福岡市個別指導塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

福岡市個別指導塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

2025.09.16
XML
カテゴリ: 人生論
「自分は一体、何をしたいんだろう?」
そんなふうに、ふと立ち止まって考えてしまう瞬間はありませんか。

多くの人がこの問いに直面するのは、実は職場で「やらされてばかり」になっているときです。上司に言われたことを淡々とこなし、目の前のタスクを消化することに追われているうちに、自分の意思や情熱を感じ取るセンサーが少しずつ鈍くなってしまう。

その状態は、言い換えれば「 心が麻痺しているサイン 」でもあります。

なぜ「やらされ感」が心を麻痺させるのか

人は誰しも、自分で選んだことにエネルギーを注ぎ込みやすいものです。
逆に「やらされ仕事」ばかりが続くと、次第に

・どうせ自分の意見なんて通らない
・指示通りにやればいい


といった気持ちが積もっていきます。

その結果、「自分のやりたいこと」そのものが見えなくなるのです。
これは怠け心ではなく、むしろ「自然な防衛反応」ともいえます。心が疲れないように、自動的にスイッチを切ってしまっているのです。

「何がしたいか分からない」ときに試してほしいこと

ここで大切なのは、すぐに大きな答えを出そうとしないことです。
小さな習慣から「心の感覚」を取り戻すだけでも十分に前進になります。

1. 小さな「好き」を見つける

仕事の中でも、ほんの少しでも「これなら嫌いじゃない」という瞬間があるはずです。
例えば、資料作りの中でレイアウトを整える作業や、同僚と雑談する時間など。
それを「好き」として大切にすると、心のセンサーが少しずつ回復します。

2. 「やらされ」を「やってみる」に変えてみる

同じ業務でも、「仕方なくやる」と思うのか、「試しに自分なりの工夫をしてみよう」と思うのかで、心の負担は大きく変わります。


3. 職場の外で心を遊ばせる

趣味や勉強、副業など、**「自分の意思で選んだ行動」**を日常に取り入れることはとても効果的です。
外の世界での体験が「自分にはこんな感覚があったんだ」と気づかせてくれるからです。

あなたの「したいこと」は必ず見つかる

「何がしたいか分からない」という状態は、決してあなたの能力不足や甘えではありません。
むしろ、頑張り続けた結果として心が疲れているサインなのです。


小さな気づきや好きなことを積み重ねるうちに、やがて「これがしたい」という感覚は自然と蘇ってきます。

焦らなくて大丈夫です。
あなたの心は、少しずつ、でも確実に回復していきます。

まとめ

・「何がしたいか分からない」と感じるのは、やらされ感が心を麻痺させているサイン
・小さな「好き」や「やってみる」を大切にすることで、感覚を取り戻せる
・職場の外での体験も「やりたいこと」を見つけるヒントになる

自分を責める必要はありません。
あなたの心は、必ず再び動き出します。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.09.16 22:00:05
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: