生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

2018年09月19日
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​​​​​​​​​【​ 前編 ​のあらすじ】
ゆうれい騒動が持ち上がっているゼーゼマン家。
ゼーゼマン、お医者さまも来てゆうれいを捕まえようとします。
しかし、ゆうれいの正体は、ハイジだったのでした・・・。


゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜

ハイジの部屋を出た後、お医者さまはゼーゼマンと別の部屋で話をしています。



お医者さまはゼーゼマンにハイジのことを伝えます。

「夢遊病でひどいホームシックにかかっている。このままだとどうなるかわからない・・。」



お医者さまにどうするべきか尋ねます。


お医者さまの返事は

「今すぐ山に帰してやること、それしかない」

案外、鬼の形相のパパゼーゼマン

それを聞いたゼーゼマンは、

「き、きみは、あの子をみじめにやせ衰えた体で帰せと言うのかい!?
 それはダメだ!!」と変な意地を張ります。

お医者さまに良く診察してもらって、すっかり良くしてから帰そうと
言いますが、お医者さまも譲りません。

「ホームシックは薬でなおるものではない。
 今すぐ山に戻せば治る。さもなければあの子がおじいさんの所に戻るころには
 手遅れになっていたということにもなりかねない!」



「君の言う通りにしよう・・・」とお医者さまの言葉に従うのでした。



​
すぐさま、ゼーゼマンはロッテンマイヤーの部屋に行き、
出発の準備をしてほしいといいます。

「ご主人様の?」



ゼーゼマンは、ハイジをスイスの山へ帰してやることにした、
その準備をしてほしいと改めて説明をします。

それを聞いたロッテンマイヤーは、

「それはいけません。」ときっぱり。

ロッテンマイヤーは続けます。

「残念なことに、おじょうさまはあの子を大変気に入っておられます。
 あの子がいなくなったらどれだけお嘆きになるか・・・」

そして、驚愕の事実が明かされます。


「アーデルハイド(ハイジ)があまりに山の話をするので、
 おじょうさまが山に帰るのではと心配するので、
 山のことを思い出すことも、話すことも禁じたのです。」


「 何ですって!? 」ゼーゼマンは声を荒げます。


「あなたはあの子にそんな残酷なことを命令したんですか!?」


「でも、おじょうさまのお為を思って・・・・・」





「 あなたこそ! ハイジをゆうれいにした責任者だ!! 」

強い口調で責めるゼーゼマン。


「ご主人様・・・」

突然の叱責に驚くロッテンマイヤー。

「すぐにあの子のおばさんを呼んでください」

ゼーゼマンはそれ以上何も言いませんでした。




朝、

ゼーゼマンがハイジの部屋のカーテンを開けます。
ハイジはまだベッドの中で軽く寝息を立てています。

ハイジの寝顔を見つめるゼーゼマン。

「かわいそうに・・・。許しておくれ」


ハイジが目を覚まします。
「いけない」と起き上がろうとします。

ゼーゼマンは、いいんだよとハイジに言うと、
ハイジに話しかけます。

「喜んでおくれ、ハイジ。食事がすんだら、お前は山へ帰るんだ。」
​​

突然の申し出に驚くハイジ。
事情が呑み込めない様子。

「おじいさんやペーターの所に帰れるの?」

「そうだよ。」

ハイジの顔に笑顔が戻ります。

ベッドから飛び出し、部屋中をかけ回って喜ぶハイジ。

しかし・・・・・・


「ダメだわ・・・」

とすぐしょんぼりとしてしまいます。

「どうして?」と尋ねるゼーゼマン。

「私、山へ帰ってはいけないわ。ここにいなくちゃいけないの。  
 私がいなくなったら、クララがひとりぼっちになっちゃう・・」

それを聞いたゼーゼマンは心をうたれ、ひとこと

「ありがとう」とハイジに言います。

そして、もうクララをひとりにしない、毎日ついているとハイジに言うのでした。

「クララが元気になったのは、ハイジのおかげ。だから、ご褒美に山に帰っていいんだよ。
 クララもきっとわかってくれる」とハイジに言いました。


クララの部屋では、クララが嫌だ!と猛抗議していました。

ゼーゼマンは

「ハイジは都会の生活より、山の生活がぴったりなんだ」

とクララを説得します。

2度とハイジに会えない・・・と泣き出すクララ。

しかし、

ハイジが会いに来られないのなら、私がハイジに会いに行く!

と仰天の思い付きをします。

さすがのパパゼーゼマンもびっくり。

「よし!来年、春になったら必ずハイジのいるスイスの山に連れて行ってあげる」
と娘の熱意に押され約束をします。


クララはパパゼーゼマンにハイジのバスケットを持ってきて欲しいと頼みます。

ハイジの喜ぶものを全部あげたい、
ペーターのおばあさんの白パンも
おじいさんのたばこも
みんなあげなくちゃいけないでしょ





そう言って泣き出すクララをそっとパパゼーゼマンは抱きしめました。
​





セバスチャンがハイジの叔母のデーテは忙しくてこられないと
ゼーゼマンに伝えます。

ゼーゼマンは、セバスチャンにハイジを送るよう命じます。


身支度を整えてもらっているハイジ。

バイビー!チネッテ!
● 復活。よかった。​

そこにクララがバスケットを持って部屋に入ってきます。

ハイジは「ごめんね」とクララに言います。

私が無理に引き留めたの、とクララが謝ります。

クララは持ってきたバスケットをハイジに渡し
中を開けるようにいいます。

バスケットの中は、ペーターのおばあさんの白パンや、
おじいさんのたばこ、裁縫セットまでたくさん入っていました。


クララの心配を最後までしているハイジ。

クララは大丈夫といい、そして、

来年の春、ハイジのいる山へ連れて行ってもらえる、
だから我慢できるとハイジに言います。

大喜びのハイジ。

必ずきてちょうだい



玄関ではゼーゼマン家の人々が集まり、 (一応) 見送りに出ています。


ゼーゼマンはハイジに手紙を手渡します。

「大切な手紙だから必ずおじいさんに渡すんだよ」

ハイジもゼーゼマンにお医者さまにお礼を伝えてほしいと
伝言をします。

そうして、馬車は出発しました。


「クララ、待っているわよ!!」

そういってハイジは窓から顔を出し手を振ります。

クララも手を振り、ハイジを見送ります。



「さようなら、ハイジ!必ず行くわね!!」




馬車はどんどんゼーゼマン家から離れていくのでした。






【ナレーション】
山へ帰る。
おじいさんとペーターとヤギたちの待っている山に帰る。
ハイジの胸は、別れの悲しさよりも、なつかしい人や自然に会える喜びで
大きく膨らんでいました。


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いよいよツラい日々のフランクフルトから、
帰りたくてたまらなかったおじいさんの元へと帰ります。

次回、 「 なつかしの山へ・前編 」 です。

お楽しみにね♪

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Last updated  2018年10月09日 09時42分02秒コメント(0) | コメントを書く
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