ご来訪&書き込み有り難うございます。^^ 公安のキャリアの方が自分を主役に原作を書かれたということは、実は私も存じてました。要は「一元的な視点ではいい作品はつくれないよ」と言いたかったんです(関係者に伝わることはないでしょうけど)。偉そうですが、私も一応有名漫画誌に作品を載せていたことがあって、物語を作ることには多少の拘りがあるもので…。

それから警察が追い詰めたことによって起こった問題は、内部崩壊というより暴力の誘発だったと思います。もちろんそれが内に向けば内部崩壊にもつながるわけですが。解りにくかったらすいません…。

私はパンクスですから、権力を正当に批判することは、権力の暴走を防ぐブレーキとして有効だと思っています。ただ、某宗教団体などと同じく、自分たちを中枢とした新しい権力体系を目指していただけだとしたら、やはり許せません。

しかし、同じ共産主義革命の闘士なのに、この国でもチェ・ゲバラを批判する人があまりいないのは何故でしょうか…。( ̄▽ ̄;) (2003.12.27 17:30:38)

TOKYO UNKNOWN SPECIES ANNEX

2003.12.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
連合赤軍のあさま山荘事件を描いた映画「突入せよ! あさま山荘事件」をテレビで観た。開始から30分ほど経ってからだったが、終わりまで観てしまった。作品は、長野県警と警視庁のプライド合戦や指揮系統の混乱が中心に描かれていて興味深く、ドラマとしてはそこそこ楽しめた。

でも、事件を理解する資料としては役には立たなかった。赤軍派の若者たちの人間像がまるで描かれておらず、あまりにも一元的で、史実に則したサスペンスドラマの域を出ていないからだ。もしかして最初の30分で多少触れていたのかもしれないけれど、だとしたら中盤以降彼らをクローズアップする場面が皆無なのは明らかな失敗だ。

私は赤軍やブントを肯定している訳ではない。弱者解放という彼ら理想にはある種のシンパシーを感じるが、方法論は許せない。たとえ崇高な目的のためであったとしても、他人を傷つけては大義は立たないではないか。

だが、「警察=正義、赤軍=悪」という図式も無邪気に受け入れる訳にはいかない。

小人は閑居をもって不善をなし、権力を持っては巨悪となる。警察機構も最大級の権力であり、腐敗の温床だ。特に公安警察の実体はほとんど知られておらず、正統性も怪しい。一連の事件と同時代に起きている3億円事件は、当時多摩地区に点在した学生運動の不穏分子を一網打尽にするためにデッチ上げられた事件だという話まである。

昔、ある雑誌で、ブントの議長だった塩見孝也氏のインタビュー記事を読んだ。京都大学在学中から日本のレーニンと呼ばれ、よど号事件やあさま山荘事件よりも前に逮捕。20年に及ぶ獄中生活を送った人物だ。雑誌のカラーもあったが、彼はことさらインタビュアー(頭脳警察のパンタ氏)をアジるでもなく、かといって理想を失った訳でもなく、冗談を交えながら内状を淡々と語っていた。実に穏やかな人だと見受けた。

塩見氏をはじめ、学生たちは理想の国家建設を目指したはず。警察は、ルールを乱す者を取り締まるのが使命のはず。それは本来背反するものではないのに、学生は暴力に、警察は治安維持法的な取り締まりに走った。双方が本来の目的や使命を忘れて「敵憎し」になってしまった。それが赤軍に関する一連の事件だったような気がする。

物事は複雑化するほど、また時間が経つほどトリビアリズムの迷宮に陥る。彼らが狂暴化した責任は追い詰めた警察側にもあった。そういう視点で描くドラマがあってもいいと思った。





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最終更新日  2003.12.27 11:45:18
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Re:「突入せよ! あさま山荘事件」についての(12/23)  
enarumi  さん
こんにちわ。

>enarumiさん  
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