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数年前、その当時から、
コイツには敵わない!
と思った教え子がいます。
彼は、授業中、明らかに他の生徒と違います。
普通の生徒は、授業中、板書内容は、ノートをとります。
そこから成長した生徒は、僕が口にしたことまで記録します。
しかし彼は他の生徒のノートと比べると・・・・・・・・・・・・・・・
半分ほどしかノートをとらない!!
僕は、そのことについて、何も言いませんでした。
それは、彼が必要だと思う部分はノートをとり、
必要ないと思うことはノートをとらない。
その判断が、しっかりできていたからです。
授業を聞きながら、彼はそれと同時に、
必要か、必要でないかを判断していたのです。
では、彼は何を基準に判断していたか?
授業内で、理解したことが、
自分の頭の中に刻まれたかどうか?
刻まれれば、ノートをとらない。
十分に刻まれなければ、ノートをとる。
この判断を毎授業していたのです。
たぶん、普通の生徒であれば、
頭に刻まれているかいないかを判断するのは
あるテストへ向けてのテスト勉強中でしょう。
しかし、彼は、毎授業です。
彼にとっては、授業を受けることと、
テストを受けることの意味が、
極めて近いのです!
毎授業、テストみたいなものなのです!
だから、授業中の彼の目、
あんなに真剣で、僕に突き刺さるような真剣な目、
そんな目をしている生徒は、今だかつて彼だけです。
県内の殆どの生徒が受ける模擬試験。
数学が最も平均点が低く、難易度も高いのですが、
彼は100点満点!!
これは、誰もが直ぐに真似できることじゃないので、
この記事を見ている生徒さんは、
勘違いしないでくださいね!
でもね、 最も大切なことが学べるんですよ。
なぜ彼がこういう授業の受け方ができて、
もの凄い結果を残せるのか?
当時、僕は彼に質問しました。
お前の授業の受け方は凄いなぁ。
どうして、そういう授業の受け方をするようになったの?
だって、先生。
俺が目指す高校、進学校の中の進学校でしょ?
通うのには、電車でかなり時間がかかる。
毎日、往復することを考えると、学校から近い人に比べて
家で勉強する時間がどうしても短くなるじゃん?
だから、今から、授業内容を家でどうにかするっていう甘えを
少なくしておかないと、勝負できなくなるじゃん!
そう、彼は絶えず頭を動かし、
思考を止めない努力をしていたのです。
高校へ進学してからの自分のことを考えて、
中学生のときに、何をしなければならないのか、
考えて、行動し、結果を出すことができるほど、
普段の生活の中で、頭を動かして生きてきたのです。
椅子に座り、机に向かうだけが勉強ではなく、
生活の中で、絶えず考えることも、勉強なんです。
時間は1日24時間、限られてるわけだから、
人生の長さも限られている。
であるなら、
いかにその限られた時間の中で、
頭を使い、考えることが大切か。
彼から、そこを学ぶべきだと思うのです。
彼は、今、有名国立大学の○年生。
うまく頭を使い、大学生活を思う存分、
楽しんでるみたいです。
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