浮 世

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2007年01月28日
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イラク増派めぐり対立激化、米大統領「決めるのは私」

ゲーツ米国防長官は26日、就任後初めて記者会見し、上院で審議されている「イラク駐留米軍増派反対決議案」について、「現地の司令官が必要と考える兵力を与えないというものであり、敵を大胆にさせるだけ」と強い不満の意を表明した。

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 一方、議会多数派の民主党指導部は、イラクに現地入りして米軍が戦闘任務から手を引くよう提唱、30日にも予定される決議案の採決をにらみ、ブッシュ政権と民主党の間の対立が一層激しくなってきた。

 ゲーツ長官は会見で、イラクへの米軍増派のペースについて「どの程度、早められるか検討する」とも述べ、5月末までに展開予定だった5旅団の派兵を、逆に早める方針を示した。

 ブッシュ大統領は26日、上院で同日、指名承認されたペトレイアス・イラク駐留米軍新司令官との会談後、増派に踏み切ることの是非を問われ、 「決めるのは私だ」 と突っぱねた。27日のラジオ演説でも議会民主党に対し、「党派色を前面に出した、反射的な反応」は控えるよう求めた。

 これに対し、ペロシ下院議長ら民主党議員7人からなるイラク訪問団は26日、マリキ首相らと会談後に声明を出し、「米軍の任務を戦闘から、訓練やテロ対策、部隊保護、国境警備へと早期に移し始めるべき」と主張した。

 大統領が掲げる駐留米軍の増派による宗派間抗争の抑え込み方針に、真っ向から反対する姿勢を改めて明確にしたものだ。

 下院民主党のホイヤー院内総務は26日、ワシントン市内の研究機関で講演し、「イラクは、米国だけが対処すべき問題でなく、世界の問題」と位置づけた上で、国連を中心とした外交に主軸を移すよう提案した。

イラク派兵増強していくのは仕方のないところ 展望がないのが問題というところでしょう


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最終更新日  2007年01月28日 11時16分47秒
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