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今まで、何度も記事中に書かせていただいておりますが、
僕は小学生の頃から高校を卒業するまで、
剣道に打ち込んでおりました。
その剣道の教えの中に、
「礼に始まり、礼に終わる。」
というものがあります。
読んで字のごとく、稽古、試合、剣道は1対1で行われます。
稽古でも、試合でも、相手と竹刀を交える前には、
必ずお互いが礼をします。
終えるときも、同様に礼をします。
それは、年齢や、取得している級や段の差は関係ありません。
何故、剣道は、 「礼に始まり、礼に終わる」 のか?
剣道のもとは、武士からくるもので、
武士は、主君、家族のために、命をかけて戦に挑んだ。
命にかかわるわけだから、戦本番に備えて、
日々、訓練を積まなければならなかった。
一人で修行することも、もちろん必要であったが、
実践に活かすためには、
どうしても敵役となる相手が必要だった。
もちろん、真剣で切りつけてしまえば、最悪の場合、
味方が死んでしまうので、そこまではしないまでも、
相手との訓練は、より実践に近い状態で行わなければ、
戦で通用するかどうか分からない。
だから、味方が相手の訓練といえど、
生傷が絶えない訓練、修行になった。
お互いの自己を鍛えるための稽古は、
お互いを傷つける可能性がある。
それをお互いが了承し、
そんな場を与えてくれる相手に対して
お互い敬意を伝える必要がある。
だから、その前と終わりには、必ず礼によって
お互いに敬意を表した。
道場、先生、そして相手、
自分を鍛える場を提供してくれる全てのものに対して、
敬意を表すのが礼である。
僕は剣道を通して、そう教わった。
挨拶や礼儀が何故、大切であるのか?
それは、人間一人では生きていけないから。
自分以外の全ての人、動物、自然があるからこそ
自分という人間は生きることができる、
そういう敬意の念と感謝の気持ち、
それが 挨拶 であり、 礼儀 なんだと思います。
塾講師としてではなく、一人の大人として、
子どもたちに伝えていかなければならないことだと
つくづく思います。
おわり。
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