うさこな広場

うさこな広場

2005.10.23
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 私はホラー映画が嫌い。

 事実は小説より奇なりとは言うけれど、あそこまでのは、戦後生まれの私には耐えがたい。
 涙があふれ出てしかたなかった。
 あれは、ホラー映画なんか比べ物にならないほど、恐ろしい世界だ。


私がうまれたときは、1985年で、ちょうど日本の経済が大きく成長するときであった。
父も母も戦争を知らないし、父母の親兄弟が戦争に行ったわけでもない(と私は聞いている)。
だから、私の近くに戦争はなかった。体験談もない。

一方、日本には戦争経験者がたくさんいる。

絶対にいい迷惑だとは言わない。
語るなとは言わない。
ただ怖いと思う。現実だと認めたくなくなる。
今の自分の生活とはかけ離れた世界だから。

そういう経験談や、資料、展示を見ていると、絶対に戦争は起こしちゃいけないと強く思う。
グロテスクだから。
聞いているだけで、吐き気がする。物がのどを通らない。
細かい描写が想像力をかきたて、さらに気分を悪くする。
めったにはかない私でも、ウッとくる。
怖くてちびりそうになるし、読めば読むほど涙が出でて止まらないし、足が振るえて止まらなくなる。怖くて、全身の血の気が引いていく。
私は弱い。

けれど、見てしまう。読んでしまう。
なぜだろう? 自治問題や国際関係、政治、経済、歴史・・それらに興味があるからだろうか。
読んだあとは、気分が最悪で貧血になり、読む前より一層、気が重くなるんだけれど・・。

経験が無いから、頭で考え、想像するしかなくて、いろいろ考える。
戦争って言うのは、いろんなとこに傷跡を残している。

文章よりも見やすくて一目両全だから、嫌でも目に付く。
写真も事実であったことをしめしていてきつい。

----本題
今日は、とある童話館に行ってきた。
そこで見たものは、メルヘンとはかけ離れたものだった。
731部隊。
なぜこんなメルヘンチックな資料館の中に??
そう思えるような一角。そこだけ浮いてた。
そのブースは、その展示だった。
衝撃的で目が釘付けになった。
目頭が熱くてしかたなかった。
メルヘンの世界、今の日本の社会とはかけ離れた怖い世界。
決して嘘事ではない世界。

どういえばいいんだろう。
中国人が怒る気持ちがよくわかる気がした。
人間を、中国人をモルモットのように扱い、観察し、殺す。
あの日本人はどんな思いで、中国人にペスト菌の注射を打ったのだろう?
あの中国人はどんな思いで、腕を差し出したのだろう?
どんな思いで、苦しんだのだろう?
どんな思いで、死んでいったのだろう?
その一つ一つを思い浮かべると、自然と涙が出てきた。
非人道的な行為。
人権なんてまるで無視の隠された世界。
今も、それらは隠されたままといっても過言でない状況。
中国と日本の熱の差がありすぎる。

このことは取るに足らないことなの?
学ばせるべきではないことなの?
でも、これは現実なんだよ?
歴史や政治背景がよくわかっていないから、割り切れないんだと思う。
殺された3千人の中国人がかわいそすぎる(この数字は信じていいのだろうか?)。
あの人たち一人一人に生きる権利があり、人権があり、意思があり、家族があり、大切なものがあっただろうに・・。
それらは戦争のためとはいえ、決してやぶやれていいものではない。
ひどすぎるよ!!

教科書には載っていない。
さらっと流れてく。
戦争の時代のことは。
過ちだから。日本にとって消したい過去だから。
人間は都合のいいことしか見ない。
記憶を変える。
文献を変える。
教育を変える。
それは、自分を守るため。自分の子どもを守るため。自分の国を守るため。
高校生はともかく、小中学生(義務教育)では、愛国心、自己肯定感、自己評価を高め、自己開発を健全に行うために、さらっと流すしかしかたのないことなんだろうか。
傷つきやすい子どもに向いていないから、カットする。
背景は理解できる。でも、じゃあ、いつ学ぶの?こういう風に、自力で学ぶのが一般的。興味がないことには目をつぶれる。
それは、本当によい策なのだろうか?


指示した、日本政府や天皇は最低だと思う。
でも、終戦後、731部隊の資料を格安で買い取ったアメリカもどうかと思う。
そんな非人道的な行為は、政治裁判にかけて、処罰すべきじゃない!
なのに指示した人たちや中国で実際にそれを行った人たちは裁判にかけられなかった。
何かがおかしい。
アメリカは決して、正義の国じゃない。
今もこの頃も「人権に関する国際機関」の力が強ければ・・(戦争は止められただろうし、戦後の再戦防止、諸国民に対する人権の確立もできだだろうに)。
どこの国の影響も受けない永世中立の世界機関があれば・・。

戦争の話はほっとけば風化する。
これらは決して笑って語れることじゃない。
きっと製作者側も多くの私のような人に知ってほしいと思って設けたものだと思う。
私は戦争が嫌い。
戦争は絶対に起こしたくないし、起こってほしくない。
死んでよい人なんて一人もいないし、他の人を殺す権利や義務は誰にもかせる事はできないと思う。


 戦争の話を聞くと、いつも私は国際機関や、人々に命や人権の大切さを伝えられる人になりたいと強く思う。
私だけに留めておきたくない。日本や世界で戦争は起こしたくない。今の時代、日本だけでは生きていけない(鎖国できない)。外交や貿易をしなければ、国民の食料も確保できない。外交は必要。
もう人を傷つけることは、この地球上で起こってほしくないと心から思う。保守的と言われても。





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最終更新日  2005.10.23 23:08:00
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