
『どうして
ぼくを こんな ぼく として
この世界に 送り出したのですか?
ぼくが この ぼくを きらい だと 言ったら
あなたたちは どんな顔を するのですか?
ぼくは やはり ぼくと言う
この 出来損ないの 存在が きらいであり
今もまた 一言 つぶやき このぼくを 殺そうとする。
願いが 叶うのなら
ぼくは どうなっても いいと 思えてしまう。
けれど 叶うことは ありえない。と
わかり得ているから
そんなことを 思えても ただ むなしくなるばかり。
いつまでもきらいなままのぼくの姿が目の前にいる。
殺してくれ。
きみが 刺し込むナイフで
ぎゅっと。
そして
同じくらいの強さで
思い切り ぼくを 抱きしめてください
ぎゅっと。
痛み なんて ないはず。
きみのぬくもりが あるから きっと。
きみが 一瞬でも
こんなぼくを 愛してくれれば
ぼくは こんなぼくを 捨ててしまっても かまわない。
いや 捨てたいんだろうな。
ぼくが こんなぼくで なければ
ぼくは きみに 想い を
告げることが できたかもしれないのに。
こんな姿のまま 生き続けることしかできないぼくを
ぼく自身 見たくはない
だから
どうして
ぼくを こんな ぼく として
この世界に 送り出したのですか?
ぼくが この ぼくを きらい だと 言ったら
ぼくを 殺してくれますか?
この世界に 送り出してくれた
あなたたちは
この世界も 閉じてくれますか?』
そのように 心に 言ったら
心は そっぽを 向いていた。
夜は 誰にでも 等しくやってくるはずなのに
人は それぞれ 等しくは造られてはいない。
だからこそ
人は 他人を 好きになることが できるのかもしれない。
けれど。
今日も 心を 憎んだ。
何もならない世界にしか見えない。
どうしようもできない世界にしか見えない。
それならば
どうして ぼくは 産まれたのか わからなくなってしまうじゃないか。
そんな世界で 息を吐くことが
苦痛に感じてしまうのならば
このぼくは どうしてここに いるのだろうか?
どうして 産まれてきてしまったのだろうか?
聞きたいような 聞きたくないような。
ぼくは胸に手を置いた。
強く握り締めた。
そして
また 心を 憎んだ。
今日を生きた僕が明日生きる僕に託すもの 2012/03/05 コメント(2)
素晴らしき世界 2012/02/28
幸せと不幸せ 2012/02/22