竹林館 空飛ぶ びぶりおてっく

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2008年11月07日
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 さて、今日はお出かけにも持って行ける新書本のご紹介です。竹林館の新書のシリーズ、春秋新書の新刊、 池永孝著『日本的基督教の探究 ―新島襄・内村鑑三・手島郁郎らの軌跡―』 です。
 結婚式を教会で挙げるのは若い人たちの間では今では当たり前のことになっています。またクリスマスには日本中お祭騒ぎ。でも、クリスチャン人口は1%未満であると言われます。本書は、現代日本において、これほどキリスト教が生活と密着していながら、信者が増えないのは何故か。その疑問を解くべく、新島襄・内村鑑三・手島郁郎らの軌跡をたどりつつ、現代日本における道徳倫理観の再構築と、世界的環境問題への対処法としての「日本的キリスト教」の可能性を探るものです。

著者のまえがきと目次をご紹介します。


 第二次世界大戦後、アメリカ合衆国を中心としたGHQ(連合国総司令部)の占領政策で唯一成功しなかったのは、キリスト教の布教であると言う。ところが現代日本を見渡して見ると、キリスト教的雰囲気には満ち満ちている。クリスマス時には、バーゲン・クリスマスソング合唱会・パーティ・電飾を伴う派手な諸行事催物、(中略)国内には少なからぬミッションスクールが存在し、しかもそれらの高校・大学の中には「有名校」といわれている学校も少なくない。(中略)にも拘らずクリスチャン人口は、1%未満である・・・


< 目 次 >

まえがき



第二章 日本のクリスチャン人口は何故1%か/~「笛吹けど踊らず」の側面はなぜなのか/統計上では1%でも熱心さでは他宗を凌ぐ傾向も

第三章 日本的キリスト教を求めて/新島襄/内村鑑三/手島郁郎/その他日本的基督教を求めた人々

第四章 基督教徒に我が国浄化の起爆剤としての期待/~少数派だが聖書売行きは世界有数の実績・・・積読からの脱却

第五章 一神教と多神教の協調を目指して・・・/~国際主義とアイデンティティの間

基督教から発して環境問題にまでおよぶ壮大な一冊。秋の読書の季節にぜひお楽しみください。池永先生には、これまで以下のような著書があります。よろしければこちらもどうぞ!
定価800円+税。

◇◆◇池永 孝 好評既刊◇◆◇
▼民族政治地理書
『ロシア連邦の迷走』
▼日中哲学宗教書
『中国思想と日本の宗教』

『人権が地球環境を救う』
▼策略史観解明書
『太平洋戦争
   開戦の謎を解明』
*各刊840円(税込)

竹林館 までお申し込みください。

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最終更新日  2008年11月07日 21時32分21秒 コメントを書く


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