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2005.12.31
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テーマ: 中国&台湾(3341)
カテゴリ: カテゴリ未分類
一度は泊まってみたいと思っていました。和平飯店。

何しろ古い建物フェチ。だからこそ上海にもう一度行きたいと思ったわけで、外灘はもちろん、各所に残る租界の跡。上海の最大の魅力です。

前回は中に入ってうろうろと散策するだけだった和平飯店ですが、今回はいくつかの要因で泊まることができる運びとなりました。

私たちの到着日と翌日は、うんこさんはお仕事です。そして、うんこさんの家は古北地区、つまり外灘界隈から遠いのです。
そこで我々は最初の一泊をうんこさんの家ではなく和平飯店に決め、到着日と翌日をその近辺徘徊日としました。

「でも和平高いぞ」とガイドブックを見る夫。
「うんこさんにドメスティックパワーを見せてもらうのだ」と私。
現地で予約した方が安いはず。ここはうんこさんに頑張ってもらおうではありませんか。
しかもこの大晦日の紅白では、ユーミンが和平飯店で歌いそれを中継するとのこと、もしかして部屋がいっぱいになっちゃってるんじゃなかろうか。そんな心配もしてみました。


泊まりたかった北楼のスタンダードを680元でとってくれました。
しかし、まぬけなうんこさんのやることです。このまますんなりといく訳はありません。

当日ホテルを訪れた私たちに、割と感じのいいフロント青年は
「今朝キャンセルされてまーす」とさわやかに言い放つのです。
「きゃんせる?誰が?誰がキャンセルしちゃったの?私してないよ。」
「知りません。でも大丈夫。部屋を用意します。680元でよいです。」
「・・・あ、そー。泊まれんのね?んじゃ、どうでもいいです。」

こうして案内されたのは3階(?←すでにおぼろげ)のながーいながーい廊下をくねくね進んだ一番奥の部屋。ドアを開けると広いリビングがあり、天井もたかーい。
さらにその奥にはまたまたひろーい寝室があります。浴室も広い。
「広いね~」と娘ははしゃぎまわります。
「これで680元?わーステキーいかすー」と親も浮かれます。


「ここ、絶対しばらく使ってなかったねえ!サミーサミー」と暖房を入れます。
そう、暖房ついてなかったのです。早くあったまれと待ちますが、一向に暖まりません。
かなり初期の段階でこの部屋の暖房設備に疑問を持ちました。
立ち上がりが悪すぎるのです。

しばらくしてもまったくといっていいほど温度の変化のない部屋で徐々に体は冷えます。

「おかしいよ。暖房効かないよ!」と電話をします。
現れたのはパネルヒーターを持ったおじさんです。
ちぃせぇ・・・
とても小さいパネル。そんなものでこの広大な部屋は暖まらない。絶対暖まらない。
それでなんとかなると思って持ってきているのか、おじさん。
さらに、天井部分にあるエアコンの吹き出し口を指差し
「冷たい風が出てるよ。ありえないよ。今冬だよ」と訴えると、おじさんは片言の英語で
「コッチ、コワレテル」。
ほほーそうかそうか。んじゃ仕方ないね。この小さいパネルと窓際にあるでかいけど全然熱くならないパネルとでなんとかするしかないね。
でも、これは、なんとかなるような寒さでは、ないんじゃ!!

再び受話器をつかんでフロントに、
「寒い!寒すぎる!死んじゃう、死んじゃう、死んじゃうよ?」と電話します。
「次は何がくるかなあ。もう一つパネルヒーターくるかなあ。・・・あははあははは・・・」
と待っているとやってきたのはベルボーイさんでした。
「チェンジかい?チェンジだろう?そうだよなあっ?!」と泣きながら詰め寄ると、
「チェンジチェンジ」とうなづいて荷物を運び出してくれました。

