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2012.01.21
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カテゴリ: いろいろ
 武田邦彦氏のサイトを読んでいたら、こんな記事が。

「よい子」はどこで作られるのか?

朝日新聞の意見・立場がころころ変わることについて、痛切に批判されている。
確か武田邦彦氏はブログ記事の転載・引用を認めておられたので、ちょっと長めに引用。




【第一】 戦争前、早稲田大学と慶応大学がアメリカから「野球」を輸入した。時代は「鬼畜米英(アメリカとイギリスは鬼か畜生だ)」という軍事優先の時代である。朝日新聞は野球に噛みつき、「野球は日本精神を破壊するものだ。アピール・プレーなるものは醜悪だ」と叩き、「このまま早稲田と慶応が野球を続けるなら、2つの大学をつぶしてやる」というキャンペーンを張ったとされる。


ところが、戦争後、日本がアメリカに占領されると、朝日新聞は「全国高校野球」を推進し、「野球こそが日本の青少年の健全な発達に最適である」として「野球と教育」が一体となったいわゆる「甲子園」が誕生した。同じ野球なのに、戦前は野球をやる子は「悪い子」であり、戦後は「よい子」に変わった。


【第二】 3.11以前、「放射性物質を漏らした人」は極悪人で、少しでも(法律で定められた量の100分の1でも)漏らしたら、朝日新聞の記者が血相を変えて駆けつけ、責任者をつるし上げたものだ。私も原子力の施設長をしていたが、放射線が漏れなくても、施設の中で「階段を踏み外した」だけで、ひどくバッシングを受けると覚悟していたものである。


2007年の中越沖地震で柏崎刈羽原発で事故があり、推定3億ベクレルが漏れたときも、朝日新聞は叩いた。「漏れた量が法律上、許されるかどうかなどという問題では無い。放射線を漏らすこと自体が重大な犯罪だ。健康に影響があるかなど些末な議論にするな!」という趣旨だった。3億ベクレルという量は福島原発で漏れた量の30億分の1というごく微量であった。


ところが3.11と福島原発の事故の後、「放射性物質は危険だ、漏らしてはいけない、除染した方が良い」と言うと、「危険を煽るな!」というお叱りを受けた。その後、「ガンで死ぬ人は年間30万人もいる」とか、「タバコの副流煙より安全」というキャンペーンを始めたのだ。この変身ぶりには唖然とした。今まで、何だったの?







なるほど、去年から「御用学者」なる言葉が流行しているけれども、朝日新聞には「御用新聞」と呼ばれても仕方がないような側面もあるのだなあ。
時の権力に意見を合わせすぎの印象はどうしても否めない(苦笑)

うちも、昔々は朝日新聞読んでいたので、悪口を言いたくないところもあるのだけど。
中島らもの「明るい悩み相談室」とか大好きだったし。


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もし中島らもが生きていたら、この朝日新聞の311前後での意見の変わりっぷりについて、何か一言いってくれたのではないだろうかとか、そんなことまで考えてしまう。

こんな世の中ではストレスがたまって酒でも飲まないとやってられない、
と言いたくなるのはわかるけれども、そういう人には、アルコール依存症になる前に、
中島らもさんのこの小説を読んでほしいと思う。


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先程のブログ記事を、武田邦彦教授は次のように締めくくっている。









やっぱり、福島第一原発は、人災だったと考えるべきだと思います、はい。





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Last updated  2012.01.21 10:01:24
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