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「上海でとんとんに出会った。」も開設633日になり この間、愛犬とんとんのことをはじめ 上海の人々や街のこと、夫のこと、子ども達のことなど 脈絡もなしに、つれづれと綴ってきました。 パソコン初心者の私が、目を白黒させながら続けてきた稚拙なブログでしたが これをきっかけに、画面上で楽しいお話が出来たり 実際に会って話せる友人も出来たりで 私自身、とても楽しませてもらいました!本当に本当に、皆さんどうもありがとう。明日、とんとんを連れて日本に本帰国する私たちですがこれを機に、「上海でとんとんに出会った。」も今日で閉じようと思います。無事にとんとんが成田空港に着いて電車を乗り継いでマンションに着いて部屋の匂いをクンクン嗅ぎ回ってご飯を食べておしっこして、すやすやと眠りにつくまでまだまだ心配はいっぱいで、胸はどきどきですが飼い主たるもの、ここでしっかりしないとね。ブログやHPをお持ちの皆さん、しばらく落ち着かない日が続くと思いますがほっと一段落して、パソコンができる環境になったら必ずご挨拶に伺いますね。さぁ、出発は明日! とんとん、いざ日本へ!
2007/03/18
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あれよあれよと言う間に、上海生活も残すところあと一日になってしまった!「上海から去る日って、一体どんな気持ちがするものなんだろう・・?」なんてずっと思っていたけれど、この分だと感傷に浸る間もなくドタバタと飛行機に乗ることになりそうだ。とんとんの「中国脱出」に向けては、かなり前から手探り状態で着々と準備を進めてきた。そして、やっとの思いで手元に揃った8枚の書類。今朝、成田の検疫にFAXでこの8枚を送って、確認してもらったところ「問題なし!当日、これらを提出すればOK!」との返事。思わず、「やった・・・・!」と、拳を震わせてしまった。あぁ・・・自分の日本入りより、とんとんを日本に迎え入れる事の方がなんだか感慨深いなぁ。同じ中国生まれでも、夫の場合はこれから先も、さっさと飛行機に乗って自由に中国に帰ることが出来る。でも、とんとんがこの中国という祖国の(大げさ!)土を踏むことはもう一生ないんだろうなぁ。あぁ・・日本に亡命していくとんとんよ・・・・・。とんとん、一緒に日本で幸せに暮らそうねー。
2007/03/17
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今日も外は、爆竹と花火の音で賑やかだ。旧正月が明けて15日目、今日は春節の最後を飾る「元宵節」。このすさまじい爆音が春節が終わることを告げているのだ。どんどん冷めていくお風呂につかりながら鳴り止まない爆竹の音を、ぼーっと聞いていた。熱々に油を熱した中華鍋に、野菜を放り込んだ直後の音によく似ているなあ、何て思いながら・・中華鍋の下に上がる、火柱。あちこちで炸裂する爆竹。なんだか似ている。これぞ中国!大晦日、日本に行っていていなかった私のために夫が残して置いてくれた1.5mくらいの爆竹に、我が家も火をつけた。最近の天気のせいで少し湿り始めていたのか、途中で勢いが弱くなったりしたけど、最後の一つまで無事に火が付いて弾け飛んだ。これで終わりだねぇ。来年は今日が「元宵節」だなんてこと、思い出しもしないで寝そべって、テレビでも見ているのかもね・・・。
2007/03/04
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9泊10日の「家探しの旅」を終えて、月曜日に日本から戻ってきた。愛犬と暮らせる家というのは、とてもとても数が少なくてほとんど選択の余地もなかったのだけど、無事に手頃な?マンションを契約することが出来た。これでひと安心だ~。これは、とんとんへのお土産。オシャレなペットショップを見つけて、ウキウキと中に入ったらこんな犬用のクッキーがあるではないの!もちろん思わず買ってしまった。こんな可愛らしいおやつを今まで見たことがあったかい?さぁ、とんとん、食べるがいい!おや? その態度は何だろう・・・?ほらほら、匂いを嗅いでみなよ。匂いを!変な物じゃないって!とんとん、そうじゃな~~い!お手はしなくてい~い!こっちのピンクのはどう? ・・・・・・・・・・・・。もう分かったよ・・・・・。教訓・・・「見かけに惑わされてはいけない。」
2007/03/01
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きのう、夫の用事に付き合って、豫園近辺まで行って来ました。もうすっかり、雰囲気は春節ですね。(ここ中国では、18日が旧正月の元日です。)私たちも、ここ上海で4度目の春節となりました。なぜこんなに、飾りが赤いのか・・・?昨日の夜、息子が教えてくれました。「昔、中国に"年"という名の魔物がいて、みんなに怖がられてたんだよ。その魔物は、赤い色と大きな音が嫌いだったから、中国の飾りは赤いの。それから、魔物が来ないように爆竹も鳴らすんだって。」学校で教えてくれたのかな?「昔は、豫園に来たら、必ずここでご飯を食べたよ。」と夫に連れて行かれたのは、ごくごく普通のレストラン(というか食堂)。雰囲気も内装も、昔のままらしいです。これは、「辣肉素鶏面」。(6.5元=100円弱?)さっぱりして、美味しかった!人ごみの中、「烟花(イェンファ)~~~!」と火のついた花火を持って売り歩く人々はいるわ、正月用品を仕入れに来たのか、大袋3つも4つもバイクに括り付けて得意げにブンブンいわせてる人はいるわで、毎年、この時期はもともと無茶な中国の人々がさらに無茶を重ねてしまう光景が見られるのです。そんなこんなで、明日から子ども達の学校も1週間休みになります。そして私だけ、日本での住み家を探しに帰国します。大晦日の爆竹が聞けないのが、ちょっと寂しかったりして・・・。母のいない、1週間・・・我が家は一体どうなってしまうんでしょうか?まあ、なるようになっていると思います。(とんとん、心配だけどがんばるんだよ。)
2007/02/16
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土曜日の午前中、久しぶりに家族4人で卓球をしに行った。家のすぐ近くに、1時間10元で出来るところがあるのだ。台が2台とも空いていたので、息子と夫、娘と私それぞれ闘い始めた。子ども達も段々大きくなって、ちゃんと打ち返してくれるようになったのが嬉しい。それでも時々、とんでもない方に球を飛ばすので私は自分の事は棚に上げて、「そういう持ち方はダメだよ!」とか「どうしてそういう風に打つの!」とかぶつぶつ文句を言い始めてしまった。初めは楽しそうにしていた娘だったけれどだんだん口数が少なくなり、しまいには能面のような顔で力無く、やる気無く、ラケットをただただ振るばかり。あ~~~、またへそを曲げたよ。一度こうなると、謝ったっておだてたって、何したってダメ・・・。最近の娘は、何かっていうとへそを勝手に曲げて周りの空気をどんよりさせる。そういうお年頃らしい。まあ、今回は自分が上手くもないのに、偉そうに娘に注意しまくった私がいけないのかしらね?隣りを見ると、息子と夫はキャーキャー言いながらとても盛り上がって球を打ち合っている。そんな様子に娘はさらに、むかつき始めているということが良く分かる。いかにも楽しんでいる男チームとどんどん沈んでいくばかりの女チーム・・・・「ちょっと休もうか?」と言ってみた。娘は無言で椅子に向かって歩いて行き、そっぽを向いてどさっと座った。本当に憎憎しいったらありゃしない・・・・・・気を取り直して、私は夫に対戦を申し出た。夫はさすが中国人と言うか何と言うか、卓球だけは上手いのだ。なかなか好調にラリーは続く。と、突然夫がスマッシュ!打ち返せる訳も無い。それに味をしめたのか、その後も立て続けにスマッシュをかまし続ける夫。私はただ楽しく打ち合いたいだけなのに・・・。スマッシュされた球を遠くまで取りに行くことが続くとだんだん腹が立ってきた。だけどここで仏頂面になったら、娘と同じ穴のムジナになってしまう。せっかくが夫が、久しぶりの卓球で調子に乗っているのだからここで怒ってはやっぱりいけない。娘よ、大人とはこういうものなのだ。その後、近くの蘭州麺でお昼を食べた。「この麺、すごく長いよね・・・」 娘が自らつぶやく。これぞ、復活の兆し!!!このように、何気ない独り言が出るとあとは、見る見るうちに普段の娘に戻っていくという、毎度の法則。家に着く頃には、息子と一緒になって馬鹿な話で爆笑していた。あーあ、全く・・・・・・・・・。人の気も知らないで。
2007/02/12
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朝、子ども達を学校に送るために、うちの近所を歩いていた。道を横断しようと、車が来ないか左右をよく確認して渡り始めた時右側から自転車が一台、のろのろと近づいてきた。 「あ~~~っ!魚~~~!」と息子が叫ぶ。 見ると、その自転車のカゴに、50センチはありそうな魚が袋にも入れられず、斜めになって裸で放り込まれていた。しかも生きている!その証拠に、カゴに入りきらなくて外にはみ出した尾ひれがピチピチピチピチ動いているのだ。よほど活きがいいのか、体もワナワナと震えている。 自転車のおっさんは、いつ魚が外に飛び出すか気が気じゃなくてこんなにのろのろ走っているんだろう。実際、目が魚に行っちゃって運転が危ないよ。そこで素朴な疑問。なんで袋に入れないの?