暖かい廊下をまたくねくねと歩き、ドアを押さえてないとあっという間に閉まってはさまってしまうエレベーターに乗り、6階で降ります。(これもおぼろげ)
目の前には
EXECTIVE FLOOR
と書いてあります。ビジネスセンターもこの階にあります。
「ん?なんでエグゼクティブなのかな?私たちは680元しか払わないんですヨ」
とちらちらベルボーイさんの顔色を伺いながら部屋へと進みます。
「さっきの部屋より狭くなっちゃうだろうねえ。」
「二部屋はないだろ。さっきのは、明らかに使ってないとこに入れちゃえ、って感じだったもんなあ。だから広かったんだな。」
「あの古くさい感じと広さ、よかったね。あれで寒くなかったらなあ。」
などとこそこそ話していると、ボーイさんが鍵を開けてくれました。
和平寝室.jpg


入るとまず廊下。ドアが二つ並んでいて、一つはベッドがあり、隣は浴室のドアです。
「あ、やっぱ狭いね。」
「でもあったか~い・・・気持ちい~」荷物を出しながらぬくぬくしていると、夫が廊下にもう一つドアを見つけました。
「これは何だ?!」
「気をつけろ!開けると寒くなるドアかもしれない!」
あけると、そこにはあたたか~いリビングがありました。
「い、言っとくけど、ほんとに680元しか払わないよっ!」と再び叫びます。
誰に言っているのかもうわかりません。

よく見ると部屋がとてもきれい。古びた感じがありません。
まず、家具、調度品が新しい。
そしてカーテン、クッションなどのファブリックが新しい。特にカーテンは厚地で柔らかい。
最初の部屋のカーテンは固くて薄くてしわしわで、閉めても閉めてもしわしわで、
のばしてものばしてもしわしわで、隙間ができてしまうのでした。窓からの冷気が侵入し放題という逸品でした。
カーペットも新しい。照明も明るい。
さらに、浴室が、ジェットバス。アンド、鏡貼り。オゥ・・・しびれる!
和平居間.jpg和平浴室.jpg

つまりこっちはリフォーム後の部屋だったのですね。

ちなみに廊下にはもう一つドアがあり、その中は大きなクローゼットでした。ドアだらけの廊下です。
娘はそこにあった金庫をぬいぐるみの家と勝手に決め、暗証番号の設定をしないまま閉めてしまい、かなり泣きました。さらば犬。
でも幸いなことに金庫は壊れていたので、力任せに引っ張ったら開きました。
私たちは貴重品をどうしたらいいのでしょうか。

このあと十分暖まった私たちは、きらきら光る困った地下トンネルを往復し、(←5歳の子供にはバカウケです)テレビ塔に上り、今日も元気にライトアップされている外灘を鑑賞しました。
そして夜、もはや効き過ぎと言ってよいレベルの暖房の中、疲れきった3人は汗だくで熟睡したのでした。





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最終更新日  2006.01.24 02:31:39
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おもしろいねえ  
おうさまのまま さん
す、すごい、力作がつぎつぎとあっぷされている。おもしろいですなあ。写真入だし。1元って10円くらいだっけ?あと、地名がいまいちぴんとこん。入力のときに、困っているでしょ?「そとなだ」とか「わへい」とか、打っているに違いない! (2006.01.24 16:52:58)

Re:おもしろいねえ(12/31)  
uniwo  さん
おうさまのままさん
当たり!そとなだでわへい、なのだ。
1元は14円か15円くらい。和平飯店は大体1200元くらいからの5つ星クラシックホテルです。そっちも更新してよ~ん (2006.01.24 17:11:52)

Re:和平飯店-1 寒い部屋の巻(12/31)  
くるたん さん
なんとえきさいてぃんぐ
あんどすりりんぐ!!!

結局680元でOKだったの?
(2006.01.25 15:05:03)

Re[1]:和平飯店-1 寒い部屋の巻(12/31)  
uniwo  さん
くるたんさん
OKだったのよ。ぽっきりだったのよ。 (2006.01.25 15:46:53)

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