PR
僕は、 「過去」 だと思うのです。
その「過去」とは、 子どもの過去と大人の過去。
子ども自身がそれまでの自分を振り返る過去。
それを自覚すれば、今現在の自分を認識し、
未来の自分はどうありたいか、
どんな自分になりたのか、考えるようになると思うのです。
未来の自分を意識し始めた子どもに必要なのは、
未来のお手本、未来の例、未来の道しるべです。
そこで、大人が子どもに語ってあげる、
大人の過去 の出番です。
当然ですが、大人は、小学生、中学生、
高校生、大学生、社会人という過去があります。
しかし、大人にとっての過去の話は、
子どもにとっては、未来になるのです。
ですから、親、学校の先生、塾の先生が、
自分の過去を語ることは、
まだ、今現在の自分を認識していない子にとっては、
自分の過去を振り返ることに繋がり、
自分の未来を意識し始めた子にとっては、
自分の将来を想像し、イメージすることに繋がると思うのです。
「夢」 を持つことに、近づくと思うのです。
もちろん、一人の人間が大人になるまでに、様々な人と出会い、
様々な人の人生に触れるわけですから、
一人の大人の過去と言えども、様々な人間の過去を
子どもに伝えることができると思うのです。
家庭でのコミュニケーションが充実している子が
学力が高いという現象は、このことも関係していると思うのです。
大人が、今現在の子どもの状況を把握し、
子どもに自分の過去、
つまり、子どもにとっての未来の例を
語ってあげること。
僕はそこから、究極の目標、究極の未来である
「夢」を、子どもが持つことができると思うのです。
つづく・・・。
2020年 新たな挑戦 2020.01.04
たとえ笑われても・・・ 2009.02.13 コメント(2)