うさぎの不養生日記

うさぎの不養生日記

PR

プロフィール

うさぎ1455☆

うさぎ1455☆

サイド自由欄

ブクログに本棚を作ってみました。

http://booklog.jp/users/usagiusagiusagi

うさぎの未読本棚です。これから頑張る予定の本がアップされていたり、いなかったりです。上にあるブックマークからリンクしています。

コメント新着

やなぎ@ Re:エキホスって何?(02/20) 「エキシカ」(塩野義,昭和2年)と「ホス…
しんくー@ Re:突然ですが…(10/25) かなり前のもののようですが、 更新期待し…
マイコ3703 @ コメント失礼します(* >ω<) ブログの隅から隅まで読んでしまいました(…
なんでや@ Re:カラコロとは腐女子用語だったのか!?(01/29) 唐○○洋コロ○ だろう
温泉ひよこ @ Re:突然ですが…(10/25) ミドリ亀って 結構でかくなりますよ~ …
2010年08月15日
XML
カテゴリ: 読書
グラウンドの空

グラウンドの空

価格:1,365円(税込、送料別)



兄に連れて行ってもらった甲子園の興奮が忘れられず、中学で野球部に入った瑞希。キャッチャーを務める瑞希だがチームにはエースピッチャーがいなかった。そこに幼なじみの良治が「ピッチャー見つけたぞ!」
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
夏の甲子園の圧倒的な空気に魅せられ、中学で本格的に野球を始めたキャッチャーの瑞希。しかし、地元の小さな中学校では先輩たちの卒業に伴いエースピッチャーがいなくなってしまう。このままでは、地区大会すら絶望だ。そこへ、幼なじみでチームメイトの良治が飛び込んでくる。「ピッチャー、見つけたぞ!」しかし透哉というその少年は、心に傷を負っていて─。

バッテリーの巧もそうでしたが、この作品の主人公たちも、あの白球に魅入られてしまった存在。他人を傷つけたり、そのことで自分が傷ついたりしながらも、マウンドにボールに惹かれてしまう。ボールとともにあることで幸せを実感する、ある意味野球に愛されすぎてしまった少年達の物語。

中学校の部活動で野球をしている瑞樹はキャッチャーであり、指導者にも恵まれている。しかし、肝心のピッチャーが不在となってしまったのだ。そこへ、祖母を頼ってやってきたという転校生の少年が現れる。しかし、その少年、透哉は学校にさえ登校していなかった。その遠因は、まさにその野球にあったのだが…。瑞樹や瑞樹の幼馴染みの良治は、彼の住む屋敷を訪ねる。

『バッテリー』の巧が自分の野球のことしか考えず、いろいろなことを超越していることを思うと、今度のピッチャーの透哉はとても繊細で、傷つきやすい。でも、巧よりも少年らしくて、他人を傷つけ自らも傷つく様も等身大~という感じがしていいです。読後感のいい作品。

この話は続編があってもいいと思うのだけど、どうなのでしょう?というか、あさのあつこさん、話が途中になっているのが他にもいくつもあるので、そちらが先なのかな?(ミヤマ物語とかもだし~、ヴィヴァーチェもそうだし~、No.6もだし~、他にもいろいろ)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年08月15日 09時38分00秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: