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先週の金曜日、NHK-hiで放送されたこの番組では、北海道のJR石北本線、北旭川-北見間を走る貨物列車の機関士の話を取り上げていました。
この路線は、北見峠と常紋峠という2箇所の難所を抱え、11両のコンテナ列車は、前後に機関車を連結するプッシュプルと呼ばれる運転方式を採用しています。
今では、数少ない、プッシュプル列車は、鉄道ファンには、有名ですが、秋から冬にかけてのこの時期、重い貨物列車は、車輪の空転に悩まされ、急勾配を登るには、機関士の熟練も要求されます。
だから、この区間を運転する貨物列車の機関士は、60歳を越えたベテランが多いのだとか。
マイナス6度、時には、それ以上に下がる厳冬の北海道で、運転席の窓を開け、車輪が空転する気配を注意深く聞きながら、機関車を操るのは、大変なことだと思いますが、65歳のベテラン機関士は、その仕事に誇りを持ち、さらに上を目指すと言っていました。
そして、そのベテランとコンビを組む36歳の機関士。石北本線の列車を運転するようになって、僅か2ヶ月といいます。
リポーターが番組の最後に、「当たり前のことを当たり前にこなす凄さ」を感じ、「そんな人達にもっと、目が向くようになりたい」と言ってましたが、鉄道に限らず、世の中には、傍目には、厳しい、辛い仕事、大変な仕事を、熟練の腕や経験を駆使して、当たり前のようにこなす人がたくさんいます。
そんな人達が、世の中を支え、私たちの生活、社会に大きく貢献しているのだと、改めて感じさせる番組でした。
派手なもの、華やかなもの、芸能人だとか、スポーツ選手などに行きがちな世の中の目ですが、本当は、目立たず、その人が当たり前にこなすような仕事が、私たちの生活を支えているということを忘れては、いけない。
そういう人が安心して働ける社会でないと、私たちにとっても、いい社会にならないのだと、そう思います。
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