2007/02/08
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(惜しい!天辺が切れてる! 西蔵南路にて)このところ、ずっと引き篭もってばかりいた。一旦引き篭もりだすと、とことん引き篭もってしまう性質のようで「これはいかん・・・」と思い始めた今日この頃・・・昨日に続いて、今日の上海の暖かさはまるで春そのもの!あまりに気持ちがいいので、久しぶりに出かけることにした。バスに揺られて、一時間。(2階建てバスの2階は、本当によく揺れる)行き着いた先は、子供服市場。しかし、その時になって、財布の中身がものすごく少ない事に気が付いた。補充してくるのをうっかり忘れたのだ・・・。普段から少ししか持ち歩いてないけれど、100元札1枚(約1500円)と、小銭のお札がパラパラ・・・はせっかく意気込んできた割には、悲しすぎる。自分に怒りながらも、とにかく目的の靴下屋に入った。何かに取り憑かれたように、子どもの靴下16足選び抜きそれとパンツ6枚、計90元で無事購入。おまけに靴下1足もらって、私の怒りもすっかり静まったのだがそれと同時に購買欲も跡形もなく消えてしまった。(というか、もう何も買えないって!)ちょうどお腹が空いてきたので、マックに寄って財布と相談しながら、麦香魚(フィレオフィッシュ)セットをパクついた。帰りのバスは、エアコンまで微かに効いていて、ひんやりと心地良かった。揺れに身を任せて、うとうと居眠りするのは、本当に気持ち良かったなぁ。やっぱり、たまには出かけないと駄目だってことですね。
2007/02/06
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あ、へんな奴がいる!こ、こっちに来たぞ!むむ?黒い口元、ボーボーのヒゲ・・・・・これは!やっぱりねー。とんとん、チップとデールのどっちのつもり?
2007/02/05
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ここ何日か、朝の寒さがものすごく厳しくなった。一年中で、今が一番寒い時期かな?(自分から、毛布の下に潜り込みました・・・)とんとんは、いつもこんな調子でハロゲンヒーターの前で、ぬくぬくしていたのになんと、そのハロゲンヒーターがいきなり「パン!!」と音をたててこと切れてしまった。せめてあと一ヶ月、長生きして欲しかったよ・・・・・。本帰国をひかえて、今さら買い換えるのももったいないし使っていなかった、小さな小さな電気ストーブを持ち出してなんとか寒さと戦っている今日この頃。日向ぼっこしようと来たけど、外はやっぱり寒いね、とんとん。
2007/02/02
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うちでは、「農夫山泉」という銘柄の飲料水をいつも届けてもらっている。19リットル入りの、かなり重たいタンクを二つ。ものすごく愛想の悪い親父、ごく普通の明るい親父、フォーク時代の山本コータローから、元気さを抜いたような微妙な兄ちゃん、この3人の誰かが必ず来ることになっている。今日は、元気のない山本コータローが、いつものように野球帽をかぶってきた。私は、カラになったタンク二つを差し出して、入れ替わりに新しいタンクを玄関に運び入れてもらって二つ分、32元ぴったり差し出した。交わす会話はほとんど無し。ズボンのポケットにお金を捻り込んで、軽く微笑みつつ、いつもだったらさっさと消えていくコータロー。なのに今日は、お金を仕舞いこんだ後、右手をさっと差し出すのだ。握手の形で!えっ?なにこれ? と思いながらも、あまりに急な事だったので私もつい右手を差し出してしまった。無言で交わされる握手・・・・・。????????・・・・・その後、カラのタンクをゴロゴロいわせて、普通にエレーベーターに乗って行ってしまった。山本コータロー・・・微妙すぎる。
2007/01/31
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気が付けば、一月ももう終わり・・・。一ヶ月近くもご無沙汰してしまったけれど、とんとんは相変わらず元気です!!ほら、この通り!(キッパリ!) 上海暮らしを終えて、日本に舞い戻る日が刻一刻と近づいて来ている。頭の中は、日本での新生活の事でいっぱい・・・。だってまだ、住む家さえ決まってないんだもの!(とんとんの「日本初上陸」も無事成功させないとね。)引越しの事、子ども達の転校の事・・・・また一から始まる生活の全て・・・・そんな事を考え始めると頭の中がぐるぐるの渦巻状態になってしまう。結局なるようになって、3月末には日本のどこかでフーフー言って暮らしているんだろうなぁ。そうだといいなぁ・・・。
2007/01/30
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上海から車で約1時間半。蘇州にある遊園地、その名も「蘇州楽園」に行って来ました。(山)ロープウウェイあり、(池)モーターボートあり、グライダーあり、絶叫コースターあり、釣りあり、馬ありと、かなり何でもありました。これは「小小世界」。限りなくイッツァスモールワールド風なんですが・・。さあ、入っていきます!あっ・・・・・・・こ、こんにちは・・・不思議生物?カッパ?お経ですね。暗、暗いです・・。BGMにはイッツァスモールワールドの歌が静かに「ヒュ~~」って感じに流れています。(中ほどの人のズボン、早く穿かせてあげて~)・・・あなたは誰ですか?「ここお化け屋敷じゃないよねえ~?」と明るく疑問を発する息子。愉快なパンダさん達。さわやかな人たちもいることはいたんですね!最後に思いっきり中国パワーをくらったところで、今年ももう終わりです。皆さん、良いお年をお迎えください。
2006/12/31
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どんどん寒くなってきた。朝の着替えの時、子ども達はヒーターの前の場所を力づくで奪い合う。着る服をいちいち、ヒーターで温めたいのだ。朝から、本当にうるさいったらありゃしない。 そんな子ども達が学校に行ってしまうと、やっととんとんの番。今、一番の仲良しのキティちゃんを連れて「さ、いっしょにあったまろうね。」
2006/12/23
