辞書も歩けば

辞書も歩けば

PR

×

カレンダー

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

shivaji03atTwitter (よしやま)@ Re:トライアルに落ちない方法(11/04) 懐かしい、です。
椎名林檎 大人の女性美 ヌード @ 椎名林檎 大人の女性美 公開! 椎名林檎 大人の女性美 公開! ギブ…
浪速のつっこみ男@ Re[1]:再びロシアの小噺(10/22) ほにゃさん >>その速さなら10分じゃ。 …

バックナンバー

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2008年10月07日
XML
カテゴリ: 翻訳



 かれこれ20年前、フランス経済が傾いたとき、フランス語の通訳や翻訳者の証言を総合すると、やはりその時にフランス語の仕事が激減した事実がくっきりと浮かび上がった。

 ぼくが駆け出しのとき、イタリア経済が上り調子だった。面白いようにイタリア語の仕事が来た。単価は英語の2倍。あの時期を乗り切れたのも、歴史の偶然によるところが大きいとも言える。

 株が暴落した。ユーロが暴落した。

 それが翻訳の仕事に影を落とさないわけはない。

 そういうことにかけては、ぼくは金融専門の翻訳者よりはるかに敏感なのだ。
 案の定、かなり信頼できる筋から、仕事が減っている気がするという感触を得た。ただし、その翻訳者の仕事が減っているわけではない。もともと、自分の処理能力をはるかに超える問い合わせがあるので、ぼやっとしていると気がつかないが、問い合わせそのものは「確実に」減っているという。

 TOEICで何点取ったと騒いでいる気楽な連中がうらやましくなるのも、このときである。

 そんなことを言っている場合ではない。TOEICで990点取ろうが、1100点取ろうが、後退する景気は止めようがない。



 春先から、受注状況に妙な胸騒ぎを覚えていたが、やはり現実になってしまったか。
 EU経済の主役が周辺に移行しつつあるような雲行きである。

 このところ、イベリア、スカンジナビア、バルカンの景気がよい。

 もちろん、これは経済学者の観測とは異なっているが、翻訳の受注動向には、1年先、2年先を見越した読みが反映されている。

 英語しかやってこなかった翻訳者の大失業時代は、もちろん目に見えている。


人気ランキング青バナー ←ランキングに登録しています。クリックおねがいします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年10月07日 22時48分14秒
コメント(1) | コメントを書く
[翻訳] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:受注状況は世界情勢を映す鏡 (10/07)  
代助 さん
 はじめてコメントいたします。


 この記事を読んで、英語だけではだめなのかなあと思い、衝動的にフランス語の入門書を買ってしまいました。
 英語も満足にできないのに、という考えもあって家に帰って自己嫌悪に陥ったので、第三言語を学ぶ意義を考えました。

 大学で第二外国語としてフランス語の講義を受けたときに、フランス語には進行形がない、ということに衝撃を受けたことがあります。同じヨーロッパ語でも文法が違うということを強く意識した瞬間です。でも、数人の級友に話しましたが、あまり反応が無くがっかりしました。
 今から考えれば、「動詞の目的語が人称代名詞になると動詞の前にくる」と教わったときには英仏語の違いをあまり意識しなかったのが不思議です。
 いずれにしても、英語以外の言語を学ぶことによって、英語をひとつの外国語として相対視でき、言語生活が豊かになる。なので、英日翻訳学習の合間の息抜きとしてフランス語を勉強することにしようと思います。

(追伸)
 「言語生活がより豊か」とやってしまいそうになりました。
(2008年10月11日 15時29分20秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: