あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2016年08月22日
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カテゴリ: ニュース

 エチオピアでは政府が首都アディスアベバを拡大すると提案した昨年11月以降、首都の周囲にあるオロモ族の住む「オロミア州」での立ち退きを求める動きが激しくなっている。総人口(約9696万人)の4割を占める最大の民族ながら政治の中心から遠ざけられているというオロモ族の不満も重なり、抗議行動が起こり、当局が鎮圧に実弾を使うなど400人以上が死亡したとの情報もある。
 リレサは「政府はオロモ族を殺し、土地や資源を奪っている。親戚も投獄されている。ポーズを取ったのは、どこにいようとオロモ族の抗議を支持しているからだ」と述べた。
 国際オリンピック委員会(IOC)は「五輪での政治的な宣伝活動の禁止」を定めた五輪憲章第50条に抵触するとして調査することにした。違反と認定されれば、リレサは失格となり、メダル剥奪となる可能性がある。IOCの制裁についてリレサは「私には何もできないし、そうなったら仕方がないと思う。自分の国で抗議することはとても危険なことなのだ」と話したうえで「エチオピアに帰国すれば殺されるかもしれない。家族や友人と相談するが、別の国に行くことになるだろう」と語った。
 エチオピア政府は今月初め、「抗議活動は国外の敵対勢力と結託したもの」との声明を出しており、ケニアの首都ナイロビ発の報道によると、エチオピアの国営放送はリレサのゴールシーンを再放送していないという。【毎日新聞ネット版から引用】




 エチオピアといえば、1964年の東京五輪の際のアベベ・ビキラ氏を思い出しますが、現在の国情はとんでもない状況なんですね。社会主義国家だったり、一党独裁政権だったり、なんだか複雑なようで、そういった状況が現在も続いているような感じですけど、今回のリレサ選手はよく五輪に参加できたものだって思いました。

 本文にもありましたが、五輪での政治的な宣伝活動は禁止されていることから、今回のことがそれに辺のかどうかわかりません。もし、禁止事項にあたるということになれば、せっかくのメダルも剥奪されてしまうわけですが、本人はそれであっても仕方ないと考えているようです。全世界の人に、エチオピアの状況を知ってほしい、そういうこともあったのかもしれませんけど、それはそれでなんだかかなしいものです・・。

 リレサ選手本人は、エチオピアに戻れば投獄されるか、最悪の場合死刑になってしまうかもしれません。っていうことは、どこかの国に亡命するとか方法があるかもしれないけど・・・。こういう時に有効な手立てを打つべく活動するのが国連のはずなのですが、今の事務総長って・・・、あぁあの国のヤツね。そりゃ無理だわな~

 話を戻して、全世界が注目した五輪の中で、そんな裏事情があったなんてね・・・。なんだか気になるし、考えさせられるものでした。





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最終更新日  2016年08月22日 22時59分18秒
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