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「ねえ、サンタのプレゼントって今までお母さんが用意してたの?」娘に面と向かっていきなり聞かれた。ついにこんな日がやって来たのだ。去年も似たような会話をした。「○○ちゃんはサンタなんかいないって言うんだよ。そうなの?」「いると思う人にはいるし、いないと思う人にはいないんだよ。」娘は、分かったような分からないような顔をしていたけどちゃんとサンタに手紙を書いて、望みどおりのプレゼントをもらい、喜んでいた。でも今年は、もうこんな答えじゃだめなんだろうな。何でか分からないけど、そうなんだ、きっと。11歳・・・・・・そろそろ潮時。種明かしの時期が来たようだ。「う~ん、まぁそうかな・・」すごく下手に、娘の問いに答えた。「ウソでしょ?」「ウソじゃないよ。」「ありえないっ!」「・・・・・・・・・・。」「だって、ちゃんと日本の物が届いたよ!お母さんだったら無理でしょ!?」「それは・・・・お父さんが魔法を使って、日本から・・・」(この期に及んでまだ訳の分からない言い訳をしてしまう私)「え~~~~っ、ホントにそうなの!?」「ほんとはね、そうなんだよ。」「・・・・・・・・・・・・。」「サンタクロースはお父さんだったってことだね。」「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」(色んなことが頭を駆け巡ってる娘)種明かしの瞬間って、どんな感じだろう?とずっと思っていた。だけど実際は、心構えも、用意した気の利いた言葉も無いままあっけなくその瞬間は来てしまった。これで良かったんだろうか?それ以来、娘はサンタについて何も聞いてこない。いつもだったら今の季節には、サンタにリクエストの手紙を書くんだけど。その代わり先日娘は夫に、ぼそぼそっと「お父さん、クリスマスプレゼントに○○欲しいな。」とお願いしていた。11年間、クリスマスの晩の「サンタクロースマジック」にまんまと引っかかり続けていてくれた娘よ。ありがとね。私たちも楽しませてもらったよ。
2006/12/06
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上海国際マラソンに、子ども二人と参加してきた!外灘の和平飯店前からスタートして、静安公園までの4.5キロ。夫は、体力に自信をなくしているので不参加。前日から飲料やバナナを買ってきたり、コースやトイレを確認したりと完全にマネージャーに徹していた。私たちが走った健康マラソン(4.5キロ)だけでも、1万1千人の参加者ということでスタート地点の南京東路は、時間とともに怖いくらい人で溢れかえった。それでも7時45分にバーンとピストルが鳴ってからは、少しずつ人もばらけてきてなんとか走り始めることが出来た。周りが見渡せるくらいになってきて、初めて楽しい気分になってきた。沿道での、真っ赤な扇子を持ったおばちゃん達の「加油!加油!(ガンバレ!)」の応援が楽しい。ちび息子の姿を見ると、ことさらに「小朋友~!加油!」と満面の笑顔で声援を送ってくれる。ウェディングドレスを着た花嫁も婿と一緒に走っていた! マラソン結婚式!?95歳のおじいさんも「上海市最長寿・・(とかなんとか)」のプラカードを持ってお付の人に囲まれて元気に歩いていた。すごいな~。「中日友好」の旗を、頭に立てている人もいたし、サンタクロースもいた。ずっと雨続きの上海で、雨が降らなかったのは何よりだったし、すごくいい記念になった。ここ何ヶ月か、とんとんに付き合ってもらって、夜走り回った甲斐があったというものだ。(4.5kmといえども、今の私にはあなどれない・・・) で、私と子ども達も、無事完走。途中、めげそうな子どもを「歩くな!がんばれ!」と励ましていた私だったけれど終わったあと、たちまち元気回復して立ち直っていたのは子ども達だった。持久力があっても、回復力が無い・・・・・これが、悲しいかな母と子どもの違いなのだと、しみじみ悟ったのであった・・・。さぁ、今度はハーフマラソンを目指すかな!?(うそです。)
2006/11/26
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今年は、秋の気持ちのいい天気が長く続いた上海だったけどここ何日かで、初冬の雰囲気がやっと出てきた気がする。今朝、ふわっと息が白かった!とんとんもいち早く寒さを感じていて、夜になると「貧乏ゆすり!?」と思うくらい激しく片足だけ震わせてたりする。とんとんにとって、厳しい季節の到来だ・・・。これから毎日、小さい体をガクガクさせるんだろう。耳がないと、犬ってやっぱりアザラシに似てるんだ!(発見!)
2006/11/17
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上海日本人学校が、今年創立20周年ということでその記念行事として、校内にタイムカプセルを埋めるということだ。中身は、生徒一人一人の手書きの葉書。自分、友人、親など、誰に宛ててもいいが、掘り起こす予定の10年後に確実に届けられる住所を書かなければならない。うちの子供たちは、それぞれ自分に宛てて、葉書を書いた。10年後・・・・・・・21歳の娘。18歳の息子。ちびの息子は、私の背を追い越しているんだろうか。電話だと娘と区別がつかないあの声の記憶も、とっくに忘れてしまった頃かな。どこで、どんな会話をして、どんな暮らしをしているのか予想もつかない。もしかしたら、もう一緒の屋根の下に4人いないってこともある。その時私は、どんな風になっているんだろう・・・想像出来ないというか・・・想像したくない。それにしても、これから10年間、今の子ども達の想いがそのまま上海に土の下に眠るなんて、浪漫だなあ・・・と思うのだ。まだまだ拙い字の息子が、悩み悩み10年後の自分に宛てて書いた葉書。最後は、「18才のぼくは、何をして毎日あそんでいますか?」と結ばれていた。 ランニング姿は無視して・・・・初秋の静安広場。
2006/10/23
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私の横に、ぴったり張り付いてきて、 うとうと・・・っと、いい気持ちのとんとん。 (星柄のパジャマです。すみません。汗) いひひひ・・・・ な、なに!? 思い出し笑い!? はっ・・・・・ 今度は、段々怒りはじめてる・・・!
2006/10/07
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今日は中秋節。例年通り、夫の実家では中秋の宴。たらふく食べたその帰り道、車窓から空を見上げると雲ひとつない夜空に、真っ白に光る満月!日本からもこの月、見えているのかな・・?来年は、日本からこの月、見ているかな・・?
