うさぎの不養生日記

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2010年01月09日
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カテゴリ: 読書


1992年秋。17歳だった私・友彦は両親の離婚により、隣の橋塚家に居候していた。主人の乙太郎さんと娘のナオ。奥さんと姉娘サヨは7年前、キャンプ場の火事が原因で亡くなっていた。どこか冷たくて強いサヨに私は小さい頃から憧れていた。そして、彼女が死んだ本当の理由も、誰にも言えずに胸に仕舞い込んだままでいる。乙太郎さんの手伝いとして白蟻駆除に行った屋敷で、私は死んだサヨによく似た女性に出会う。彼女に強く惹かれた私は、夜ごとその屋敷の床下に潜り込み、老主人と彼女の情事を盗み聞きするようになるのだが…。呑み込んだ嘘は、一生吐き出すことは出来ない─。青春のきらめきと痛み、そして人生の光と陰をも浮き彫りにした、極上の物語。

何というか…どんでん返しという点もあるのかもしれないけれど、非常識に非常識を重ねる登場人物が多すぎて、すっきりしませんでした。特に主人公の行動は特殊?としか思えなかった。シロアリ駆除の点検の仕事をバイトでしているからといって、床下に忍び込み、情事の様子を盗み聞くのを繰り返すなんて、高校生としておかしいですよね。しかも、その時に失火して、その家の主人が亡くなるとか…。どんでん返しの内容に触れるわけにはいかないので、詳しくは語れないけれど、ごめんなさい、後味が悪いです、という感じでした。

それでも、どんでん返しに次ぐどんでん返しは道尾秀介さんだなぁ、という感じ。登場人物の非常識さ加減が気にならずに、どんでん返しの多いエンタメとして読めるのならばいいのかなぁ?

う~ん。う~ん。この作家さん、後味が悪いのがちょこちょことありますよね?

うさぎ的には怖くても、背の眼とかのシリーズの方が個人的に好きかも?





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最終更新日  2010年01月09日 22時06分48秒
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