つくね　　　　の　　　　日記

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2007/09/06

｢言葉｣の思い出。

(26)

テーマ：今日のツボ(260)

カテゴリ：地味ぃに笑えるちょっとしたツボ

言葉、と言っても

誰かから何かを言われた思い出ではなくて。

言葉そのものに対する思い出の話なのです。

私は、小さい頃から｢言葉｣が好きなので。

言葉そのものに意味はなくても、

その言葉に気持ちを入れることによって全然違う意味合いになったり。

ひとつの言葉からいろんな事を敏感に感じて、考えて、

時には　その言葉の悲しさや無意味さに傷ついたり

その言葉を選んだ人の想いに（勝手に）嬉しくなったり。。。

私が好き、というか、、

何とも微妙で思い出深い言葉は

矛盾むじゅん

まだ、矛盾なんて使ったことがない時。

国語の授業でその言葉が出てきた。

国語の本に出てきた内容はこんな事

昔、中国の楚の国で、矛(ほこ)と盾(たて)とを売っていた者がいた。
矛を売っている者は「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができる｣と言った。
盾を売っている者は｢この盾はどんな矛でも突き通すことができない」と言った。
それを聞いていたある人が言った。
「それではお前の矛でお前の盾を突けばどうなるか」

なぜ（むじゅん）と読み方になる。

そしてそれらを組み合わせると何らかの意味になる。。。？

それがどんな意味を持つのか謎だった。

ただの道具じゃないか。。。？

私は国語が好き（自信あり）だったので

先生が｢この問題わかる人～！｣と言うと（国語にかぎり）手を挙げる確率が高かった。

その｢矛盾｣に対する意味を先生がみんなに聞いた時も

思わず手を挙げてしまった。。。

特にその時は

クラスで賢い２、３人しか挙手してなかったので、

つい、間がさして、、、(￣∇￣;)

スっと手を挙げるのが快感だった。。。

そして

チーム｢インテリ｣の仲間に入った気分で優越感に浸っていた。

もちろん｢矛盾｣の意味は知らない。

でも手を挙げたい。

いつも挙げているから当たらないだろう。。。。。

でも、、

そんな時って　　あたるものなのだ。。。。(￣ー￣i)

私の名前が呼ばれたとき、、

心臓が止まるかと思った。。。ヽ(　￣д￣;)ノ

でも、、

手を挙げたからには答えなくてはならない。。。。

土器ドキドキドキドキドキ

｢えーっと。。。

矛は何でも突き通す。盾はどんなものも突き通せない。

そんな話はありえない訳で。。。

でも矛売りは通すと言っているし、、

盾売りは絶対無理だと言っているし、、、、｣

先生はうなづきながら

｢はい。だから、矛盾の意味は、、、

（さぁ、どうぞ答えてくださいと言わんばかりに私を見つめて）｣

｢はい。だから矛盾とは

キ～ンコ～ンカ～ンコーーーン ←授業が終わるチャイムの音

どちらかが嘘をついていると言う事です。だから話が合わない。｣

｢はい♪そうですねっ♪『つじつまが合わない事』ですねー。｣

鐘の音でかき消された私の言葉を

勘違いした先生が笑顔で言った。

ぉおおおーーー、矛盾とは

『つじつまが合わない』

と言う意味だったのか～。。。

　　　ε-(・´∀`・)ハァチャイムに救われたよぉ～

矛盾。　

その言葉を聞くとその時の気持ちが鮮明に蘇ってくる。

知ったかぶりした恥ずかしさ。

追い詰められて適当な事を言い放った切なさ。

奇跡的なタイミングで救われた運の強さ（笑）

そして矛盾（たてほこ）の言葉の謎がわかって

グチャグチャになっていた線がスっと1本になった爽快感。

生きていると矛盾だらけだ。

自分も矛盾だらけ。

温暖化だぁ、環境破壊だぁ、エコだのポコだの

誇らしげに言っているけど

本当は自分の事しか考えてないのだろうな。。。

でも、矛盾に例えるなら、、私は盾売りよりも矛売りの方がいいな、と思う。

あれ？何だかかなり脱線（笑）

あ、話がそれましたが、、

好きな言葉はあります？

その言葉はなんですか？

そして、、どうしてその言葉がすきなのですかー？

あったら（ヒマだったら）教えてください♪　

興味があります(*´∇｀*)

元旦　です。

他のみんなが｢努力｣｢根性｣とか言っている中で、、｢元旦｣

何だか言葉の響きが好きだった。

もちろん、今でも好きです｢元旦｣

元旦、と、書きたくて1月1日に届くようにハリキッて年賀状作っているのかも（笑）

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