そこで 不気味なミイラ? のようなものを発見する場面。ここが一番怖かった。翌朝、男の一人が全裸でミイラの前で土下座してるとか、、いろんな意味で 恐怖でしかない。





ハイキング初心者が近道するために森に入るのはダメ絶対。





この映画自体がイギリス産なので、出演者はみなイギリスの俳優さん。正直、みなさんあまり知らない方ばかりで、、主役のルーク役の レイフ・スポールは 『ライフ・オブ・パイ』をはじめとする有名映画にちょこちょこ出演してるみたいだけど。マネー・ショートとかにも出てたんだ、、全然気づかなかった。ジェラシックワールド系は見てないからなー






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最終更新日  2021.10.06 14:32:54


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