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日本人は桜が好きだ、ということになっている。が、あまのじゃくな我が家は桜が特に好きというわけではない。もちろん美しいとは思うけれど。まずは「花見」が好きではない。何も酒を飲んで大騒ぎしなくても・・・と思うのである。満開の桜を静かーに見られればよいのだが、なかなかそういう場所はない。あとは散る姿が潔すぎて寂しい気がするのだ。うちの旦那さんいわく「桜の季節はなんかリセットされちゃう気がするから寂しくていやだな」という。ちなみに彼は大晦日も嫌いである。せっかく365日こつこつ積み上げてきた日にちをリセットしてしまうのが嫌なんだそうだ。桜に対して梅は地味である。真冬にぽつぽつと咲き出し、早春まで静かに咲いていて、そしていつのまにか桜の情報にかきされてしまう。梅は満開でもどことなく地味である(笑)そういう地味ーなところがいとしい感じがする。花の形も桜よりも梅がキュートだと思う。私の場合は桜モチーフにはあまり反応しないが、梅、特に梅鉢柄は超ツボである。真冬に梅が咲き始めたのを見ると、「あー、冬でも咲く花があるんだなー。」とほっとする。百花繚乱の春もいいけれど、冬に咲く梅を見るのもいい。今年は特に春が待ち遠しいけれど、梅に励まされつつ冬を乗り切りたいと思う。
2010.01.28
色々と悲しいことが続いているのだが、割と元気である。家族がいるからということもあるが、一晩寝ると結構忘れるタイプなのだ。自分ががんばってももがいても逃れられない悲しみや苦しみはあるが、それは仕方ないので受け入れるしかないのだ。1/25放送のNHKのおしゃれ工房で「ちょこっとお直し」というのを紹介していた。なるべく簡単に自分で裄を出したり、袖丈をつめたりする方法であった。難易度が高いかな?と思ったが、丁寧に解説してくれているし、「1日で完成できる分量」で紹介しているので、私もできるかな?と思った。前に自己流で「こうやったらいいんじゃない?」と思っていた方法に近いものだったので、私もなかなか筋がいいじゃないかと自画自賛してみたり。今、母にもらった小紋を仕立て直しに出しているので、母が退院したら見せなくては。春になるころにはいいことがたくさんあるといいなー。
2010.01.27
よくないことは重なるものだ。お世話になった方の訃報で衝撃を受けていたところに、母親の病気が発覚した。ここ数年、ずっと体調がよくない母なのだが今回は特に悪そうだ。入院、手術ということになりそうなので週末は看病になるだろう。そうなると悠長に着物を着ていられない。幸い、私は3人姉弟なのでこういうときには姉と弟が頼りになる。一人じゃないというのは本当に心強い。旦那さんとはいつも「お互いの両親とも本当の両親のように接する」ということを確認しているので、旦那さんも協力してくれる。母は相当弱気だが、なんとか家族でサポートしたい。子供の頃、年末が押し迫るとテレビで「泣いても笑っても今年はあと1日です」と言っていたのをよくまねしていた。亡くなった父親が子供の私が意味もわからないのにそれをまねするのがとてもおもしろかったらしく、父にリクエストされて何度も何度もまねして笑いをとったものだった。大人になった今になってやっとその言葉の意味がわかってきた気がする。つらいときに笑うのは難しいことだけど、泣いていてもしょうがない。泣くよりは笑う方が体にもいい。しばらく着物は眺めるだけの生活になるが、まあ、節約にもなるし悪いことばかりではないか。
2010.01.26
本当に突然、大学生の頃にお世話になった方の訃報を聞いた。当時、私は20歳。本当に生意気だったと思うのだが、その方は私をすごくかわいがってくれた。彼女は私より10歳年上。ご結婚されていたが、夫婦別姓を貫いてらして、当時はやった言葉でいうと「DINKS」であった。ご夫婦そろってかわいがってくださった。お二人とも私が通っていた大学の職員さんで私は1学生だったのだが、ご飯をおごってくれたり、おうちに招いてくださってそのまま泊まったり、私が結婚してからはうちのだんなさんも一緒にスキーに行ったりと本当に仲良くさせていただいた。いつも「usakoroomちゃんは頭がいい子」とか「usakoroomちゃんはかわいい」とか、親が言ってくれないようなことを言って私をほめてくださった。そこで増長してしまうのが私の悪いところなのだが、大人の方に認めてもらったといううれしさで「自分はいろいろとできる人間なんだ」と若いうちに思ったのだった。認めてくれる人がいるというのは本当にうれしいことで、私はそのご夫婦に相当甘えていた。私が入院したときも何度もお見舞いにきてくださって、本を差し入れてくれた。読書好きといっても軽いものしか読んでなかった私は差し入れられた「塩狩峠」や「夏の扉」を読んで「読書ってすごい!」と改めて思ったのだった。それ以来、分厚い本もなんなく読めるようになり、私の人生が大きくかわることになった。いろんな意味で私に影響を与えてくださった方とのお別れがこんなに突然やってくるとは思っていなかった。ここ10年くらいはお会いしておらず、年賀状だけのお付き合いだったのだが、私は「いつでも会えるからそのうち会いにいけばいい」と思っていた。いつでも会えるなんてことはないのだ。これからはもしも会いたいなと思う人がいたらすぐに会いにいかないといけない。明日がくるっていうのは本当に奇跡的なことなんだ。
