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自分の過去を振り返り、今現在の自分を認識し、
これからの自分の未来をイメージする。
これを子どもができるように、当塾では、2つのことをしています。
まず一つ目は、教科を問わず、
授業の中で、子どもの過去、未来に相当する、
僕の過去( もちろん、僕の人生に関わった人の過去も含みます ) を話します。
これに費やす時間は、普通の塾講師の方と比べると、
僕はかなり長いと思います。
授業料をもらっているのだから、
その教科に関係のない話をするのは、
おかしいんじゃないか?
そういう御意見もあるかと思われます。
しかし、僕は、「関係ない」とは考えていません。
僕は、絶対に必要だと思うのです。
中学生時代は、思春期であります。
女の子であれば、お父さんと、
男の子であれば、お母さんと距離をおきたくなる年頃です。
よく3者面談にて、お母さんが言われること。
小学生の頃は、学校であったいろんなことを
話してくれたんですが、 中学生になってから、
全く話してくれないんですよぉ。
なんだか寂しくってぇ・・・。
男の子はこういうもんなんですかねぇ?
そうですね、僕が中学生の頃、
家では母親とよく話しはしましたが、
授業参観日などで、学校に母親がいるとき、
同級生、特に女の子の前で、
母親に子ども扱いされるのが、 すごく嫌でした。
「カッコ悪い!」
少なくとも公の場では、
母親と距離をおきたいと思っていました。
ましてや、恋愛、友人関係など、
話したくない中学生は多いでしょう。
しかし、思春期というのは、
子どもから大人へと変わっていく途中。
精神的には、大人と比べると、
まだまだ経験が少ないのが当然です。
だから、中学生は中学生なりに、
悩みを抱えているのだけれども、
まだ経験が浅いがゆえに、
道を踏み外しそうになるときもあります。
もちろん、そんなとき、悩みは悩み、勉強は勉強と
割り切れないのが当然で、生活の中でのあらゆる動揺は、
明確に、勉強にも表れるのです。
ですから、子どもが何かに悩み、
そのことだけしか見えていないとき、
僕の過去を話すことは、子どもが見落としている大切なこと、
親御さんの愛情、先生の愛情、友人の友情、
そして今現在の自分を 認識させ、
未来に目を向けさせることだと思うのです。
授業時間内でどれだけのことを、
子どもの頭の中に詰め込むか?
これにこだわっていた塾講師駆け出しの頃と比べても、
僕の経験話を入れながら授業を進めている今の方が、
結果は良くなっています。
それは、結果を出すまでの内容、
つまり、過程が改善されているからです。
同じ結果でも、誰かに命令されて、
嫌々やった結果ではなく、
自ら自分のことを考えて、勉強に取り組んだ結果。
そういう生徒が圧倒的に増えてきました。
子どもが、自分の過去を振り返り、
今現在の自分を認識し、これからの自分の未来をイメージするために、
僕がが行っていることは2つ。
今回は、その中の1つ、
講師が自分の経験を子どもに語ること
について述べさせていただきました。
2つ目は・・・。
つづく・・・。
2020年 新たな挑戦 2020.01.04
たとえ笑われても・・・ 2009.02.13 コメント(2)