まず整理すると:
モバイルクリエイト事業:営業利益 5.83億円(+26.6% YoY)
全社営業利益
25年1Q:2.56億円
26年1Q:3.97億円(+約55%)
今期通期目標:10億円
① 全社利益の伸びはかなり強い(+55%)
単純比較だと、1Qで既に通期目標10億の**約40%(3.97 / 10)**を消化しています。
このペースだけ見ると、
「順調どころか上振れペース」に見える水準です。
② ただし重要な違和感:セグメント構造
ここが一番ポイントです。
モバイルクリエイトだけで 5.83億円の利益が出ている一方で、全社利益は 3.97億円。
つまり単純計算すると:
モバイルクリエイト:+5.83億
その他(IoT/製造/新規等):-約1.86億の損益押し下げ
👉 グループ全体では 「主力は絶好調だが、他セグメントがまだ重い」 という構造になっています。③ この形は“よくある成長株の初期〜中盤構造”
このタイプの会社はだいたいこうなります:
既存の稼ぎ頭(通信・既存SaaS)がキャッシュを出す
新規事業(ロボット・半導体・スマートシティ)が先行投資で赤字
全社利益は見た目より伸びにくい or ぶれる
今回もまさにそれで、 「稼ぐ事業」と「育てる事業」が完全に分離している状態に見えます。
④ 通期10億目標の現実性
単純に1Q×4で外挿すると:
3.97億 × 4 = 約15.9億円ペース
ただしこれは典型的に“上ブレ仮定”なので、
季節性
投資増加
新規事業の赤字拡大
を考えると、現実ラインは:
👉 10億は十分射程圏内、むしろ保守的に見える可能性もある
まとめ
今回の数字の本質はこれです:
モバイルクリエイトは「安定成長+高収益化」
グループ全体は「投資と回収が混在」
1Qとしてはかなり強いが、“質”はセグメント格差が大きい
株式投資FIG(20260627) 2026.06.27
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