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ただ単に成績が上がったことで起こるやる気は、1時的なやる気。
ここからが本当の勝負の始まり。
その1時的やる気が持続し、
そのやる気自体が成長するかどうか?
やる気を継続させるためには、目標を持つしかありません。
そして、ある目標をクリアしたら、
また新しい目標を立てるしかありません。
目標を持てば、やる気は継続するのに、
何故子どもにとって、目標を持つことが難しいのでしょうか?
それは、目標を設定するときに、必ず必要なことがあるからです。
それは、 未来を見ること。
未来といっても、目標をクリアするという未来よりも、
もっと先の未来です。
「何ですかこの成績は・・・。次のテストで、○○点とりなさい!」
大人が子どもに対してよく言うことだと思います。
この言葉だけでは、子どものやる気を促す効力が少ないのは、
誰もがご存知のはずです。 それは、目標の先の未来を、
子どもが見ることができないからです。
その先の自分がイメージできないからです。
こんな話を聞いたことがあります。
仮に、あなたが3億円を手に入れることを目標として、
もし、3億円手に入れたら、どうしますか?
という質問に対して、答えは2つに分かれるそうです。
A 家を買って、車も買おうかな? 残りはとりあえず貯金します。
B その3億円が、10億円になるように努力します。
AとBの決定的な違いは何なのか?
それは、Aのように答えた人は、実際には
「3億円手に入れる」という目標を
持っていない人が多いのに対して、
Bのように答えた人は、実際に、
「3億円手に入れる」という目標を持ち、
それに努力している実業家が多いということだそうです。
確かにそうですね。
「10億円手に入れる」という未来を見ているから、
現実に、「3億円手に入れる」という目標を持つことができる。
僕から見て、 この人は、何て凄い目標を持っているんだ!
って思える人は、 僕なんかが見えていない、
その目標の遥か先が見えているんですよね。
勉強においても、同じことが言えると思うのです。
初めは近い未来でいいと思います。 近い未来を想像して、
その前にやるべきこと、つまり目標を設定する。
そして目標をクリアすれば、今度は、もう少し遠い未来を見て、
そしてまた目標を設定する。
これを繰り返すことにより、目標を設定して、
それをクリアするときに伴う、
苦労の耐性が成長すると思うのです。
その耐性が成長すれば、そこからはかなり遠いと思われる未来を
見ることができると思うのです。
その未来が、 「夢」 というものではないでしょうか。
「夢」を持ちながら、それに手を伸ばそうとする人は、
それまでの目標を達成する苦労を経験しながら、
「夢」を追い続けることのできる、
苦労を乗り越えることのできる、
耐性を持っているからだと思うのです。
やる気を持続させるためには、目標を持たなければならない。
目標を持つためには、その先の未来を見なければならない。
では、子どもに目標の先の未来を見せるためには、
その未来を、 「夢」 にまで成長させるには、
どうすればいいのでしょうか?
つづく・・・。
2020年 新たな挑戦 2020.01.04
たとえ笑われても・・・ 2009.02.13 コメント(2)