2006/10/06
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前の日記のように、とんとんはいつもいつも怒られているわけではなく・・・ 「おりゃぁ~~~~~~!!」時々はおサルを、思いっきり怒ったりもしてます。
2006/10/05
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お父さんのボールペン、がじがじってかじっちゃった。 やっぱり、お父さん怒ってるよ。 どうしよう・・・。 怒られる時は、怖くって体が固まっちゃう。 ほら、後ろ足が開いたまま、もう元に戻らないの。しっぽも見えないでしょう。おしりの間に入っちゃった。 ごめんなさい。もうしません。(涙)
2006/09/30
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この2,3日、夫はかなりアタフタしている。それはなぜかというと、パスポート、外国人登録証、クレジットカードなど大事なモノ一式、どうやらスリにすられたらしいのだ。財布だけは別だったのが、不幸中の幸いといえば、幸い。この前の休みに、家族揃って浦東の正大広場に行ったのだがそこの地下駐車場から8階に向かうエレベータの中に、凄腕のスリが紛れていたみたい。夫はウエストポーチに中にこれら一式忍ばせていた。(たまたまこの日に限って使う用事があった)うっかり者の夫だから、途中どこかに置き忘れたとか最初から家に忘れていて、部屋のどこかに入り込んじゃっているのではとか色々な可能性を考えてみたけれど、どうにもこうにもあのエレベーター内で盗られたとしか思えないのだ。家を出る間際に、夫は自分の腰にこれら一式が付いているのをちゃんと確認してそのまま、一度もポーチには手を付けずに車に乗り込み駐車場で降りて、そのまままっすぐ、エレベーターで8階に行った。そして、8階に着いてすぐポーチを開けたら、中身が空になっていたというわけ。この時、ポーチのファスナーが3分の2ほど開いたままになっていたと言うからやっぱり怪しいんだな、これは。エレベーターは、人がギュウギュウ詰めでもなく赤ちゃんをベビーカーに乗せた夫婦が一組と、その他には3,4人しか乗っていなかったのに。(後から、一生懸命中の人々を思い出してみた。)そのうちの誰だったというのだ!?私もバスの中で、立て続けに2回財布すられたことあるけれど、(一回すられたあとは、バッグを前に抱えて気を付けていたにも拘らず・・)全く物凄い鮮やかに仕事をするスリって、やっぱりいるものなんだろうね。警官と話をした夫は、「国慶節(中国のおめでたい連休)前のこの時期、泥棒いっぱい増えてるよ!」と言われてきた。・・・・・あれ?こんな話、前にも確か聞いた気が・・・。そうだ、そうだ、あれは去年の年末。車のナンバープレートを盗まれた時に聞いた、警官のセリフだ。「正月前のこの時期・・・・」って!確か、連休前だと出稼ぎに来ている地方の人が田舎に帰るお金欲しさに泥棒になってしまうといあれだ・・・・。でも、あまりの手馴れた仕業に、にわかスリになった人とは思えないんだけどなぁ。しっかしそれにしても全く、何ていうかもうホントに・・・・・・・・夫は「私を狙ってください、オーラ」でも体中から立ち上らせているのではあるまいか?
2006/09/27
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どうも飼い主がいないみたい。どこから来たんだろう。マンションの敷地内を、2,3日ウロウロしてると思ったら昨日は、外の歩道をトボトボ歩いていた。とんとんのおやつを、窓から放り投げてやったら一瞬こっちを見たあと、「そんなモンいらないよー。」って早足になって逃げて行ってしまった。なんかの事情で、一人きりになっちゃたのかなぁ。気になるなぁ、もう、ほんとに・・・・・・。
2006/09/20
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日記の更新を滞らせている間に、外はめっきり涼しい風が吹くようになった。夜寝るときも、バスタオル一枚お腹に巻きつけていたのが昨日からは毛布に変わった。フカフカの毛布・・・とんとんの肌触りにも似てすっごく気持ちがいい。ぬるま湯と化していた水道の水も、ちゃんと冷たく感じるし、前の晩のみそ汁も、朝腐ってないし・・・かなりいい感じの日々だ。上海にも四季があって、ほんとにほんとに良かったよーーー。 とんとんも久しぶりに、ホカホカの寝床で昼寝。やっぱり気持ちいいよね。
2006/09/19
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近所の道端でよく出くわす、リヤカーの果物売りのおじさんがいる。このおじさんは、季節が変わるごとにその旬の果物をリヤカーで売り歩いている。今の時期は、桃だ。何ヶ月前かのある日、一日に3回も違う場所で、この人とばったり出くわしてしまったことがある。おじさんがリヤカーで移動する場所場所に、なぜか私も行ってしまうというおかしな事態。まったく、おじさんの「追っかけ」でもあるまいし。3回目に会った時は、あまりの偶然にお互い笑ってしまった。そんな事もあって、今では顔を合わすと「ニーハオ~」とか「好久不見了~(久しぶり)」とかひと言ふた言、声をかけてくれる。そんなおじさんなのだが、この間会った時はちと違った。私を見ると 「むぉむぉ!」と声を発するのだ。「えっ?」という顔でおじさんの顔をまじまじと見ると、もう一回 「むぉむぉ!」と言う。恥ずかしいような、得意がってるようななんとも言えない顔をして。あぁ・・おじさん「桃」の日本語覚えたんだ~。とすぐわかった。「も」が「むぉ」となっちゃうのは、夫がいつまでたっても「来年」を「らいにぇん」と言っちゃうのと同じ原理なんだろうなー。いいねえ、おじさん。その調子!
2006/09/03
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暑い。もうムカムカくるほど暑い。雨が降っても、雷が鳴っても暑い。真夏を過ぎてからの暑さは、鬱陶しいだけだ!夫がスーパーで買ってきた、豚肉のカタマリ、冷蔵庫に一日入れて置いただけなのに、腐ってた。ビニール袋から取り出した時の、腐臭! もう、鼻について離れないよー。 最悪・・。そんな鼻で外を歩いてると、街中に腐臭が漂ってる感じがする。前を歩くオヤジのランニングシャツも、汗でペッタリ背中に張り付いてるし・・あー、やだやだ。何するのもやだやだ。 何するのもやだやだ、と言いつつ、初めて画像にボカシを使ってみました。でもなんか、イマイチだなー。
2006/08/30
