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辻井啓作

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 知人に聞いたのだが、都市近郊の農家でもっとも効率的な作物はいちご、それもいちご狩りが一番儲かるらしい。
 考えてみれば、ハウス栽培できるし、相手が交通費を払って自ら摘みに来てくれるし、手間がかからないとは言わないが、しっかりした販売促進と接客ができれば、かなり効率的に儲けることができそうである。

 今回の企画は、都市近郊の農家を対象としたいちご狩りのビジネスパッケージの販売である。
 都市近郊に農地を持っている農家を対象として、いちご狩りに必要な農業資材と栽培ノウハウ、販売促進方法をパッケージで販売する。感覚的にはフランチャイズチェーンに近い形だ。
 勝手な予想だが、農家が新しい作物に挑戦する、しかもハウス栽培のように大規模設備を要するものである場合には、新たに店を出すのと同じくらいのリスクがあり、ためらいを覚えるのではないだろうか。もちろん、常に新しいリスクをとらないと成長がないのは、農家も企業も同じだが、そこには収支の予想なり、アドバイスがないと踏み切るのはなかなか難しいのだろう。
 そこでそれらをパッケージにして、当初の費用と、収支の予想、回収期間などを目に見える形で提案する。特に農業の場合には販売促進という感覚があまりないが、いちご狩りのような観光農業ではその要素は欠かせないので、十分に支援するのだ。こうすることで、農家はリスクとリターン予想が目に見え、かつ不安が低減されて決心することが可能になる。要するに、参入しやすくなるのだ。

 以前にいちご狩りに行ってみたくて、インターネットで探してみた。東京から自動車で1時間エリアにはあまり農場がなく、けっこう千葉や埼玉のはずれの方まで行っているようである。
 要はそれより東京に近いエリアに作れば、お客さんを止めることができる。他の大都市圏でも同様だろう。案外市場が広いように感じている。






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Last updated  June 5, 2006 03:16:31 PM
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