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まず、読書に入る前に、流れを説明します。
1 読書する前の自分
↓
2 読書( 普通の作文なら、ここは自分の体験 )
↓
3 読書し終えた自分
↓
4 作文を書く
僕が、特に注意している点は、
1の自分と、3の自分が変わることを、
読む前に意識してもらうことです。
そんなに複雑なことを言っているのではありません。
読んでいく中での、
自分の感情の変化を意識してもらうということ。
そのために、心に留まった場面のページ数と、
簡単な場面説明(2・3行程度)をメモしてもらいます。
そして読むときには、リラックスして、
じっくり読むように言います。
それは、感情の変化の認識に集中してもらうため。
読み終わった生徒は、自分のメモを見ます。
すると、
「 先生、もう一度、読みたい!」
と言うんです。
読む前は、
「 こんな分厚い本、読みたくな~い!」
って言ってたのに。
そして、2回目の読書を始めます。
読みながら、今度は、1回目にメモした場面に、
自分の感情を付け加えながら、読んでいきます。
それを見てみると、1回目より、自分の感情の認識が、
明確になっています。
国語の問題文を、制限時間内に読むといった、
義務的な「読む」ではなく、
味わいながら、自分の感情を意識しながら、読む体験をする。
そんな感じでしょうか。
そして、最後に、そのメモをまとめて、作文にする。
もちろん、アドバイスを与えながら、一緒に考えながら、
時間をかけて書いてもらいます。
子どものころはあまり本を読まなかった人が、
大人になると、本を読むようになる。
こういった人は結構いると思います。
それは、小説ならば、読むことによって、
その主人公に自分がなりきれたり、
また、ビジネス本であれば、今まで知らなかったことを、
読んだ後に、それを仕事に生かせる。
そういったメリットがあることを知っているからだと思います。
そう、そのメリットを体験すれば、
子どもは自分で本を読むようになると思いますが、
それまでが、大変なのです。
自分の体験を詳しく思い出すこと。
それから深く考えること。
自分の体験から、何かを学ぶということ。
読書感想文に取り組む前、
身につけなければならないことは、たくさんあります。
そして、それから、読書をし、作文を書くまでは、今回、述べた通り、
これまた、それなりのことをしなければならない。
その準備をする助けをすることなしに、
いきなり読書感想文を子どもに強要するのは、
無理なことを押し付けること。
反って、子どもは本を読みたくなくなるでしょう。
僕の考える、読書感想文攻略の鍵とは、
それまでの準備を、時間をかけて整えることです。
最後に、あくまでも、この記事内容は、
まだまだ、未熟者の僕の考えであり、
まだまだ、改善したいと考えております。
もっと良いものなれば、また記事に書いてみようと思います。
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