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子ども達の夏休みも、残すところあと4日・・・。何だか今年の夏休みは、今までになくあっという間にあっけなく終わってしまったような気がする。いや、長い休みが終わる時は、いつでもこんな感じがするものだったっけ。娘の盲腸に加えて、家族みんなが高熱を出してウンウンうなっていた去年の夏休みに比べたら今年は誰一人脱落せず、元気に過ごせて本当に良かったことよ!と、昨日までは思っていたのに・・・・・・・・・・・・・。「夏休みの最後のサービス。スケートに行こうか。」と言い出したのは夫だ。生まれて初めてのスケートに、子ども達は大喜び。スケートと言えば、私は12年前の忘れもしない元旦の日、夫と一緒に滑りに行って激しく転倒。後頭部にマンガに描けそうなほどの、タンコブを作った苦い思い出がある。一瞬、天と地が引っくり返ったかのようなすごい衝撃で、頭が割れたかと思うほどだった。それ以来だから、まさに12年ぶり。最初はおっかなびっくりだったけど、すぐにスイスイスイと滑ることが出来た。元々スケートは好きだったから、段々楽しくなってきた。夫はと言うと、その12年前が生まれて初めてのスケートだったので、今回が2度目だ。下向き加減に、ツツツーとゆっくり滑っている。「お父さん、あんな所にいるよ!」と娘が遠くにいる夫を発見した時だった。いきなり何がどうなったのか、夫は思いっきり後ろにしりもちを付いたのだ。顔が痛みのせいで、歪んでいる。係員の若者がスーーっと滑り寄って来て、手を差し伸べてくれ夫はようやく起き上がった。私と娘は離れた所から笑って見ていただけだった。だって、あのスピードで・・・コテンとしりもち付いただけだもの。まさか、そんな大事になるなんて思うはずもなく。かわいそうな夫は、それからすぐスケート靴を脱いでしまい左手首をずっと「痛い、痛い」とさすっていた。私たちだけきっちり2時間滑った後、息子が「回転寿司」が食べたい!と言い出したので近くにある「元禄寿司」に寄ったのだが、夫は左手首をさするばかりで流れてくるお皿を取る元気も失っていた・・・。そんな夫を視界に入れつつも、私たちはどんどん皿を積み上げていったのだが。そして今日、いつの間にか病院に行った夫は、左肘の上辺りから石膏で固められて、その腕を首から包帯(三角巾ではない)で吊って帰ってきた。その姿は「ほれ、これを見ろ!!」という感じで、得意気ですらあった。左手首、「脱臼」していたらしい。3週間、ずっとこのままだって・・・・。脱臼って、こんなに固めなきゃならないものだったの?! よく分からないのだけど。子ども達は初めてやったスケートがけっこう気に入って「また絶対行く!行く!」と騒いでいるけど、我が家はスケートには行かない方がいいのかもしれないなー。帰りの車中より、綺麗な夜景。隣りでは脱臼していた夫が、ハンドル握っていたなんて・・・。
2006/08/23
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この間の夜9時過ぎ、とんとんを連れて散歩していたら暗闇の中、一人の男が近づいてきて、名刺を差し出した。マンションの敷地内と言えども、電灯の数は少なく男がこっちに向かって真っ直ぐに歩いてくる時点で、私はかなりどきどきした。差し出された名刺には、可愛い犬の写真と「可愛的小狗」という字が見える。男がもそもそ話し始めた。私が理解できたキーワード・・・「すぐ近くの○○路」「犬の美容」「開店」「初回」「犬の風呂」「無料」。おーっ、この男、この暗闇の中で宣伝活動を行っていたのか?とやっと納得した。犬を連れている人を見つけては、こうして名刺を渡しているのだ、きっと。「あなた、どこの国の人?」と聞くので、「日本」と答えると「僕は韓国」と言う。名刺にも韓国語が並んでいるし、どうやら韓国人経営の店のようだ。だから中国語がちょっとカタコトだったんだな。(そのおかげで私は聞き取り易かったのだけど)家から歩いて数分だし、とんとんは犬の美容室行った事なかったし何より初回無料!だってことで、早速今日行ってみた。「犬、洗いたい。」と言うと「好!好!好!(ハイ!ハイ!ハイ!)」という感じでとんとんは抱き上げられ、あっという間に流し台に連れて行かれた。店に到着後10秒足らずで、とんとんは濡れねずみになったのだ。びっくりしただろうよ・・・とんとんは。女の人は慣れた手つきで、とんとんを容赦なくゴシゴシ洗ってくれた。そして巨大ドライヤーでガーーーっと乾かし、途中「ノミがいた」と私に持ってきて見せたりしながら、続いて爪きり、耳掃除・・・こんな事までやってくれるんだーと思っていると、最後はバリカン状の物を取り出してきた。えっ!とんとんにバリカンで刈るような場所はあったのか!?女の人は二人掛かりになって、肉球の周りの毛、お尻周辺の毛をちょいちょいっと刈った。そうか、そういうことか、さ、これで終わりだろう、と思いきや女の人がとんとんをよいしょっと立たせ、前足を広げさせた。お腹丸見えポーズだ。そして、バリカンはとんとんのお腹をまーるく刈っていった・・・。「犬の美容界」において、お腹を剃ることは常識なのでしょうか?私にはまだ未知のことが多すぎる世界だーっっ!とんとん、どう思う?「・・・(無表情)。」
2006/08/19
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海南島旅行の間、義姉の家で留守番していたとんとんと、昨日ようやく再会した。本当はおとといの夕方に、迎えにいくはずだったのだが夫が何度も義姉に電話したものの、連絡がつかなかったのだ。なんだか嫌な予感・・・・。8時過ぎになって、やっと義姉の携帯が繋がった。「どこにいるの!?とんとん迎えにいこうと思ってるのに!」と夫。「ちょっと遠い友達の家に遊びに来てるの。今から帰っても夜中になっちゃうわね。もちろん、とんとんも一緒よ。」・・・ってなに? なんでまたそんな遠くに、とんとん連れて行ってるの?「おばさん、とんとん連れ去るつもりかもよ!」と、娘はカンカンになるし私も今日中に会えると思っていたのに、それが叶わず、がっくり・・・。ということで、昨日私たちは朝食を済ませるや否や、即座に義姉宅に向かった。とんとん、人が変わってたらどうしよう・・・なんて心配をよそにドアから入る私の足元に駆け寄って来て、鼻をキューキュー鳴らして歓迎してくれた。そして、ホッと一安心の私たちをソファに座らせると、義姉は生き生きと「とんとんと過ごした6日間」の驚愕の全容を語り始めた。あぁ・・・とんとん・・あなたはこんなことしてたのね・・・。1、義姉のベッドで一緒に寝ていた。2、体に花露水(虫除けの液体)を擦り込まれていた。3、持参したフード以外はあげちゃだめ!と言っておいたのに、どうも肉を食べていたっぽい。4、自転車のかごに乗って、しょっちゅう買い物に出ていた。5、実家にも遊びに行って、そこにいる大きな♂犬と一緒に遊んだ。6、カラオケに行った。7、タクシーに乗って遠出した。(義姉の夫はタクシー運転手)箱入り娘で育ってきたとんとんには、無茶だ!無茶すぎる!まさか、こんな日々を過ごすなんて予想していなかったよ!とにかく義姉は、とんとんを連れて歩くのが嬉しくて、常に行動を共にしていたらしい。なかでも私が度肝を抜かれたのは、6番のカラオケだ。何でもとんとんは、カラオケが気に入って、義姉が歌う側で楽しそうにしていたと言う。そんな・・・・ばかな・・・・・とんとんがそんな・・・・・!(中国のカラオケは、犬OKなのか。)そんな話を聞いて、改めてとんとんを見るとそこには私の知らないとんとんがいた。心なしかやつれても見えてきた。この次もし、とんとんを留守番させるような事があったら、その時はどうしよう。ちょっと考えちゃうところだな。強行スケジュールの「宿泊体験学習」は一度でたくさんだよね、とんとん。セピア色のとんとん・・・ゆっくり休んで・・・
2006/08/07
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海南島に行って来ました!「亜龍湾の海岸」海南島とは中国最南端にある島で、大きさは九州と同じくらいだそうです。行く前は「あんまりきれいじゃなかったよ。」とか「中国と思えないくらい良かったよ!」とか両極端な話を聞いていたけれど・・・・私の感想は、「海も砂浜も予想外に綺麗だったし、ムシムシしてなくて過ごしやすくて何より上海とは違って、空気が美味しかった!」でも・・・・・・やっぱり悲しいかな、「儲けさせてもらうぞ~!」って気迫があちこちに充満してて油断してると身ぐるみ剥がされそうなのが、怖かったな。観光地といったら、どこでもそういうものなんでしょうかね・・・。舟に乗って沖へ出て、釣りをしました。(釣竿無し。ペットボトルに針の付いた糸を巻きつけてある物使用。小さなシマシマの魚が釣れました!息子3匹、私2匹、娘1匹、夫ゼロ!)昼間の空も真っ青で綺麗だったけど、夜空にも感動!あんなにチカチカとたくさんの星が光ってるのを見たのは、久しぶり。小さくて可愛いこんなのも、たくさんちょろちょろしてました。一番何よりだったのは、子ども達がとっても楽しそうだったこと。あっという間に過ぎて行く一日が、名残惜しくてならなかったなぁ。さぁ!残りの夏休みもここ上海で、元気に過ごしましょうか。
