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jbunivex @ Re:以外…(07/23) 失敗してても平気な顔してるだけですよー…
紅天女(かなぼう)@ Re:カード紛失 大丈夫ですか? カード会社にすぐに連絡し…
かなぼう5995 @ お久しぶりです お忙しいみたいですね。 ともあれ、お…
jbunivex@ Re:ん?(05/14) すこしふるいと思います。2年前ぐらいのも…
かなぼう5995 @ 辛いですよね。 子供が犠牲になる事件は辛すぎます。 よ…
2006年06月01日
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カテゴリ: Style
確か北大路欣也が主演した明治の元老が命を張って国を動かしていたころの話で「男児の本懐」というのがあったと思う。何故かこの言葉を聞くと妙に気が騒ぐ。大きな仕事をしている途上で命をとられても男児の本懐であるという生き方に妙に共感する。命を取られてもというのは、それが具体的であった時代や場所もあるが、今の日本ではまず考えられない。堀江元社長も「命まで取れられることは無いのだから、やってみなければ損だ。」と言っていた。個人的にはその行動力と先見性に注目していたので、今回の事件は自分の見る目が無かったのかと多少ショックを受けている。ただ、「命まで取られることはないのだから…」と言う点は、同意できない。
 今の時代、子供が子供を殺すなどの悲惨な事件が多い。「命を取ることがどうしていけないのか」という問いに親が答えられないのではないか。自分はおばあちゃんっ子で小さい頃は、ヤマトタケルの尊のヤマタの大蛇の話を聞くのが大好きだった。そして、「武士は食わねど高楊枝」「文武両道」「男は三年に三口」「三歩下がって師の影を踏まず」などと教えられ、自分は島原藩士の子孫だと自覚していた。祖母は明治32年生まれだったので、そのお父さんやおばあさんは江戸時代を知っている。主君に対しては命を捧げるという儒教的な精神が綿綿と受け継がれてきていた。「君君たらずとも臣は臣」というのは忠臣蔵を題材にした歌の文句だが、一人の漢のできることは小さくとも自分を滅してもより大きな大義のために、死んで生きるというのは尊い精神だと思う。
 小学校2年ぐらいのとき、親父が旧約聖書物語を買ってきてくれて、これを毎日のように読んでいた。長崎生まれで母親の里は隠れキリシタンの里だったらしく洗礼名マリアというのがあるらしいが、母親自身は若い頃エホバの証人を勉強していた程度でクリスチャンではない。また、親父も言語学者としてGenesisの言語を研究しているもののこれまたクリスチャンではない。なぜ旧約聖書かというのは未だに分からないが、この中で非常に興味を持った人物が、ヤコブJacobの子ヨセフJosephと怪力のサムソンSamson、そして大きな魚に飲み込まれたヨブJobである。ヨセフは腹違いの兄から父親ヤコブの寵愛を受けていることを妬まれエジプトの証人に売られてしまうのだが、夢の意味を解説できる能力を買われエジプトの総理大臣になる。そこに飢饉の際に助けを求めてきた兄たちが弟と知らずにひれ伏して再会し、かつて「ヨセフの刈った麦穂に兄たちの刈った麦穂がひれ伏している」という夢が成就するというような話なのだが、このヨセフのことが実に身近に感じられた。また、サムソンが敵に捕まり敵陣の柱にくくりつけられて力の源の髪が伸びるのを忍耐して待ち、自らの命を懸けて柱を引き倒して敵軍を全滅させたと言う話も非常に共感し、大学に入る頃までは自分が死ぬときにはこのような死に方がしたいと思い続けていた。今になって思うと、このような考え方では下手をするとアルカイーダと同じになっていたかもしれない。
 ヨブのはなしはただ子供心には強烈で、深い意味はなかったがゴマの木が暑さを凌いでくれていたのに虫が食い荒らして木陰がなくなったことをヨブが嘆いていると、ついに神様が諭されるという話をすごいなあと思って読んでいた。
 さて、武士道と儒教とキリスト教が共通点があるのは内村鑑三や新渡戸稲造の本を読んでみると分かる。内村鑑三は日本の歴史に現れた5人の義人を代表的日本人Representative Japaneseとして記しこれを読んだケネディー大統領が来日時の記者会見で、上杉鷹山を尊敬していると発言したとき、その人物を知っている記者は一人もいなかったという。古来の儒教なり武士道なり仏教なり様々な思想は、尊い人間の命を何に捧げるべきかということを説いているのではないかと思う。それは「生涯を懸けて何をするか」という問いにつながるし、「親の言葉に従おうか、師の言葉に従おうか、主君の言葉に従おうか」と苦悶するという儒教の命題にも通ずることになる。キリスト教の一麦信仰にしても然りである。
 さて、わが命をなにに捧げるべきか?若い頃に考えた目標を果たさなければならないなと改めて感じている。





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Last updated  2006年06月01日 21時29分22秒
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