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2019.08.28
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​​みやびの世界にようこそ。

こちらのお話は もちろん もちろんのフィクションです。
みやびの 想像の世界のお話ですよ。
事実ではございません。キッパリ!

あら?どこかで見聞きしたようなお話? なんて思われても
それは きっとね 気のせい。うふ。

時々 不適切な表現があっても そこはやさしくお許しを


あ、ちなみに 後半の詩は 一応 みやび 詩人ですし
詩 書いちゃってるんですけど 物語のちょっとだけの伏線ですの。



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***

さてさて、庶務課女子社員ちゃんのラインは、ますます核心にせまってきております。

<冬の賞与はもっともらえると思っていたのに>
<なんで、夏と同額なんですかっ>
<と、課長に食ってかかってました>

んまっ!以前から、ズーズーしいと思っていたけど、こんなツワモノだったとは!
弊社のような中小企業は、賞与とは、会社の経営状態によって左右されることが多々。
正社員の私達だって、今まで、ビックリするような(少なくて)金額だったこともあるのです。

何を根拠に、勝手に、夏季賞与より多く貰えると思い込んだのでしょう?
ちょっと聞いてみたいです。
さらに庶務課女子社員ちゃんのラインは続きます。


<私の評価は誰がしてくれるんですかっ!>
<こんなに仕事してるのにっ!>
<なんて、言ってました>

え、地味パトさん。
アナタの評価をしていいんですかね?


「自分のこと、わかっていない人って最強ですよね。」
チバちゃん、かなり呆れていらっしゃいます。
ほんとに、そう。
みやびとチバちゃんの脱力感、ハンパないです。
さらに、地味パトさんの課長への攻撃は終りません。

<だったら、どうしたら、私の時給と賞与が上がるんですか!>
<誰に言ったらいいんですかっ!>

お仕事を、ちゃんと間違えずにやっていただければいいって思うんですけど?
いろいろな部署をタライ回しされ、「 あのオバサンいらない 」と言われ、ようやくのショムニなのに?
それにしても、すごいです。
あんなにお仕事できないのに、給与賞与を上げろだなんて、堂々と恥じらいもなく真正面から、言うことができる。
これはこれで、ひとつの特技かもしれません。

<課長は地味パトさんの勢いに押されそうでした。>
庶務課長さん、何も罪はないのに、地味パトさんに攻め寄られてかわいそうです。
地味パトさんのズーズーしさに勝てるのでしょうか?

<が、しかし>
庶務課女子社員ちゃん、「が、しかし」って、どうなったんですか?庶務課長さんは地味パトさんの勢いに押されて、口を割っちゃいましたかっ?

<課長は口が堅いですし>
<ご存知の通り、口ベタです>
<ハッキリ言わない課長に業を煮やして>
<地味パトさん撤退です>

おお!庶務課長さん。さすがです。
みやびとチバちゃんの評価は、ますますうなぎのぼり。

<ところが>
いやん、庶務課女子社員ちゃん。
続きがあるんですね?
早く、早く、その続きを教えてくださいな。


つづく。


***​








「過去形」


“大好きだった”

いつから

過去形に

なって しまったのだろう​





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最終更新日  2019.08.28 08:14:21


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