昨日の大雨が嘘のよう。すっきりとした空がきれいに見える朝。見晴らしの良い所に行くと富士山がきれいに見える。おまけに朝6時半には空が明るくなる時期になったので明るさが早くから満喫できる。冬至から一か月と10日ほど経つのだから当たり前といえば当たり前だが、嬉しいと思う気持ちは毎年変わらない。
一月の自動車販売が対前年で3割近く下げる傾向が続いている。ここ数カ月のトレンドは下げ止まりからほど遠い。先日も書いたけど、道路の交通量が減っていることにも正確に反映されている。全体的な景気が冷え切っている。Davosに行って麻生首相が内需を喚起すると言ったらしい。各国がこれに努める必要があると言いたかったようで、その趣旨は正しい。だけど、今の日本でどうやって内需を喚起するのか。まさか例の一時給付金がその切っ掛けになるとは思っていないだろうが、今更伝統的な箱もの行政で道や建物を造っても内需は喚起されない。
国民が金を使おうかと思うような導きの策。その気にさせる策が求められる。財政を上手に使っていかないとこれは実現しない。うまくやれるかどうか、不安に駆られる。やっぱり解散・総選挙が一番の内需刺激になるのではと今更ながら思えてくる。
不景気が続くからトヨタをはじめ各社が役員賞与を減額したりやめたりする。対してアメリカの金融機関は政府から援助をもらいながらもボーナスを払ってオバマ大統領から「恥を知れ」と言われた。この感覚は大変まっとうでよろしい。この素直な感覚がMain Streetの感覚で、Wall Streetの感覚は明らかにずれている。ずれまくっている。なんでここまでおかしくなったのか、一度研究する価値がありそう。(所詮、人間の欲と業だとの結論になるだろうが、もう少し詳細な分析をしてみるということです)
わが日本の健全な感覚を維持しながら内需をどう喚起するか、大切な論点です。まずは自分から始めましょうかね。
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