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ちょっと雰囲気のある通路ですね。映画のワンシーンにでてきそうな感じ、何か事件が起こりそうな感じとか・・・。
そんな雰囲気のある通路の奥に、懐かしいものを発見しました。私の年代以上の方ならそう思われるのではないでしょうか。
電話ボックスです。かなり懐かしいものですけど、いかがでしょう?
今は電話ボックス自体が撤去されているところもあるのですけど、現在見かける電話ボックスはアルミ素材等軽量の素材でガラス張りのものですよね。昔はこのような鋼製の見た目にも丈夫なものでした。
この日、アイボールした幹雄319さんに扉を開けてもらいました。中は今の電話ボックスとそんなに変わりはないですよね。電話機そのものはかなり古いもので、青電話で受話器部分は黒、プッシュホンではなくてダイヤル式ですね。
私が4歳まで住んでいた大阪市内のアパート近くにこの電話ボックスがあって、かくれんぼには絶好の隠れ家になっていました。そんな使われ方するからガラス張りになった、というわけではないでしょうけど、やはり防犯上の問題があったのかもしれませんね。悪いことを考えるヤツはこの中に潜んでおいて、人を襲うなんてやりそうですもんね。
ところで、表題に書いた「丹頂」ってなんのことか? これは「本体が白」「上の部分が赤」というスタイルが丹頂鶴に似ているからそのように呼ばれていたんですね。 NTT
の HP
によると、これは1954年に登場したものだそうで、今回の新横浜ラーメン博物館のコンセプトである「1958年当時の街」にぴったりなものですね。ちなみに、全面ガラス張りのものは1969年から広く使われるようになったそうです。
それにしても、使いこなされたようなさびの具合も再現されていて(それまでどこかで使われていたのを大切に保存されていた?)、この通りの雰囲気をつくっているのはいいなぁって思いました。
先にも書きましたが、私は実物で遊んでいた(←よいこはまねしないでね)のですが、今では写真でしかみることができないと思っていました。鉄道の駅前の写真にはこの丹頂の電話ボックスが映っていることがあり、遠い昭和の記憶って思っていたら令和の世にもちゃんとこのようにあるのは懐かしいし、いつまでも維持してほしいなぁって思いました。
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