2006/08/06
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家中、どこを探してもとんとんがいない。いつもだったら今頃の時間は、ソファの上でごろんとしているのに。実は明日から5日間、我が家は海南島へと旅立つのでとんとんはひとり、お義姉さんの家でお留守番なのだ。夫と二人、家で留守番してくれた事はあったけれどこんなことは初めてだ。犬好きのお義姉さんは、今まで犬を飼っていたこともあるしとんとんのことはとても可愛がってくれている。とんとんもそんなお義姉さんの膝で、目を細めて甘えたりするほどに懐いている。だから、安心は安心なんだけど。今日、とんとんを預けに行った時も、私のことは横目でチラチラ見つつお義姉さんの行く所行く所、尻尾ふりふり付いて回っていた。その態度ときたら、ちょっとどうか?と思うくらいだ。別れ際は、お義姉さんに抱かれて手を振っているし・・・・。息子などは、「とんとん、おばさんちの犬みたいになってた。」と言う。私も「う・・・・む、確かに・・・。」と答える。まあ、それはそれでいい事には違いない。迎えに行った時に、また元気なとんとんに会えるように、海南島の海につかりながら、それだけは祈っていよう。あぁ・・・しかしとんとん・・・今日は、ちゃんと眠れるのかな・・・・。
2006/07/30
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娘が友達から、ミサンガ作りの本を借りてきてからというもの急激に私のミサンガ作りへの熱が高まった。これがまた面白くて!自分がはた織り機になったような気分で、糸を順々に動かしていく。でも織り機と違って、織り目はぼこぼこ・・・。まあ、いいか!作るものと言えば、今は一番簡単なしましま模様専門。(可愛い模様は、これから挑戦します。)息子が付けているのを見て、息子の友達が「僕は青と黄色でお願いします。」「僕は赤系で、追加一本。」などと注文してくるものだから、ますます嬉しくて調子に乗っている。ちなみに写真の一番下の、ちょっと太いピンクのは、とんとんのため。とんとんがミサンガ付けると、こうなります。 ↓
2006/07/28
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毎年今の時期になると、夫がどこからか桃をもらってくる。きのう、帰ってきた夫が手に提げていたのはこんな箱入りの桃。(12個入り)これは、稀にみる大当たりだった!私は自分から進んでは、果物は食べない方だけれどこの桃なら、自ら皮を剥いて食べたいと思う。夫の手土産としたら、かなり高得点!箱の絵柄も、なんとも言えず桃っぽいし、これまた合格。そういえば「無錫」は桃の産地と聞いたことがあった。桃と言えば、「無錫」。今度からそう頭に刻んでおこう。
2006/07/26
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うさぎ/khargoshさんから「漢字バトン」をいただきました。色んなバトンがあるものだなー。■1 好きな漢字 思いつくままに、月、路、夕、市、心、石、有、日、糸、舟・・・・さっぱりしているのが好きかも。あと、風、凪、凧のシリーズも好きかな。■2 前の人が答えた漢字に対してのあなたのイメージは?うさぎ/khargoshさんは「闇」という漢字を挙げられていましたので、闇について・・・光の明暗というより、「闇市」「闇鍋」「闇相場」「闇両替」なんかが思い浮かんでしまいます。なんか油断ならないぞ!という感じ!?■3 次に回す漢字「闇」ときたら、何だろう。可愛く「星」かな。(笑)■4 大切にしたい漢字難しいなー。小学校の卒業制作に、校歌の詞一文字一文字を6年生全員が彫刻しました。その時、私に割り振られた字が「命」。先生に「命をこめて彫れ!」と言われたこと、なんとなく思い出しました。■5 漢字についてどう思う書道家が流れるように紙に描き出しているのを見ると、惚れ惚れします。でも、すごいクセ字の人の片寄ったのも味があっていいし、1年生の子の書くツギハギのもなんとも可愛くていいなあ。ひらがなも同じくらい好きです。■6 最後に好きな四字熟語を3つう・・・む。特別好きと言えるのかどうか・・・・。「一期一会」「馬耳東風」「日中友好」えっ!!■7 バトンを回す7人とその人をイメージする漢字ごめんなさい・・・7人なんてとても。どなたでも持ち帰ってくださいね。漢字の国に住んで早や2年半。街中にあふれる漢字の羅列には慣れました。最初の頃は「よく漢字だけでやってるもんだ!」と感心しきりだったのですが別にこれはこれで、どうという事もないようです・・・。(笑)
2006/07/23
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今週の月曜日から始まって、火曜日、水曜日、そして今日・・・4日連続、私は玄関マットを洗ってる。なぜって、それは・・・・・とんとんが、立て続けに、ここにオシッコしてしまうからー!最初の3日は、たぶん夜明け時。朝起きたら、マットに丸いシミがついていたので臭いを嗅いだら、それはまさにとんとんの・・・。昨日の夜は、「ここにマットがあるからいかんのだ!」とやっと気付き丸めて隅に寄せて就寝したら、事なきを得たのだがそれに気を良くして朝、元通りに敷いておいたら午前中、知らぬ間にまたやられた。「とんとん命」の私だけど、今日ばかりは瞬間カーッと来た。連日のむし暑さに、イラつきがちになっている私は怖いのだ。とんとんはすごい形相の私を見て、怯えたのだと思う。椅子の下に入り込んで、しばらく出てきやしなかった。とんとんのオシッコするときのカッコは、なんとも可愛いのだがそのカッコを玄関でしてもらってもなぁ・・・。新しいトイレと勝手に決めたのか?それとも何か、訴えたいことがあるの?「なんでここにオシッコするようになっちゃったの?」と聞いたら、何て答えるんだろう。すごく知りたい。 今週は「マット洗い週間」? 明日もしちゃう? とんとん・・・。
2006/07/13
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上海に向かって来ていたような気がする台風だが、上手い具合に遠ざかったようだ。その影響なのかどうなのか、今朝の空は、くっきりはっきり「青」だった。自分の真上だけ青く見えても、遠くを見渡すとどうも白っぽい、上海の空はいつもそんななのだが、今日は違った。子ども達を学校に送って行った帰り、普通に自転車を走らせていたらビルとビルの間に真っ白に光った飛行機が、グングン飛んでいるのが見えた。機体の模様も文字もはっきり見える。航空会社のコマーシャルみたい。近くにいた友人と、「うわ~~」と声を発してしまった。そうそう、こういう感じ、この感じ。単純に綺麗なものを見て、わーっと思うこの気持ち。最近なんだか出番が少ないんだなぁ・・・・・。 娘が外で撮ってきた花。きっと「わーきれい。」って思ったんだろうね・・・。
2006/07/10
