つつみくんのLinux記

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May 7, 2007
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カテゴリ: Linux記
ゴールデンウィークいかがでしたか(^^)

デジタルビデオを撮りためて、これから編集という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、LinuxでDV(デジタルビデオ)テープからDVDを作成してみたいと思います。

まず、DVテープから、動画を取り込むためには、IEEE1394キャプチャボードが必要です。
(FireWireやi.Linkとも呼ばれています。)

最近のパソコンにはこの端子が付いていることが多いですが、なくても、後から購入して取り付けることが出来ます。
(値段も1000円台からいろいろあります。)

値段の高いものは、DVD作成ソフトが付いていたりしますが、Linuxでは必要ありませんね。(^^)

しかし、当時、私はLinuxでキャプチャ出来ることを知らずに購入してしまったので、ソフト付きの高いものを買ってしまいました。(><)


基本的に、OHCI互換カードというものであれば、WindowsもLinuxもOSに付いているドライバで動くと思います。
(kernel2.4以上であれば大丈夫だと思います。)

問題は、取り込みソフトですが、Linuxではdvgrabというパッケージを使います。

取り込むコマンドもdvgrabというコマンドです。

dvgrab filename
として、デジタルビデオを再生すると、aviファイルとして取り込まれ・・・るハズなのですが・・・取り込まれません。(><)

原因は、デジタルビデオとパソコンのIEEE1394カードをつなぐケーブルがうまく差さっていなかったためでした。(これで1時間ぐらい悩みました・・・)

ケーブルをきちんと差し込んでから、取り込み開始!・・・すると出来上がりました巨大なファイルが・・・(^^;)

そうです、デジタルビデオの画像データというのは、ものすごいデータ量なので、あっというまに、巨大なファイルになってしまうのです。

ここから、DVD用のMPEG2ファイルに変換しなくてはいけないのですが、変換用の空き容量がなくなってしまいました。(^^;)

実は、dvgrab --autosplit filenameとすれば、撮影を一時停止させたところで、自動的にファイルを分けてくれるので、MPEG2に変換が終わったaviファイルをどんどん消していけば、まるまる全部を変換させる空き容量がなくても、大丈夫なのでした。


MPEG2に変換させる方法は、いろいろありますが、ffmpegというパッケージを使うのが一番簡単ですね。(^^)

ffmpeg -i filename_001.avi --target dvd filename_001.mpg
とすれば、DVD用のMPEG2ファイルに変換してくれます。

後は、dvdauthorというパッケージでDVDイメージに変換するだけです。

dvdauthor -o /tmp/dvd/ filename_001.mpg


続けて、
dvdauthor -o /tmp/dvd/ filename_002.mpg
とすれば、先程のファイルの後に追加されます。

最後に、
dvdauthor -o /tmp/dvd/ -T
とすると、全体のDVDイメージを閉じてくれます。

そして、/tmp/dvd以下を、xcdroastやmkisofsとdvdrecordなどで、dvdに書き込めば、OKです。

と思ったら、DVDプレーヤーで再生出来ません。(><)

xcdroastではISO9660の設定の上級オプションの「UDFファイルシステム準拠DVD-video生成」にチェック(mkisofsでは、-dvd-videoオプションを追加)する必要がありました。
(xcdroastでイメージファイルを作ってdvdrecordで書き込んでもOKでした。)

出来上がったDVDをDVDプレーヤーで再生すると・・・みごと再生出来ました。(^^)v

こうして、Linuxで、DVからDVDを作れるようになりました。(^^)♪

(つづく)





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最終更新日  May 7, 2007 11:28:46 PM
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Re:つつみくんのLinux記その42(DVをDVDに)(05/07)  
maetar  さん
なるほど~、こういった流れでDVからDVD作成が出来るわけですね~。うちもかなりのDVが溜まってて、なかなかDVDに移行することが出来ていないのが現状です(^_^;)このGWに少し時間を作れば良かったと、つつみくんさんの記事を見て、反省しました(f^^) (May 7, 2007 11:52:47 PM)

Re[1]:つつみくんのLinux記その42(DVをDVDに)(05/07)  
つつみくん  さん
maetarさんありがとうございます。(^^)

>なるほど~、こういった流れでDVからDVD作成が出来るわけですね~。うちもかなりのDVが溜まってて、なかなかDVDに移行することが出来ていないのが現状です(^_^;)このGWに少し時間を作れば良かったと、つつみくんさんの記事を見て、反省しました(f^^)

うちもけっこうたまってます。(^^;)
こういう記事を書けば、すこし整理する気になるかと思って、書いてみました。

本当は、シェルスクリプトを書いて、夜中に走らせておけばいいのですが、作成中です。
(スクリプトといっても、ほとんど上のコマンドを並べただけですが(^^;))

ああ、でもディスクの空き容量が1GBしかないです。(><)
録画しっぱなしのTV番組を整理する方が先でした。(^^;) (May 8, 2007 12:10:36 PM)

いやー、スゴいですね!(驚)  
カトミノ  さん
私はターミナルからリモートログインしてWebアプリを作ってるだけなので、

アップルがLinux対応のiTunesを作ってくれれば、クライアントOSをLinuxに変えるんですけど・・
(May 11, 2007 12:30:54 AM)

Re:いやー、スゴいですね!(驚)(05/07)  
つつみくん  さん
カトミノさんありがとうございます。(^^)

>私はターミナルからリモートログインしてWebアプリを作ってるだけなので、
>つつみくんのようなマルチメディア(死語?)バリバリの使い方はさっぱり分かりません。(^^;
>アップルがLinux対応のiTunesを作ってくれれば、クライアントOSをLinuxに変えるんですけど・・

じつは、Linuxを始める前から、音声圧縮や画像圧縮は興味があって、
今のiTunesやWindowsMediaPlayerの出来る前だったので、
Windowsのフリーウェアを使ったりしていました。

その後、Linuxで似たようなソフトを探したら、いいソフトがいっぱいありました。
(Linuxで使えるソフトの方が、Windowsのソフトのベースになっていることが多かったです。(^^;))

私も、アップルがiTunesのLinux版を出してくれれば、iPodを買うと思うのですが・・・
(OS競争のライバルなので、ちょっと難しそうですよね(^^;)) (May 11, 2007 07:15:28 AM)

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