映画は最後まで観る子のブログ

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2021.10.07
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人間を14分の1のサイズにする技術が発明され、人口増加、経済格差、住宅などの問題解決に挑む人類の縮小計画がスタートする。妻のオードリー(クリステン・ウィグ)と共にその技術を目の当たりにしたポール(マット・デイモン)は、体を小さくすることで生活に関わるコストも縮小できることから現在の資産でも富豪になれると知って興奮し、縮小化を決意する。晴れて13センチになったポールだったが……。




​​​ せっかくいい設定なのにほとんど生かされてなくない!?






Netflixにあったから視聴した本作。



Netflix制作じゃないけど、、これはもうNetflix制作といっても遜色ないと思う笑


もちろん悪い意味で。




題材はすごくいい。人口過多による気候変動、環境の悪化、食糧不足、燃料不足、戦争暴力貧困。その全ての難題は人間を小さく 『ダウンサイズ』 することによって解決する。要するに人間を小さくすることで究極のエコだということだった。


住む場所が狭い? ダウンサイズは14倍の家に住めるよ! 資産が足りないかも? ダウンサイズは資産も14倍だから金銭的な問題は全て解決! 少ないお金で大きな贅沢!今の少ない所持金だけで一生遊んで暮らせるよ!もう働かなくてもいいんだよ! そこには夢しかない!



って感じの宣伝文句に惹かれた、低級に近い中産階級の マット・デイモン夫妻 がひょこひょことこのダウンサイズになってしまうところから物語は始まります笑



でも厳密に言うと、ダウンサイズになったのはマット・デイモンだけ。



妻は途中で怖くなって(そりゃ眉毛まで剃られたらね)逃げ出し、ダウンサイズ達だけが暮らす 地上の楽園、極上空間() に一人ポツンと取り残されたマット・デイモン。そんな妻とは早々に離婚し、そこでパリピたちと交流したり、後妻を探したり、その最中に ベトナム人の女 といい感じになったり、、と。



あれ?これダウンサイズじゃなくてもよくない?



っていうストーリー展開で、ちょっと退屈だった。




なぜなら、ダウンサイズと普通サイズ(人間)が同じ画角にいてこそ、こういう映画は面白くなるのに、それがマット・デイモンが ダウンサイズになってからはほぼない!



普通サイズのものといえば、あの薔薇くらい?



この映画の醍醐味である、小さいサイズ感を全く活かしきれてない。



ダウンサイズの国にいたら、みんなダウンサイズ=同じ大きさなんだもん。 他と比べるものが全然ないから楽しみがない。 外から普通サイズが介入してくるとか、本来だったら人間の脅威にはならないであろう、虫とか鳥とか、その他もろもろが、 ダウンサイズだと命に危険を及ぼす脅威なんだよ全面戦争! とかそういうのが全くない。



ラストあたりの展開とか、、まじ何?



それダウンサイズじゃなくて普通サイズでもできるよね?



思ったよりラブ&ピースな映画だったなー



あと、ダウンサイズになった人はおそらく現実世界ではあまり裕福とは言えない人々ばかり。(結局、外界と同じようなコミニティが形成されてるし) 裕福な人たちは無理にダウンサイズになる必要はない。 貧困層がいなくなれば、裕福な人たちがより世界を広く使えるから、そういう陰謀があったのかなとか思って見てた。全然違ったけど。まあ人口が少なくなれば労働力も減るし経済も停滞するから、裕福な人たちばかりが得をするっていうわけじゃないかもだけど。


トゥルーマンショーくらいダークコメディならよかったのにな、、




主演は マット・デイモン 。プライベートライアンとか、オーシャンズ、ジェイソンボーンのイメージが強いから、なんか、あれだねちょっと老けたね笑せっかくマット・デイモンが出てるのにある意味平和な映画だった。ダウンサイズの恩恵をこれでもかとうけるパリピ爺・ドゥシャン役は クリストフ・ヴァルツ 。絶妙に見たことがない新顔でした。アカデミー賞の受賞歴はあるけど、観たことないんよ、、マット・デイモンの妻・オードリー役は クリステン・ウィグ 。この役、最初は リース・ウェザースプーン だったらしい。彼女でも絶対に合うよね。





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最終更新日  2021.10.07 11:26:59


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