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こちらのお話は もちろん もちろんのフィクションです。
みやびの 想像の世界のお話ですよ。
事実ではございません。キッパリ!
あら?どこかで見聞きしたようなお話? なんて思われても
それは きっとね 気のせい。うふ。
時々 不適切な表現があっても そこはやさしくお許しを
あ、ちなみに 後半の詩は 一応 みやび 詩人ですし
詩 書いちゃってるんですけど 物語のちょっとだけの伏線ですの。
では みやびの世界を くすっと 笑ってくださいな。
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***
庶務課の課長と地味パトさん。
何をどうモメていたんでしょう?
<自分の時給が安い、と>
<ママ友とこの間時給を比べっこしたら>
<同じような仕事をしてて>
<ママ友さんのほうが高かったらしい>
<そして>
<今の時給の1.5倍くらい欲しい、と>
え、やだ。
だって、地味パトさん、お仕事できないので、各部署をタライ回しされて、
ようやく庶務課の「ショムニ」のお仕事で、なんとか在籍させてもらってるのに。
そうゆうのって、ご自分でわかっていらっしゃってないのかしら?
実は、地味パトさん。
庶務課に行きつくまでに、数々のお仕事での失態が・・・
失態その1
伝票を入力をしていた時期に、10ロット入力しなくてはならないところ、8ロットで「終わりました~」と言って残りを入力を忘れてしまったため、その後、いろいろ合わなくて、しかも原因がわからず(まさか、地味パトさんが入力してないものがあるだなんて想像もせず)大変だった。しかし、地味パトさんは自分は関係アリマセンと、涼しい顔をしていた。
失態その2
50枚ずつの束にしてください、とお願いしたのに、54枚の束だったり、49枚の束だったりで、「数えなおす、確認する」という作業を怠ったので、後々、大変だった。もちろん、地味パトさんは自分は関係アリマセンと、涼しい顔をしていた。
失態その3
必要な書類をオフコンから出力する仕事をしていたときに、プログラムの関係上、1回しか出力されない書類があるのに、それをヘンなところにしまいこんでしまい、「必要な書類が、ない!ない!ない!」と大騒ぎになって、その後、大変だった。もちろん、地味パトさんは自分は関係アリマセンと、涼しい顔をしていた。
失態その4
社員から預かった書類を、チバちゃんに提出して、その後、外部に出さなくてはいけない書類があったのだが、いつまでも地味パトさんが自分で持っていて、社員は出したっていうし、チバちゃんはもらっていないっていうし、その後、大変だった。もちろん地味パトさんは自分は関係アリマセンと、涼しい顔をしていた。
失態その5
アルバイトさんの給与計算の補助をしていたときに、リストを見事に1行ずつズラしてしまい、20人以上のアルバイトさんたちに、違う金額の給与を支払ってしまって、足りない人、多く払い過ぎてしまった人、などなどあり、その後の処理が大変だった。こんな大変な失態をしておきながら、もちろん自分は関係アリマセンと、涼しい顔をしていた。
と、とにかく、お仕事が雑で、再度確認するってことが、どうやらできていないようで、でも、自分では、「お仕事できます!」って妙な自信がおありのようで、手が付けられないオバサンです。
それに、こんなにいっぱいの悪行をしていて、
それなのに 一度も謝らない ズーズーしさ
とういう有様なのです。
地味パトさんに「これ、ちょっと違うんですけど・・・」と言うと、
「あ、」の一言だけでの、“必殺ズーズーしさ”の技で終わらせてしまうのです。
庶務課女子社員ちゃんのラインは続きます。
<しかも、賞与のことも言ってました>
な、なんと!賞与にもケチつけてたんですかっ!
だって、地味パトさんはパートでの採用で、雇用契約書には、「賞与なし」で採用されているんですけど、上司の方が、「社員はもらっていて、パートさんがないのはかわいそう」という温情で賞与ももらっているのです。
しかも、「寸志」とか「金一封」とかいう金額ではなさそうなのです。
それなのに、賞与に対して、何の問題があるのでしょう?
庶務課女子社員ちゃんからのラインの続きを読んでみると、地味パトさん、ズーズーしさ満載の様子だったのでした。
つづく。
***
「無風空間」
できるだけ
巻き込まれないように
望む は
わたしの まわりは
無風空間 で