雨の週末。昨日から強い雨が続いている。おかげでいつものように、家は雨漏りが始まっている。しゃあないな、これは。なんとか今日土曜日の午後はやめには止んでほしい。雨が一杯降るから瑞穂の国であるのはありがたいのだが、日々の暮らしには困りもの。これだけまとまって降ったのだからもう良いでしょう。
先週読み始めた「興亡の世界史」の「大清国の興亡」の巻を読了。読み応えがあった。面白かった。出張の移動中に退屈することなく充実した時間を持てた。他には糖尿病に関する本も読み終え、司馬遼太郎の「街道を行く」のシリーズの一冊も終了。次の一冊に移行した。
そこで面白い発見。司馬さんって本当に博覧強記。信じられないくらいいろんなことを調べ、記憶しておられた。面白いと思ったのは戦国時代に鉄砲とキリスト教をもたらしたフランシスコ・ザビエルの出自。バスク人だったそうです。今もバスクの独立を求める熱望が強い国。20世紀にもいろんな芸術家や文筆家が独立運動に関わった国。パブロ・カザルスも強い思いを抱いた運動を起こさせる「力」のある国。
へえーっと驚いたのが第一リアクション。次回スペインに行く機会があれば別の興奮を感じるかもしれない。
スペインといえば今はアメリカ以上に経済が混乱し、不動産市場が崩壊、金融業も大揺れになっている。アメリカは昨年の第4四半期に4%弱のGDPマイナス成長だったそうで、本格的な不況・恐慌の匂いがまた強まったせいか、株の下げがまた強くなった。今日の雨と同じで歓迎できないことです。
市場には今回の下げは循環的なものでなく構造的なものではとの不安感が充満。構造的だから新しい均衡に行きつくまで下がり続けると想定される。私もそんな恐怖を又持ちました。円は強くなる傾向のまま。でも買出しに出かけるほど欲しいものもないしねえ。・…オバマさんは組合を評価し強める意向だとか。これだとまた市場が下がるかも。しばらくは乱高下が続きまんな、これは。あきまへん。
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