2010.01.25
楽天での買い物はなるべくポイントがたまるときを狙うようにしている。が、最近、自分がポイントのことを勘違いしていたことに気づいた。たとえば1万円のものをポイント10倍で買うとする。「わー、9000円で買えた!」と思う。で、しばらくすると1000ポイントがつく。そのポイントを使って1万円のものを買うときに「わー、9000円で買えた!」と思う。2回とも1000円得していると思っているが、実際は1度である。こんな単純な思い違いをしているのは私だけかもしれないが、意外と盲点じゃないかと思う。実はそんなに得していないということに気づかねば(笑)
2010.01.21
日曜にアップした着物は衿のところのホックがなかった。あれ?もしかして糸かと思って探したが何もない。うーん。クレームを言うには買ってから日が経ちすぎている。ここで考えた。ホックって必要か???とにかくホックがないので、半分に折ってそっと羽織ってみた。別になんということもない(笑)あればあったできちんと折れるので便利だが、そうか、なくても大丈夫だった(笑)が、私が知らないだけで何か重要な問題があるかもしれない。ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。
2010.01.19

今日は一日、家でのんびりできるので着物を着ていた。どうせ着るならちゃんとコーデを考えて気に入ったものを着たい。以前にnissenで買った「おかみさんの着物」を赤の博多帯と合わせてみた。渋い?と思ったけど、かわいらしさも加わってなかなかいいんじゃないかと自画自賛。 かなり適当に着ているのでしわだらけだけど(笑)つゆくささんの赤のはこせこがポイントだ。この紬の着物はnissenのセールで3500円程度。帯は「くるり」のリサイクルショップで3000円。着物については渋すぎるかな?と思っていたのだが、引きで見るとグラデーションがきれいでいろいろな帯ともあわせやすそうなことに気づいた。 着物を着つつ、録画しておいた「仁」を一気見した。(5話までだけど)綾瀬はるかちゃんの着物が華やかでこれまたツボである。ドラマなので多少の誇張はあるかもしれないが、旗本のおひいさまといえばこのくらいあでやかなのでいいのだろう。庶民と対比させないといけないし。「龍馬伝」の下士階級の広末涼子ちゃんも木綿しか許されていない下士の家の娘さんにしては華やかである。帯は現代ちっくな感じさえする。時代考証は一応されていると思うが、ちょっと違和感がなくもない。まあ、ドラマだからいいんだけど(笑)ちなみに江戸時代はまだ名古屋帯はないようだ。ちょっと上の階級の女性は文庫ぽい結び方、庶民は貝の口のような感じ。そういう目でドラマを見るとまたおもしろいものだ。
2010.01.17
子供の頃から不精者なので掃除が苦手である。基本的に「どうでもいい」のである。「ほこりでは死なない」というのが心情だ。物がそんなになければ確かに「どうでもいい」のだが、大人になって社会人になって、自分で好きなものを好きなように買えるようになったら、あっという間に身の回りが物であふれかえってしまった。40歳を超えてみると、時間が非常に大事であることに気づく。その観点から考えると部屋が物であふれているとほしいものを見つけるのに時間を浪費してしまうことになる。ということで、今まで処分しなかったもの、処分できなかったものを一掃することにした。先週末に洋服を処分しようとしたらダンボール3箱分くらいになった。が、それでもまだまだである。スイッチが入ってしまうと結構潔く仕分けができた。結婚当時にお金がなかったころに買ってもらったコートはずっと捨てられなかったが、思い出として心に残っているので処分。まだ着れるけど最近着てない服も処分。流行がまためぐってくるかもしれないけどいつめぐってくるかわからないので処分。ほしくなったら買えばいいのである。買うための処分だ。洋服をすっきりさせて着物のスペースを拡充するつもりだ。あー、でもそうすると今度は着物であふれるのか(笑)
2010.01.15