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私にとって日々の癒しは、こんな顔したとんとんなのだが・・・人は「色」によっても癒されることがあるという。高校生の時、真っ青すぎるTシャツを買って失敗したのが最後、それ以来、ついつい無難な色ばかり選んでしまう私。この夏は、今まで気になりつつも買えなかった色でも思い切って買ってみようかなー。なんて急にこんな事を思ったのは、ここ上海で、こんな講座が開かれる事を知ったからなのです。今、日本でも話題らしいですね!『オーラソーマカラー講座』@上海2006年7月24日(月) 13:30-16:30 (先着20名様)ちょっと気になる方はこちらを見てみてください!→ http://mihiro.jp/c/色には秘密や可能性がたくさん秘められているみたい。興味あるなあー。
2006/07/09
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おととい、子ども達の通う日本人学校にタレントの永六輔さんが、講演に来てくださった。その前日の夜、娘が急に「あ、これ、渡すの忘れてた~!」と学校からもらったプリントを一枚、私に持ってきた。内容は「永六輔講演会のお知らせ」みたいなもの。今回は永六輔さんのご意向で、子ども達だけではなく保護者の人もご一緒にどうぞ、という旨が書いてある。私は「絶対これは行かなくっちゃ!」と思った。しかし、よくプリントを見てみると講演会は翌日。申し込み締め切りは・・・・まさにその日。なに~~! 一体いつこのプリントをもらって来たんだ~?「おっそいじゃん!締め切り今日になってるじゃん!」と叫ぶと「だって~~忘れてたんだもん。」と娘。「お母さん、行きたかったのに! もう行けないよ~!!あ~~あ、永六輔見たかったのに~!まれに見る楽しみなのに~!」とけっこう本気でグチグチ言ったら娘のやつ、虫の居所が悪かったのか「忘れてたんだから仕方ないじゃん!」と言い放ちそのプリントを丸めてゴミ箱に捨てやがった。まさに逆ギレというやつだ!ひと言、謝ればそれでいいものを。何なんだ?その態度?!本当にムシャクシャしてきた。「いい加減にしなさいよ!自分が悪いんでしょ!!」とついには怒鳴ってしまった。あぁ・・・永六輔をめぐって、熱く怒りあう母娘。いやになっちゃうなあ・・・全く。当日、娘は「今日の永六輔さん、面白かったよ~。」と普通に感想を述べていた。「手話も教えてくれたんだよ~。」とそれも披露してくれた。生き生きと。何はともあれ、良かったね。自分の過ちをいとも簡単に忘れてしまう娘だ・・・。
2006/07/07
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きのう雨が降ったせいか、今日は少し気温が下がったのだけどここのところ上海は、毎日かなり暑かった。36,7度の日が続いたのではなかろうか。去年目撃したパンツ一丁の人も、今年もちゃんと現れたし(去年の日記参照)夏に向かってまっしぐら!という感じ。もうこれからは、外で会う人との会話は、必ず「暑いねー!!!」から始まることになる。小食の息子はスタミナが足りないのか、夕食の後すぐゴロリと横になることが多くなった。とんとんも一緒になって、ひと眠り・・・・。とんとんは昼間外に出て汗ダラダラになんてなってないし、昼寝もたっぷりしてるのにな。一人前の風情で、一緒にゴロンとなっているのがなんだかおかしい。息子! とんとん! まだまだ夏はこれからだよ!
2006/07/06
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みなさん、今日はこれからお風呂なんです。うれしいような、しかし緊張するような・・・。どきどき・・・ 指と指の間はよごれているからね、ていねいにお願いします。 短髪ですが、頭もひとつよろしく。そうそう、目に入らないようにね。いつもパッチリしてるからね。 おおっと~!おなか洗うときは言ってよ。びっくりしたなあーもう。 ほらほら、白いところが真っ白になったでしょ。ああ、さっぱりしたー!
2006/06/21
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娘の逆立ち、大成功~!ぴーんと伸びてる。すごい、すごい!はじめは全然出来なかったのにね。血管切れそうになりながら手本を見せた甲斐があったというものだ。息子のダンスもすごく可愛かったしみんながひたすら一生懸命で蒸し暑くてたまらなかったけれど運動会はやっぱりいいなー。
2006/06/17
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日記の更新がすっかり滞っている昨今、minami_shさんから「旦那バトン」をもらいました。景気づけに、いっちょやってみます!Q1 旦那さんの1番のチャームポイントは? 手足の毛がなくて、ツルツルぴかぴかのところ。 (チャームポイントなの?)Q2 旦那さんに似ている芸能人は誰? 本人が、テレビで「中村雅俊」を見て「私に似てるよ」と言った事があります。 返事に困ったけれど、垂れ目っぽいところが同類だと思ったのか? 私は、「大地の子」の陸一心の、斜め後ろから見た感じが似ている!と思ったことがあります。 Q3 旦那さんとの馴れ初めは?(知り合ったきっかけなど) 友達の紹介で入った会社に、当時留学生だった夫がちゃっかり先にアルバイトとして働いてい ました。 何回言っても私の名前の下2文字を間違えて呼ぶので、「こいつ!」と思ったこと数知れず。Q4 これだけはやめてほしい旦那さんの行動や癖など。 子どもを叱りつけた後に、ぺろっと舌を出すところ。 夫の買ってきた食べ物を「美味しい!」と褒めたら最後、「もう見たくもない」と言うまで 続けて買ってきてしまうところ。Q5 旦那さんから初めて貰ったプレゼントは? 誕生日に石の印鑑。それも手彫り・・。 しかし旧姓のため、現在全く出番なし。Q6 プロポーズの言葉とその時あなたが感じた気持ちは? 「結婚してくれたらうれしいな。」とニコニコ言われましたが、 その時は軽く受け流しました。 Q7 旦那さんの特技は何? 米粒に字が書けるのでは、と思うほど手先が器用。 演歌を熱唱すること。Q8 旦那さんの好きな女性のタイプは? 今もって見えてきません。 山口百恵かな・・・・。 Q9 将来どんな生活をしたい?(子供は何人欲しいとかどこに住みたいとかetc) 旅人として、上海をふらふらしたいです。 もちろん本拠地は日本。 そして梅干を自分で漬ける生活。 Q10 次のバトンを渡す5人 どなたでも好きに持って行ってくださいねー。^^
2006/06/16
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先日、夜8時頃、娘と息子を連れてとんとんの散歩に出た。もうすぐ運動会ということもあって、子ども達はいつでも走りたい気分でいるようだ。ひょんなことから、「お母さん、競争しよう!」ってことになった。マンションの敷地内にコースを設定した。うちの棟の前からスタートして、右にぐるっと回って、突き当りを右に行って最後は直線!200mくらいあるだろうか。「ヨーイ、スタート!」3人3様の掛け声をかけて、走り出した。もちろん、とんとんも私の伴走者として加わっている。何気なく、みんな真剣になっている。なーんか、やな感じだなあ・・・・などと思っているうちに娘がどんどん前に出て行く。続いて息子までも。前に娘と競争したのは、いつだったろうか。走るのが得意だった私は、余裕たっぷりに娘を先に走らせ後からちょっと本気を出して追い抜いてやった。本当に軽々と。上海に来てから競争した記憶は無いので、あれはたぶん2年以上前のことだな。この2年の年月・・・・・。娘は手加減するということも知らず、私を置いて遙か彼方へ行ってしまった。息子までもが、どんどん小さくなっていく。なんてコシャクな!今から本気を出そうにも、もうすでに限界が近づいている。子ども達が笑いながら待っているゴールに、やっとの思いで到着。はいはい、負けました。(はいはい、老化しました。)走るのには負けたけど、実は私にはまだ逆立ちが残されている。最近逆立ちの練習を始めた娘に「お母さんのやり方を見てみな。」と手本を示してやった。逆立ちで娘に負ける日は、まだまだ遠いと思う。
