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7 3 志智- 5 中井
岡部、稲垣、新田の順で周回。
赤板前から新田が稲垣を押さえ、赤板でスローペース。
鐘前2角で岡部が内を空けると、すかさず稲垣が内を突いて先行。
その際に3番手の岩見が離れてしまい、新田が3番手に収まる。
連結が切れた岩見は意地で追い上げ、新田を退かして再度連結。
これで新田の捲りのタイミングが狂う。
稲垣の掛かりが素晴らしく、岡部の捲りは全然伸びず、
新田に至ってはピクリとも動けない。
番手無風から志智が楽に差すか、と思ったが、
なんと志智も追走一杯のような格好で差せず、稲垣が完勝。
中井は内を突いて3着が精一杯でした。
「稲垣強ぇ」としか言いようの無いレースでした。
ちょうど、先日行われた全日本選抜準決勝で小嶋が見せたような、
押さえられるも、前がインを空けた隙を突いての先行だったんですが、
流し方、掛かりともに素晴らしく、
また、岩見が一旦切れたのも、稲垣にとっては追い風でした。
最終Hで仕掛けのタイミングを窺っている時に追い上げられ、
そうでなくても、稲垣のあれだけ掛かった先行を捲るのは難しいのに・・・。
一番動きの良かった稲垣からのドスジで、
2枠単は4720円(2車単4020円)も付くのですから、
いかに競輪ファンは捻くれ者が多いかってことと、
地元の選手に何とかして頑張って欲しいみたいな、
競輪ファン独特の先入観や情が入ってしまうということでしょう。