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4 1 山崎- 8 加倉
後攻めの山崎が、哲男を押さえながらゆっくりと上昇。
慎平は顔見せから山崎後位に目標を絞った感じで、3番手を追走。
前受けの新田は中団に引き、鐘から哲男が前を叩こうとするが、
山崎も当然踏んで、哲男は出切れず中団外併走。
この煽りを食らった形で、新田も中団インに詰まって全く動けず。
この時点で、優勝は飯嶋だと思いました。
願ってもない展開で、中団はもつれて仕事をする必要も無し。
しかし、最終2角から何を思ったか慎平が無謀にも捲りを仕掛ける。
1車しか進まず、飯嶋に捌かれあえなく後退。
今度は、車間を詰める勢いで山田も捲り追い込んでくる。
直線に入り、逃げる山崎、番手の飯嶋、迫る山田の3人のマッチレース。
外をグイと伸びた山田が帝王復活のG2初優勝。
大ギヤを踏み直して粘った山崎は、惜しくも2着ながらも内容は100点。
バック9番手から、開いた中コースを伸びてきた伏兵加倉が3着。
「荒れるふるダビ」にふさわしい、3連単は13万円台の高配当。
飯嶋は慎平をブロックする際にやや脚を使い、
直線でもインを突いてきた兵藤を締めるのにも少々手惑ったのも痛かった。
優勝のプレッシャーに脚が三角に回ってしまったようにも見受けられ、
飯嶋本来の伸びは見られず、まさかのハコ4でした。
絶好の展開だったんですが実に勿体無い。また出直して頑張って欲しいです。
哲男と新田は山崎をすんなり逃がしてしまっては捲れるはずはない。
哲男は先行する気も少しはあったんだろうが、大舞台で積極的なレースが出来ないようでは、頭打ちになってしまう。
上位クラス相手の時の競走内容が今後の課題でしょう。
そして慎平。
確かに仕掛けるタイミングとしては良かったかもしれないが、
今の状態を考えれば、3番手からでも山崎を捲れたとは到底思えない。
あそこはじっと脚を溜めて、直線勝負に懸ける手ではなかったか?
後ろに山田先輩がいたので気負ったのかもしれないが、これまた勿体無い。
山田が優勝したのがせめてもの救いだが、疑問の残るレースでした。
4日間ダラダラと続けてきましたが、今回は好メンバーが順当に勝ち上がり、
興行的には成功と言えるのではないでしょうか。
個人的にも十分楽しめました。4日間お疲れ様でした。