2006/06/05
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日本への出張で、今回夫が私のために買ってきてくれたお土産。それは、奥さま雑誌2冊。そしてそして・・・・・・・・・なんとデジタルカメラ~~!略してデジカメ~!日本に行く前から、「買ってこようかな」なんて何気なく匂わせていたけど私はあえて、どこのメーカーがいいとか、何色がいいとかこんな性能があったらいいとか、注文をつけるのをやめていた。そう、夫を混乱させて、買う気が無くなるのを恐れていたのだ。この際、夫が買ってくるのだったら、もう何でもいいっ!とかなり謙虚な気持ちで待っていた。それが功を奏した?のか、夫はやっぱり買ってきてくれたー。新しい型かどうかよく分からないが、とにかく薄くて軽くてカッコいいやつ!10月の私の誕生日プレゼントなどと言うのは、ちょっとどうかと思うがまま、良しとしましょうか。早速、真新しいデジカメにて、今日の1枚!とんとんも、にっこり~。これでバッグをずっしり重くすることなく、いつでもどこでも写真が撮れるぞー。うれしいな、うれしいな。
2006/05/28
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とんとんが涙をポロポロこぼして、採取した血清を日本に出張する夫に託して、今日で九日目・・・・・・。2回の狂犬病予防接種、必要な書類の記入、きちんと滞りなく済ませ最後に来て、肝心かなめの血清を、夫に失くされたらたまらなーい!夫には本当に申し訳ないが、うじうじと一抹の不安を抱えていた。成田空港から、晴れやかな夫の第一声。「ちゃんと検査費用振り込んだよー。荷物も送ったよー。」おお、血清はやっと夫の手を離れて、検査施設に旅立ったのだ。翌々日、念のため検査施設に直接電話してみたら「確かに届いている。」と言う。ここでようやく、ひと安心・・・・・・・。ここまでが長かったぁ・・・実際。そして、ついに今日、待ちに待った結果がEMSで届いたのだ!もちろんもちろん、狂犬病抗体値、基準をクリア~!0.5以上であればいいのだが、とんとんときたら17.8あったのだっ!普通に飼われている犬であれば、まず問題は無かろうと聞いてはいたけど現実に万々歳の結果が出てみると、やはりすごく嬉しいものだ。これであと半年中国で待機すれば、とんとんは日本の地を踏める。あの小さな肉球で・・。今回無事大役を果たした夫も、とんとんの結果に一足遅れて、同じく今日帰宅した。なんやかんや箇条書きにしたメモの通りに行動してくれてありがとさんだったよ、夫。(心配していただいた皆さんにも、心から感謝いたします。)
2006/05/27
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とんとん・・・・・・前足が直角になってるよ・・・・・。このままだと血が止まって、ジンジンしそうなのでこのあと静かに、伸ばしてあげました。
2006/05/25
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去年の秋日本に帰った時、本屋さんで何気なく「麻紐で出来た雑貨の作り方」の本を立ち読みした。すごく可愛い本で、「中国だったら、麻紐も安く買えるだろうな・・」なんて気になりながらもその本は棚に戻してしまった。あぁ、後悔・・・。あの時、あの本を買って来ればよかったよ。ひと月くらい前から、麻紐がどうにもこうにも気になりだして豫園の近くの、問屋街で見つけるや否や、大量に買ってきてしまった。なんて言ってるけど、実は私の編み物の腕なんか大した事はないのだ。自己流だし、編み目はボコボコになるし・・でもなぜだか、時々無性に「編み物の気分」になってしまうのだ。とりあえず、ボコボコの植木鉢カバー、出来上がり! 次、小さい小さいかばん、出来上がり!お財布くらいしか入らないな。(藍染めの布を裂いて編み込んで、シマシマに。) そしてもちろん、とんとん用品も!名付けて、「ひんや~り!ひと休みマット」とんとん、どう? ひんやりする?むむむ・・・やっぱり、チクチクするかな・・・?(涙)微妙~なとんとんの顔・・・・・。
2006/05/22
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お馴染み、とんとんの友達、大、中、小。毎日身を削って、とんとんと遊んでいる。そんな彼たちなのだが、昨日の夜、娘にひと言「なんか納豆臭い。」と言われてしまった。試しにおサルに鼻を近づけると確かに「納豆」・・・当たらずも遠からずという感じ。このままにしておいたら、発酵はどんどん進むだろう。幸い、今日はものすごい洗濯日和だったので3匹集めて、バケツでジャブジャブ洗ってやった。あぁ、すっきり!気が気じゃないのは、とんとん。「なんでそんなところにいるのー?はやくおりてきなよー。」
2006/05/20
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とんとんにとったら悪夢のような場所、動物病院に行ってきた。前の日記にも書いたように、日本に一緒に帰る手続きをするためにはいやでもこの病院通いをしなければならない。今日は、3回目。いよいよとんとんから血を抜き取って、血清にしてもらうのだ。事前に電話して、慣れた先生がいる事を確認。とんとんの血を、若造なんかに取られてたまるか。前回、2回目の狂犬病予防接種をした時の苦しみが蘇ったのか診察室に入ると、とんとんは今にも凍えそうな感じでブルブル震えだした。とんとんのか弱い右腕に、人間がするのと同じようなゴムのひもが巻かれる。そしてその先の、白い毛がふさふさ生えているところに、プスリと針が突き刺さる。細い管をとんとんの血がきれいに流れていく。もう少し!がんばるんだ!と、とんとんの顔を覗き込むと目のすぐ下に置いた私の手首に、3、4粒の小さな水滴が乗っているのに気が付いた。とんとんの涙だ!とんとんが泣いている!「すごいよ。こんなに涙がいっぱい出てるよ。」と夫に言うと夫はそのまま中国語にして、先生に伝えた。(訳さなくていい事は即座に訳し、ここが重要って事はなかなか伝わらないのはなぜ?)先生は、たぶんその時初めてとんとんの顔をしげしげと見つめてくれたと思う。血を取り終わってとんとんの体から手を放した後も、まだ左手首にはとんとんの涙が乗っていたので、ぺロっと舐めてみたらしょっぱかった。人間の涙と同じ味なんだな~。とんとんの血は遠心分離機?にかけられて、血清になった。先生はその血清の入った容器を、ビニールのコップに入れて氷を詰めてくれた。今は、うちの冷蔵庫の隅っこで出発待ち・・・。近く夫が日本に持って行って、検査してもらうのだけどそれで問題ない検査結果が出れば、もう一安心なんだけどな。このまま何事もなく、全てが順調に進みますように。あのとんとんのこぼした涙が、無駄になりませんように・・・。
2006/05/13
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