うさぎの不養生日記

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うさぎ1455☆

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2010年08月14日
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カテゴリ: 読書
吸涙鬼

吸涙鬼

価格:1,575円(税込、送料別)



愛は死をのりこえる。悲しみの涙を流す少女、彼はその生を願い、そっと瞳に唇を寄せる…。市川拓司、五年ぶりの長編小説。限りなく美しい筆致の純愛ファンタジー。

ヒトでありながら、ヒトとは微妙に違う進化を遂げた彼ら。死に至る病を抱えて生きる主人公が出会った転校生の榊は、周りと異なる故に迫害を受け、それを従容として受け入れていた。が、彼の本質を主人公はたまたま目にして知っていた。そして、主人公の少女も周りの人間よりは、榊に近いところにあった。

ぶっちゃけると、ヒトと微妙に異なる進化を遂げた一族がいて、非常に長寿で、人の病気を治す力を持っていて、…。その存在は一部の人間から狙われている(製薬会社に雇われた拳銃をもつエージェントというのが妙にリアルだった)。主人公の少女を愛し、彼女の病気を癒すが、住んでいる世界も進む時間も違う故に、運命は一瞬の交差で2人を別つ。

うさぎ的には、時間が流れた後、更に榊たちの一族の体質に近づいた主人公が彼らとともに旅立つことができるのかと思っていたのだけど…。ファンタジーならいっそそこまで、と思っちゃううさぎだったのであった。ラストは、主人公は主人公と似た存在(彼らに極めて近いヒト)と一緒になる。つまり、その間に生まれるであろう子供たちは、ヒトよりは更に彼らに近い存在になる可能性があるわけで、その時には、主人公の想いを受け継ぐ存在もできるのかも?う~ん。

これまた麻酔科の先生が読めるエンタメではないですね~。直接Dさん行きの本の仲間入り。





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最終更新日  2010年08月14日 18時51分48秒
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