TOKYO UNKNOWN SPECIES ANNEX

2004.12.16
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「マカロニほうれん荘」の単行本の8巻で、バンカラ姿のきんどーさんとトシちゃんが、「ほぉ~はいよ~するぅう~なばらの~(中略)ああえたじまのけ~んだんじ~」と歌いながら登校するシーンがあるんですが、それがどんな歌だか昔から気になっていました。小学唱歌「我は海の子」が大好きで、ブルースハープを購入したときに真っ先にそれを吹いた私は、「海原」「江田島」「健男児」という響きに同じ世界観を感じていたわけです。

で、単行本を久しぶりに読み返してて、今ならウェブで一発じゃん! と思い、Googleで検索してみたところ、MIDIで曲まで聴けるサイトが2つほどヒットしました。再生してみると、思っていたのとちょっと違いましたが、なかなかいい曲です。タイトルは「江田島健児の歌」で、江田島海軍兵学校の事実上の校歌だったそうです。そんな訳で歌詞の内容はモロ大東亜戦争賛美でした。

軍歌は忌むべきものというのが、現代日本人の共通認識だと思います。でも、実は軍歌は私たちの生活の中に生き続けています。パチンコパーラーの「軍艦マーチ」ももちろんそうですけど、戦後作られた曲にも、軍歌調の曲がけっこうあるのをご存知でしたか?

「巨人の星」のテーマソング、「ドカベン」のエンディングの歌、クレージーキャッツの「これが男の生きる道」…。アコーディンの音色が合いそうなこの手の曲って、おもいっきり軍歌調ですよね。

私はパンクスのご多分に漏れず、戦争にも人種差別にもアンチなので、軍歌の内容は主義には反するものです。でも(昔取沙汰された)「軍歌を禁止しろ」という動きには、私は賛成できません。曲としていい曲もあるだろうし、少年時代に軍歌しかなかった人たちが懐かしんで歌える歌がなくなってしまいますから。

私の大好きな「我は海の子」にしたって、3番くらいまでは小学校の音楽の授業で教えていると思いますが、実は7番まであって、「いで軍艦に乗組みて我は護らん海の国」と歌われているあたり、やっぱ根は軍歌なんです…。

それ自体に罪はない歌をスケープゴートにするよりも、自らの立場を顧みずにアジアの人々の神経を逆撫でするような言動、行動を繰り返すこの国のセンターライト政治屋さんたちをどうにかする方が先だと思うのは私だけでしょうか?





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最終更新日  2004.12.17 01:29:48
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