いやー、驚きました。ビックリの事象です。いくつかあるのですが、興味のある順番に。
まず、昨日の阪神ー巨人戦。久しぶりに地上波で中継しているので龍馬を見ずに野球を見ていた。城島がホームランを打った。そうか、6-1か。でも今年も阪神はピッチャーが弱いと言うから安心はでけへんな、と思っていたら、その次の回にあっという間に点を4点も入れられまた一点差。そしてワイルドピッチを城島が後逸する間に同点。あーあ、阪神らしいなと思うて龍馬に切り替える。そして早々と寝る。
それが今朝のウエッブニュースを見たら阪神が勝ったという。へえっ、あのままズルズルとはいかへんかったんや。今年の阪神はついとるな。まあ、まだ始まったばっかりやしどうなるかは分かりまへんけどね。若手もエエのが何人がおるようやし、城島も気張ってるみたいやしねえ。でもビックリしました。
ビックリの二つ目は昨日の石川遼君。3日目までの成績では大したことなく最終日で少しは上位に食い込めるかどうかが課題かと思っていた。それがテレビの中継が始まったところで何となんとトップに立っている。エエッ?しばらくして彼のスコアが出てきたら、初めからバーディーのオンパレード。12アンダーやて?きっとコースでの記録に違いない。丸山をはじめ各プレーヤーは置き去り。時代の変化、進化を見せつけた感じですね。恐ろしいプレーヤーです。
その点ナカナカ置き去りが起こっていないのがビジネス界。その途中の事件かもしれませんが、最近の富士通を巡るトップ交替にまつわる不祥事。スキャンダルとして面白いというのは不謹慎かもしれませんが、あのクラスの企業でこんな事が起こるのは全くのビックリ。私は内実は全く知らないので何とも言えませんが、どっちが正しい路線を歩んでいたのか。どっちもどっちなのかもしれませんけどね。でも何時までも引かずに院政を敷く老経営者が多いのは日本の経済界の問題の一つ。反対に社会的に問題のある連中と付き合っている経営者というんもあかんしね。
セイコー舎を巡り、和光の経営不振を放置したということでトップの解任。これも遅すぎたのかもしれん。これなんか老経営者が実権を離さなかったことの弊害の代表例みたいなもんとちゃうやろか。以って他山の石とすべき企業・経営者は一杯いるんではないでしょうか。
大体、今の日本は年寄りが幅を利かせ過ぎ。団塊もエエ歳になってきたしな。お蔭で若者が弾き飛ばされて、苦労させられている。何も年金や保険の負担だけのことではありません。年寄りが会社を離れないから若者が企業社会からはじかれてる。そして経済力がないから草食動物なんて言われる存在になってる。これは若い人たちが可哀想というだけでなく、社会としても極めて不健全で大問題。この辺の構造も含めて変えて行かんとあかんのに、とにかく日本社会は変化への拒絶が大きい。おまけに鎖国スピリットも強烈やし。
この2-3日いろんな妄想を逞しくしたけど、この辺の構造改革に取り掛からないと強制的に経済的な災難が起こり構造を変えてしまうことになる。自律的に変える能力を発揮すべき時なのですがね。やれるんかいな、わが民族は。
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