PR
帰省6日目。 それまで実家にはたくさんの人が来てくれました。
姉、義兄、甥(6ヶ月)、妹、義弟、甥(9歳)、
僕が大学卒業後、2年間、コンビニで働いていたときからの親友 T 、
そのTがいつからか連れて来るようになった、Tの高校以来の親友 I 、
他にも、僕が子どもの頃から、温かく見守っていてくれた、
近所のおじさん、おばさん、お兄ちゃん、お姉ちゃん。
そしてこの日、親父の高校以来の親友、
Fおじさんとその家族が 来てくれました。
Fおじさんの奥さん、Sちゃんは、
(幼いときにすり込まれ、「Sちゃん」以外では呼べない・・・)
おふくろが親父と知り合う前、
ある化粧品会社に勤めていたときの同僚です。
FおじさんとSちゃんは、親父とおふくろの結婚式で、
お互い友人として出席し、それがきっかけで結ばれたのです。
両親が留守で、僕たち子どもしかいないときでも、
ふらっと突然やって来て(車で2時間ほど離れてます)、
Fおじさんはビールを飲みながら、
僕たちはSちゃんの作ってくれたご飯を食べながら、
よく、両親が帰ってくるのを待ったものです。
以前の記事( これ と これ と これ と これ と これ )でも書きましたが、
5年前、現在仲間と共同経営しているこの塾を起業したことで、
奥さんのご両親に、 「娘さんと結婚させてください!」 という、
あのメチャクチャ緊張する 「あいさつ」 に行くタイミングに
非常に悩んでいました。
収入が全くない今、「あいさつ」に行くなんて無責任だよなぁ。
でも、付き合って5年も経ってるのに、
「娘さんと結婚したい」という意思を示さないのも不誠実だよなぁ。
するとFおじさんが実家に来て、久しぶりに飲もうというのです。
いつものように、Fおじさん、親父、僕、3人で飲み始めました。
「 つばさ! 今日はお前のために飲みに来た。
話がある! ここに座れ!」
僕はFおじさんと親父の前に正座しました。
「 お前、Kちゃん(奥さん)と結婚したいんじゃろ?」
「 はい。」
「 じゃぁ、ご両親の所へあいさつに行ってこい。」
「 うん、それは分かっとるんじゃけど、まだ経済的に・・・」
「 いや、行ってこい! お前がKちゃんと結婚したいんなら、
あいさつに行くのが筋じゃろうがぁ?
Kちゃんのお父さんにぶん殴られてもええじゃないかぁ。
Kちゃんのために殴られるんじゃろ? 立派なことじゃろうがぁ。
お前が筋を通したら、親父とワシ(俺)がなんとかしちゃるけん。」
僕は「あいさつ」に行く決心をしました。
「あいさつ」を終えて1ヶ月後、両家両親の顔合わせが
名古屋で開かれたのですが、僕の家からは、
親父、おふくろ、Fおじさん、Sちゃんが出席したのです。
すると奥さんのお父さん、
「 つばさ、お前はいいなぁ。いくら親の親友でも、
両家顔合わせにまで出席するなんて、聞いたことがない。
お前には、親が4人もいる。大切にしろ!
俺とお母さん合わせると、これからは、親6人だなぁ。
ハッハッハッハッハァー」
本当にそうです。 僕には親が6人もいる。
このことを考えると、見えてきた、
はっきりと見えてきました、僕の「軸」が。
つづく・・・。
あぁ、友よ 2020.05.16
知り合って25年 親友の復活 2018.08.04
中学生の子どもとのコミュニケーション … 2018.07.25