先週の金曜日にGS社が検察の捜査を受けるとのニュース、そしてボルカーさん提唱の新ルール適用の可能性などの状況を受けて大幅下落したNY市場。今朝の新聞で昨日のNYの結果が報道されていた。100ドルを超す大幅な上げで金曜の下げをほぼ戻した形。景気の足腰が強そうだとの統計が効いたとか。やっぱり足元元気なアメリカということですかね。何といっても人口は増えてるし、そうなると若者を中心にいろんなものを買いますからね。家から始まり、車、服、食糧など需要が底堅い。この辺が日本と違うところ。
日本の統計で、やっぱりな、と思ったのが生命保険の契約高が20年ぶりに1000兆円を切ったという統計。日本は生命保険に非常に適した市場です。ミドルクラスが圧倒的多数で、保険を買う余力がありつつ、万が一の時のリスクをカバーしたいニーズも高い。多金持ちなら保険なんか要りません。貧乏なら保険なんか買えません。
この日本的ニーズにピッタリの生保。それもついに20年ぶりに1000兆円を切ったとは。若い人が減ったので万が一のニーズが社会全体では減ってきたということ。おそらくそれに加えて、若年層の保険加入率も下がっているのとちゃうやろか。これにつれて保険のセールスの人たちも減ったに相違ない。おまけに資産運用は厳しいから会社の経営も難しいところやろう。そんな中、第一生命の株式会社化で1兆円の現ナマが世間に出まわったのはとってもプラスの貢献と言うべきやろ。というか、これだけマイナス成長する市場だけではどないもならんから、成長市場に出て行くM&A何かをやるためにも株式会社にしとこうと言う戦略やったのですな。よーーく分かります。
で、今日は鳩山さんが沖縄に出かける日。対話がどうなるか、見もの。旨く事が運ぶ筈はないけど、本人はどう反応するのやろ。如何に鈍い人でも今度だけは嫌な思いをするに相違ない。最近、顔つきがチョット厳しくなってきた印象もあるしね。昔はもっとノー天気な顔をしておられた。また、何か爆弾失言が出てくるのやろか。
失言といえば、先日のイギリスはブラウン首相の失言は大きなインパクトになった。これで選挙もほぼ決まりということか。でもあの失言、気持ちは分かりますよね。
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