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December 23, 2004
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カテゴリ: 美容

褒められるってことは嬉しいこと。
でも日本人は褒めることや褒められることが得意じゃないらしい。
まっすぐに「カッコいい」と褒めればいいのに、照れてモグモグ。
あげくのはてに、自分が感じたことと逆のことを言って冷やかしてしまう。
そうした生活習慣はたくさんのマイナス体質を生んでしまう。
さりげないライト感覚の会話ができなくなる。
いつも深刻すぎるか軽々しいかのどちらかの会話になり、
コミュニケーションのテーマである、心と心の連絡をとるのがどんどんヘタになっていく・・・
「褒めること」をもっと見直してみよう!
なぜならそれは、スペシャルな自己表現だから。
使わなくちゃもったいない!

たとえばあなたが「シュークリームの食べ方がとってもかわいいね」
と褒められたら、褒められたことよりも何よりも、まずフウッと気持ちがやさしくなるのは
「あー、見ててくれたんだ」という相手の視線への感動ではないかな。
「そのスニーカーと靴下の色の合わせ方、絶妙!」
と褒められたり。
つまり、褒めるということは、
「私はあなたを見ている」「感じている」「あなたの感覚に関心がある」と表現していることなんです。
さらに、私にはあなたのチャーミング度がキャッチできるし、あなたの色のセンスに共感しているということを
伝えることにもなる。


アメリカの映画で「グッドナイト・ムーン」というのがあるんですが
ある離婚した二人が、離婚後にバーで会うシーンがある。
モト妻が自分が癌にかかっていることを告げる決意をし、彼を呼び出すんです。

モト夫が一足遅れて現れる。
彼は彼女をみるなり「きれいだね」と率直な褒め言葉を言い、
彼女はニッコリ笑って「アリガト」と応える。
「僕のほうにも話があるんだ。実は再婚しようとおもってね」と彼。
モト夫の明るさと素直さの前で、彼女はすっかり聞き役にまわり
結局自分の病気のことは話さずじまい。
彼のワクワク気分を損ねたくなかったし、過度に心配や同情をされるのもイヤだったからだろう。
一緒に暮らしていたころの二人は、互いのこころの動きを想像しあったりせず、、
褒めフレーズよりも責めフレーズ中心のバトル的生活を送り、破局へ直進してしまったのかもしれない。
褒めフレーズはこころにゆとりがないと出てこないものだけど
だからこそ、時にはその作用を逆手にとって積極的に褒めフレーズを口にすることで自分のこころに余裕スペースを生み出せるのではないかしら。

夕日をみて「きれいね」とつぶやくのもよし、花やケーキを褒めるもよし。
そうした何気ない毎日の習慣が積もり積もって、いつかこころの中に
ゆとり空間が育つんじゃないだろうか。
1日1回褒めることで得るものは計り知れないほどステキなもの・・・





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Last updated  December 23, 2004 11:19:40 PM
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