さすらいの天才不良文学中年

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ベトナムビール、バーバーバー 缶詰バー

ベトナムビール、バーバーバー

 人生の師である達人に連れられて、旨いベトナム料理を食いに渋谷まで出かけた。


バーバーバー


 で、出てきたビールがバーバーバーである(写真)。なに、ベトナムのビールのことでバーバーバー・ビールと呼ぶ。どうやらバーとは3のことらしい。ちなみにベトナム語でお嬢さんのことをコンライ、ありがとうをガムンというようだ(お嬢さん、ありがとう=コンライ、ガムン)。

 バーバーバー・ビールは少し苦味があり、癖がある感じがするが、アジア系のビールは皆それぞれ特徴があって旨いと思う。中国ではチンタオ(青島)ビールだし、シンガポールではタイガー・ビール、タイでは有名なシンハ・ビールだ。特にチンタオ・ビールのカラメルのような香りは慣れると病みつきになりそうである。

 おいらは、現地に行くと現地の酒を飲むのが好きだ、それは食事に限らない。やはり、地元に合うものが一番美味しいようである。



話題の缶詰バーに行く

 今年に入り、都内でも缶詰バーが誕生した。


缶詰バー1.jpg


 新聞記事になるわ、テレビのバラエティー番組(サンデージャポン)でも取り上げられるわなどで、何じゃこりゃである。

 百聞は一見に如かず、訪問することにした。


缶詰バー2.jpg


 何、そんなに大した話しではない。いつもの探検隊メンバーと集合することにしたのである。写真上はクリーンブラザーズ「mr.kanso」神田店である。

 中に入ると、確かに缶詰だらけである。しかも、テーブルにドラム缶を使ったりして、設備投資は最小限に抑えている。カンソ(=簡素)でもある。

 缶詰は世界中から集めており、ビールも世界各国のものを揃えている。おいらが注文したのはベルギーのサクランボ・ビール。


缶詰バー3.jpg


 甘みがあって不思議な味である。そう云えば、タモリの番組でフルーツビールの特集をやっていたなと思い出す。

 缶詰の値段は缶詰の裏側に色の付いたシールが貼ってあり、色によって値段が違うと云う、回転寿司の皿と同じ原理である。考えたものよのぅ~。

 そして、自分で選んだ缶詰を店のギャルソンに手渡すと、缶詰を開けてくれ、温めた形で出してくれるのである。


缶詰バー4.jpg


 とまれ、立ち呑みバーよりはリッチな感じである。しかも、レトルト缶カレーやサトウのご飯もあるので食事も可能。集まった3人で缶詰を肴にひたすら酒を飲みながら、勘定は一人当たり約3千円。物珍しさもあって愉しく過ごすことができたのぅ。

 感想。この手の店は話題のタネになるとは思うのだが、缶詰だけでは売りが弱いかも知れない。リピーターが付くかどうかが鍵で、今後、東京で広く受け入れられるかどうかの判断にはまだ時間がかかりそうじゃのぅ。




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