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トライス:さて、今回は久々に、血祭りのニュース・・・いえいえ、やや熱くなりそうな ニュースがありそうかな?
数希:ホットになる前に、まずはいったんクールダウンしておこうか。今日は、結構朝が冷えたからね~!
千里:そうですね。本日 10 日朝のこととなります。東京都心では、最低気温で氷点下 1.2 度を記録するなど、関東地方では今シーズン一番の冷え込みとなりました。路面の凍結によるものと思われる、事故も相次ぎました。
トライス:多分夜の間に天気が良くなって、放射冷却現象が起きたんだろうね。昨日はただでさえ、首都圏では一時的に雪が降ったくらい気温が低かったわけだし。水道管が凍結していないといいよね。
数希:・・・だんだん、気分までも盛り下がって消ているよね。それじゃ、本題に入ろうか。
レム:「バカッター」って何だ?
トライス:毎回、唐突だな~!まあ、造語だな。
千里:そうですね。まずは、背景のお話からです。 2010 年代前半以降になりますが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス( SNS )の「ツイッター( Twitter )」でツイート、いわゆるつぶやきとして投稿している内容の中には、一般の人がみて、首をかしげるようなひどいものがありました。それがまわりに広まって炎上するなど、大きな話題になることが相次ぎました。
数希:そこから、「ツイッター」などインターネット上の投稿で「バカ(馬鹿)」な行為をつぶやいて(誇示して?)さらけ出している人のことを、「バカッター」と言うようになったわけだ。ちなみに、 2013 年にはバカッターが結構登場した影響で、ユーキャンの「新語・流行語大賞」の中でノミネートされているし、同じく 2013 年の「ネット流行語大賞」では、4位にランクインしているんだよね。
レム:それだけ、結構やらかしたものが前々からあったんだな。
数希:コンビニのアイスを入れるような冷凍庫に入った映像や、同じく、コンビニ店員に土下座を強要した、とかだよな。ワイドショーなどでも大々的に取り上げられて、注目をひいたからね~!だからこそ、今では「バカッター」という言葉がある程度市民権を得ているんだけどね。
数希:そして、最近相次いでこのバカッターたちが登場しているというわけだよね。
千里:そうですね。時系列でいうと、昨年 12 月から今月にかけて、相次いで投稿された動画で波紋が広がっております。
2018 年 12 月:大手カラオケチェーン店で、カラオケ店のユニフォームを着た従業員とみられる人物が唐揚げ用の鶏肉を床にこすり付け、さらにその後にフライヤーで揚げた動画が拡散しました。
2019 年 1 月:大手牛丼チェーン店で、牛丼店のアルバイト従業員が店内で氷を投げ合ったり、調理用のお玉を下腹部に当てたりした動画が拡散しました。
2019 年 2 月:大手寿司チェーン店で、寿司店の利用客がレーンに流れているお寿司を素手でつかみ、お箸で中にわさびを入れ、その後再びレーンに戻した動画が拡散しました。
2019 年 2 月:大手寿司チェーン店で、寿司店のアルバイト従業員がさばいた魚をいったんゴミ箱に捨て、その後魚を拾い上げ、まな板の上に置き直した動画が拡散しました。
2019 年 2 月:大手コンビニチェーン店で、コンビニ店のアルバイト従業員が売り物のおでんのしらたきを取り出して口にくわえて吐き出したり、踊りながら商品のタバコをさわったりした動画が拡散しました。
レム:この数か月間で、よくもまあ、出てくるよね。・・・それにしても、なんでまた、こんなことを平気でアップしようとするんだろうね?
トライス:まあ、実際に行った人に尋ねてみないとわからないけどね。いくつか考えられることはあるかな。一つは、自己顕示欲のような感じで、ネットの世界で目立ちたいって思う心理があるといわれているかな。自分は、(悪い意味でのものを含めて)こんなすごいことができるんだぞってこと。注目されたいって思うのかな?
レム:そんなに目立ちたいって思うのかな?オレなんて、(親父からも言われているから)普段から、あまり目立たないように行動や発言をしているのに。
トライス&数希:どこが!
アトラ:レム様・・・。
数希:自分の存在を周囲に知らせたい、他人から注目を浴びたいっていう気持ちがあったんだろうね。でも、普通の画像や動画って、そんなに周囲の耳目を集めるわけではないからね。そこで、ちょっと刺激的な内容をって考えていくうちに、どんどんエスカレートしていったんだろうね。もっとも、その内容はアウトだったから、大きな波紋が広がるわけだけど・・・。
レム:後先を考えない行動って、本当にまずいよな。
トライス:・・・(普段から歯に衣を着せない)お前が言うのか?
アトラ:レム様・・・。
翔:アトラさん、すべて背負っていて大変ですよね・・・。
数希:そして、一度アップしたものは、広がりやすいものだという認識がないまま、アップしてしまっているということがもう一つの原因だよね。たとえ、公開する範囲を限定していても、転送されて広がっていく可能性があるわけだから。たとえ危機感を感じて本人が消しても、もう取り返しがつかないくらい、周りに拡散することもあるわけだからね。
トライス:一度こう言ったことが起こると、系列店への風評被害を含めて、お店への影響は計り知れないわけだからね。お店が閉店に追い込まれたこともあるわけだし。
レム:それは本当に怖いよな。でも、その場合、投稿した本人というか、まずい行動をとった人ってどうなるんだ?
トライス:まあ、損害を被ったお店や会社ごとに対応が分かれるだろうけどね。お店が被害届を出せば刑事事件になる場合もあるかもしれないし、損害賠償を請求されることがあってもおかしくはないだろうからね。・・・動画を撮影した人を含めて。
数希:「口は禍の門」ってことわざがあるけど、これは、不用意に言った言葉が元で身を滅ぼすこともあるから、慎重にものを言うべきという意味だね。これは、現代のインターネット上でも同じことだよね。一度不用意に外に出してしまったら、なかなか取り消せないわけだから、十分に注意する必要があるわけだけど、そこまで考えが及んでいないからこそ、やらかしちゃうんだろうね・・・。
アトラ:なお、似たようなことわざが外国にもあります。
Out of the mouth comes evil. (「口は災いの元」/「悪事は口から」)
More have repented speech than silence. (「黙ることより話すことを後悔する人の方が多い」)
ですね。
トライス:アトラ、毎度、英語のことわざをありがとね。どこの国でも、同じようなことがあるってことだろうね・・・。
【表現の自由はありますが、それでも、もう少し言葉に慎重であればいいのでしょうけどね・・・。】
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