開業準備でなかなか更新ができません。
まずは毎年恒例の一年のラーメンまとめを書きます。
2013年の一年間で食べた新店の中で印象に残ったものを書いていきます(2012年のまとめは こちら
)。僕が食べたのは2013年ですが2012年にオープンしている店も含まれています。
フェースブックではちょこちょこラーメンのことを書いていますがブログではひさしぶりですね。地方に行った時のことは書いているので東京のお店オンリーで書きます。
上半期の記憶がうすまっているので順位はつけずに思いついた順に羅列していきます。
BiaBIa@東高円寺
は場所的に行きづらいので3回しか行ってませんが好きな店です。
しおもしょうゆもおいしいです。イラン人の店主なのですが出身のアイバン(店主はアメリカ人)同様、オリジナリティはあるけれどちゃんとラーメンの枠に収まっています。
田なか@東池袋
もオリジナリティがあってなかなかよかったです。店主はイタリアン出身だそうです。レギュラーの鯵ニボそばはしょうゆよりしおのほうが僕は好きです。エビ油そばも食べてみたいし日替わりメニューも魅力的です。
駅から遠いのは難点ですが、サンシャインに用がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
篝(かがり)@銀座
蔭山@高田馬場
は高田馬場で何度も行きたいラーメン屋のひとつとなりました。ここも鶏白湯ですが、僕はしょうゆ味が好きです。クリーミーでわりとさっぱりめです。レモンも添えられています。デフォルトでご飯もほんの少しですがついていて最後におじやにします。
今年一番話題となったのは やまぐち@高田馬場
でしょう。断トツ評価の新人賞だそうです。見方を変えれば他にすごい店がほとんどなかったとも言える年みたいです。
僕個人の感想としては、たしかにうまいけれどそこまでメディアでとりあげられるほどかな、といった印象です。僕は鶏そばよりは個性のある追い鰹中華そばのほうが好きです。
ここの影響もあってか鶏がメインの清湯のスープのあっさりしたしょうゆラーメンの新店がかなり増えました。その傾向は、醤油がたっていてトッピングには豚のチャーシューの他に鶏肉ものっているということです。本当にこういう店で、どこも似たような味なので僕はあまりこのタイプを出している店は好きではありません。新店としてはかなりレベルが高いのですが個性をあまり感じられず何度も行きたいとは思えないのです。
トッピングに鶏がのっている店ではすみすやロックンロールワンなど何度も通っている店もありますが昨年の新店に限ってはまた行きたいと思える店はありません、。
そんなしょうゆラーメンですが、個性的で好みの店にも出会いました。
自分の好みにどんぴしゃでかなり気に入ったのは 楽観@立川
です。以前は西麻布にありましたがその時とは味を変えていて、たまねぎも入っていて八王子ラーメン風です。鶏ではなく豚と魚介がベースでやわらかい味わいです。流行の系統はつるっとした麺が多いのですが、ここのは歯切れのよい細麺でこれも好みでスープにもあっていました。

年末に行った しば田@仙川
も良かったです。高山や白河のようなシンプルな地方の醤油ラーメンの味わいだったので、そういうのを意識しているのか店主に訊いてみたら、独学だけれどしょうゆの立った素朴な味わいのラーメンが好きとのことでした。
煮干しそばはベクトルが違うのでそちらも食べたいです。休日は混んでいるので平日夜がおすすめです。駅から少し歩きますがおすすめです。

あっさりとしたしょうゆラーメンが好きなのでそういうしょうゆラーメンがメインの店が増えて嬉しいです。前は濃厚な豚骨魚介ばかりでしたので。
でも先に書いたように流行を意識しているところは鶏ベースのもので、良い醤油を使えばそれなりにおいしくなるので、どれも似たようなタイプで面白くはありません。流行を気にしない芯のあるラーメンのほうが心にぐっときて、また食べたいと思えるラーメンの率が高かったです。個人の好みもあるのですが、自分の造るラーメンへのこだわり、情熱というのもラーメンに反映されているような気がしています。
それと、ブームではありますが煮干しのしょうゆラーメンも増えています。
新店ではありませんが最後にひとつだけ。
一番好きなラーメン屋で月に一度くらいは通っている 不如帰(ほととぎす)@幡ヶ谷
。
今年しおラーメンをリニューアルしました。白トリュフオイルと大理石で塩漬けされたイタリア産ラードというラーメン屋では使わない食材を使い、今までよりもレベルアップし唯一無二の素晴らしい一杯と進化しました。

ここはたまに一か月間の土日限定(一日10食ちょっと)での提供の限定ラーメンもすごいです。鴨、和牛、うさぎなど通常のラーメンの枠を超えた食材を使用しラーメンといジャンルを超えた素晴らしい料理です。開店の2時間前くらいに行かなくてはいけないので敷居は高いですが、その労力に応えられる想像を超えた楽しみを得られると思います。入っている具なども凝っているし計算されていてラーメン屋の技量を完全に超えています。
研究熱心で慢心しないで常にチャレンジをしていて、いつでもレベルの高い不如帰が心から好きです。
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