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場所 :軽井沢大賀ホール(784名収容)
プログラム
開演前
ホルンアンサンブル
第1部
1.シュトラウス二世/春の声
2.アンダーソン/タイプライター
=指揮者体験=
3.ブラームス ハンガリー舞曲第5番
=ステージ体験=
4.高橋宏樹編曲 どんぐりころころ~オケにはまってさあ大変!~
第2部
5.ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
6.ビゼー/オペラ『カルメン』第1組曲、第2組曲より
1.闘牛士
2.前奏曲
3.アラゴネーズ
4.間奏曲
5.セギディーリャ
6.アルカラの龍騎兵
7.ハバネラ
8.闘牛士の歌
9.衛兵の交代
10.ボヘミアンの踊り
アンコール
6.静かな曲
7.ラデッキー行進曲
レポート
開演前
13:40頃よりプレコンサートとして、ホルンアンサンブルの演奏がありました。曲の出だしが与作に似ているな…と思ったらまさに与作で、ヴィヴラスラップやクラベスも入って雰囲気たっぷりの演奏となりました。
春の声
シュトラウスの十大ワルツとして挙げられる「朝の新聞」「美しく青きドナウ」「芸術家の生活」「ウィーンの森の物語」「酒、女、歌」「千夜一夜物語」「ウィーン気質」「南国のバラ」「春の声」「皇帝円舞曲」からの1曲となりましたが、春の声は、この季節に最も似合うワルツと感じました。
タイプライター
ワープロが普及してからはとんと使われなくなったタイプライターですが、その独特な打音を曲で利用しようというアンダーソンの遊び心が楽しい楽曲と感じました。パチパチ、シュッ、チン!という打楽器パートとのアンサンブル感も面白く見て聴いて楽しませていただきました。
ハンガリー舞曲第5番
3人の子供たちによる指揮者体験で都合3回の演奏となりました。それぞれテンポ感も異なるだけでなく、雰囲気も変化しているようで、指揮者が演奏に与える役割の大きさを改めて感じたひとときになりました。
どんぐりころころ~オケにはまってさあ大変!~
ステージ体験ということで、抽選で選ばれた子供たち10人が、それぞれ奏者の間に入っての体験がありました。このあたり、聴き手としての視点と演奏者の視点は真逆であり、さらに奏者の動きや息遣いを間近で感じられることから、これは子供たちにとっては大変よい体験になるのではと感じました。楽曲は初めてきくものでしたが、調べてみたところズーラシアンブラスの曲で、どんぐりころころを挟みながら運命、展覧会の絵、ハンガリー舞曲第五番、ヴィヴァルディの春、トリッチ・トラッチ・ポルカ、新世界、カノン、大序曲1812年、威風堂々、カルメン前奏曲のおいしいところが次々と登場するというクラシック好きにはたまらない内容でした。
亡き王女のためのパヴァーヌ
第2部の始まりは、静けさを感じるおなじみの楽曲となりました。曲目解説にもありましたが、この曲は亡くなった王女の葬送のレクイエムではなく、宮廷で王女が踊ったようなパヴァーヌという意味を持つもので、その流暢な雰囲気を存分に楽しませていただきました。
オペラ『カルメン』第1組曲、第2組曲より
今回の演奏会のメインプログラムとして、全10曲のカルメンをじっくりと聴かせていただきました。私自身、昨年吹奏楽版のカルメンファンタジーという美味しいところ取りの曲を演奏した経験から、なるほどこの曲のこの部分を抜き出しているのか!といった答え合わせ的な意味合いも持ちながら、この大曲を楽しませていただきました。
静かな曲
アンコール1曲目はピアノのメロディーから始まる楽曲で癒し系のクールダウンが感じられる曲で、どこかで聴いたことがある感じでしたが、曲名を想い出せず…です。
ラデッキー行進曲
締めはおなじみのこちらの楽曲ということで、指揮の杉原直基氏がお約束の聴衆への拍手の指示をして大いに盛り上がりました。こちらは、静かに!盛り上がる!のアクセントをうまく演じられるかという訳ですが、それも訓練だなと思いました。
まとめ
今回、開演の弦楽器体験コーナーに間に合ったので、ヴァイオリンとチェロをそれぞれ体験させていただきましたが、短時間ながら構え方から弓の当て方まで的確に指導していただき、弦楽器の初歩の初歩を体験することができました。このあたり、これまで聴き手として演奏家の奏でる弦楽器を時には間近で拝聴する機会があったとはいえ、実際に弓を手に取って弦を弾く所作をしてみると、聴くと奏でるとでは大違いと感じました。また普段管楽器に携わっている視点からすると、まずよい音を奏でるのが難しく、さらに音程を取るのが難しそう…というのが第一印象ではありましたが、とてもよい実体験をさせていただきました。