2008/09/27
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カテゴリ: 心象風景―白


  って
  気づけた。
  手のひらを 重ねて
  握る 握った それだけでいい。
  それだけで
  自分は ひとりじゃない。
  って
  思わせてくれるから。


  自分がそこにいなければ 手を握ることはできなくて
  自分がそこにいなければ 手を握られることもないんだよ。



  ただただ 握る 握った手。
  そこに言葉はいらないよ。
  伝わるあたたかさは優しさ
  握る力は受け止める強さ。
  それを教えてくれたこと
  それはここにいてもいいことの意味に繋がって。

  ただただ 握る 握った手。
  そこに理由はいらないよ。
  伝えたい想いは手のひらにのせて
  受け止めたい想いも手のひらにのせて。
  互いに交わるあたたかさが
  今を生きていると言うことの証拠になる。


  受け止めてくれるのは 体いっぱいじゃなくてもいいんだ
  って
  気づけた。
  手のひらを 重ねて
  握る 握った それだけでいい。
  それだけで
  自分は ひとりじゃない。
  って
  思わせてくれるから。

  受けて止めてくれたからこそ 今を生きている
  って
  ことに気づけた。
  手のひらを 合わせて
  握る 握った 想いを強めた。
  自分はひとりじゃないんだよ。
  握り締められる強さにつられて
  刻み込まれるその意識。
  握る手 握った手
  あったからこそ 今もまた 呼吸できている できたんだ。』


前回の日記は

唐突に書いてしまった。

けれど

その中に嘘偽りは全くない。


心の中で疼いていたものを

友人に吐きだしてしまった。

今考えると本当に申し訳ない気持ちになる。


友人は

その僕のどうしようもない言葉を受け流すことは決してしなかった。



名前を

呼んでくれる。


名前を呼ばれるたびに

自分がそこにいることに

改めて気づかされる。


友人はその効果を狙ったのだろうか?

わからない。

でも

僕にとってそれは本当に意味のあるものであり

そこでも友人には感謝している。


夜中の電話で



結局 答えは出なかった。


けれど


確かに言えるのは

電話をする前とした後での

僕の鬱蒼とした気持ちは緩んだ




だから

本当に友人にはどんな感謝の言葉を用意しても足りないくらい。



そして

その次の日

ゼミで飲み会があった。


春以来久しぶりと言うことで

飲むペースはとてつもなかった。

だから

久しぶりにかなり酔ってしまった。


電話をした友人とは同じゼミであり

飲み会には当然いて

友人を見ると友人も酔っていた。


前夜の電話のことを謝ろうとそしてありがとうを言うために

友人のそばに行く。

すると上手く言葉が出てこない。

僕は下を向くことしかできなくて

友人を直視できなかった。

そんな僕の様子を見て

友人は

「どうしようもないなんてないから」

と言ってくれた。


お互い酔っ払っていて

何をどう喋ったのか

詳細まではあまり覚えていない。


けれど

鮮明に覚えていることは

ぎゅっと握手をしたことだ。


ぎゅっと力をこめて握手をした。


なんで握手をしたのかはわからない。

友人が差し出してきたってのもあるし

僕からありがとうの意を込めて差し出したのもあるかもしれない。

でも

はっきり言えるのは握手をして

僕は生きる活力をもらったと言うこと。




僕は簡単に親友と言う言葉は使いたくない。と思っていたし、思っている。

だって寂しいから。

もしも自分が親友だと思っていた相手に

僕のことを親友と思ってくれていなかったら

それはすごく寂しいことだと思うんだ。

だから

今までは親友と言う言葉を人に向けて使うことはほとんどなかった。


けれど

今回は違った。

その友人に僕は確かにその言葉を使った。

そして

ありがとう。

出会ってくれてありがとう。と言った。




今いる大学は元々目指していた場所とは違っていた。

将来の夢とはまるで違う学部に来てしまった。

そのために

大学入学当初は

おもしろくない。つまらない。もう終わった。

と

悲観的な言葉ばかり並べていた。


でも

でも

僕はこの大学に入って

一生の付き合いをしたい何人もの友人に出会えた。


大学はやはり勉強が一番重要だとは思う。

けれど

それ以外にも更に重要なことを得たし気づくことができた。


今なら思う。

この大学に入れて良かったって。

友人たちに会えて本当に良かったって。




飲み会が終わって

家に帰って

少しぼーっとして

もう一度

友人にありがとう。を言いたくて

メールを打った。

送信時刻は0:05

すると

送信と同時にメールが着た。

「あれ?何か間違ったかな?」

と

画面を見ると

その送った友人からメールが着ていた。

受信時刻は0:05


偶然にも同じ時刻。


何だか嬉しくなった。

そして

僕は友達に電話をした。


前日と同じ

夜中に電話。


けれど

違ったのは

最初に言えた言葉が

悲観的なものではなく

今日はありがとう。と言う前向きな言葉。


この夜のことは

いつまで経っても忘れないと僕は思う。





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Last updated  2008/09/28 08:25:02 PM
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