昨日、楽天のお店をちらちらとのぞいていたら訳ありの激安帯を発見した。なんと、とみや織物の帯で約6000円。正直驚いた。私が日本和装の着付教室に通っていたときの帯セミナーはとなみさんだったのだが、別の日に参加した人はとみやさんだったそうで、話を聞くととなみさん同様の老舗だと言う。値段も同じくらいの設定ということだった。大体10-50万円くらいで販売されていたので、貧乏人の私はお話にもならず、販売タイムの間はなんとなく手持ち無沙汰でうろうろしていた。そういう人間には販売員さんは目もくれないので非常に気楽だった(笑)うーん、そんな老舗の帯が6000円とはどういうことか?訳ありの理由は「古いにおい」と書いてある。えー、においなんて少しおけばとれるじゃんと、リサイクルや骨董市に慣れっこになっているのでお買い上げ。仕立て代をいれて約1万円だった。そういう老舗の帯は持っていないが、帯セミナーで高額な帯を買った人の感想を聞くと「締めやすい」そうだ。値段が高いのはそれなりの理由があるからだと思うので、私もほしいがどう考えてもそんなお金は出ない。そんな私でも買える値段の帯にめぐりあえたのでラッキーだ。が、本当にすごいにおいだったらどうしよう(笑)
2010.01.14
考えてみると、自分の成人式はおよそ20年前だ。新成人のニュースをテレビで見ていると、「20歳ってめちゃくちゃ幼いな」と思ってしまった。それじゃー、自分は大人だったかといえばぜんぜんそんなことはない。相当めちゃくちゃなことをやっていたし、自分の行動で人を傷つけてしまったこともある。でも、若いときは「別にいいじゃん」みたいに思っているところもあった。まあ、全部「今、思うと」である。その時はそれで精一杯だった部分もあるし。今時の若者の着物や紋付の着方を見ると、かなり残念な気持ちもあるが、じゃあ、自分はどうだったかと言うと、卒業式に袴を着たときに髪型は縦ロールみたいな感じにしちゃってたし、伝統的な着物のイメージとは違う感じになっちゃってたなと思う。両親も美容室の人も誰一人、異をとなえてはくれなかったし、今の私が今の若者に「着物は伝統的に着た方が美しいよ」と言っても「着たいように着たい」と言うだろう。ファッションは流行すたりがある。着物はそういうのがないというがそんなことはないと思う。浴衣に派手な帯板や半襟を使うようになっているし、成人式の着物だってその延長になってもおかしくない。一種のコスプレなのかもしれない。そういうものも売らないと商売が成り立たないという現状もあるだろう。人間、いつまでも「はたち」ではないから、今の成人もいずれ年をとる。成人式がきっかけで着物が着たいと思ってくれたらいいなと思う。そして、派手派手な着物だけじゃなくて普段着になるような着物もあるってことに気がついてくれたらいい。さらに、日本人には着物が似合うと思ってくれたら尚、いいなと思う。私と姉が着た振袖は姪がいずれ着ることになるだろう。非常に古典的な柄なのだが、彼女は将来なんて言うだろうか?楽しみである。
2010.01.12
韓国旅行以来、急に肌のお手入れにめざめてしまった。まあ、やってることと言えば韓国で買ってきた日本よりははるかに安いマスクパックを2日に1度やっているくらいなのだが、これが効果覿面である。吹き出物がまったくでなくなったし、心なしかほうれい線も薄くなったような。やったら効果が出るというところがわかりやすくていいなと思う。繭玉で老廃物をすっきりさせて、マスクでいろいろと補うというのがいいのだろうか。つまり、新陳代謝がよくなったということなのだろう。いろんなところで新陳代謝は重要だ。今日、御殿場のアウトレットで洋服をいろいろと買ったのだが、何か買ったらその分を処分しないといけないなと思っている。OL生活も数年経って、好きなブランドの転換期に来ていることもあり、趣味にあわなくなったものは残念だけど資源ごみとして資源に生まれ変わっていただくか、姉にお下がり(?)としてもらってもらう道を考えよう。クローゼットをもうちょっと風通しをよくしないと。「スペースにもお金がかかっている」という言葉を知ってちょっと危機感を持ち始めた。明日はクローゼットの掃除だ!
2010.01.10
昨日、エレカシのライブに行った。渋谷公会堂は数年前からccLemonホールという名前になった。子供のころからテレビの公開録画とか、ライブとかもう数え切れないほど通っている渋公を私はいまさら名前を変えて呼ぶことはできないので、やっぱり渋公は渋公だ。アーティストにしてもそのようで、宮本くんはやはり「渋公」と言っていた。おそらく、ホールとしては私にとって一番訪れた回数が多いこの会場を宮本くんが「ホーム」と言ってくれたのがうれしかった。渋谷は私のホームタウンでもあるので。ライブはバンドの演奏としては?な部分もあった。たとえば、宮本くんの歌いたいテンポよりも遅くて宮本くんがテンポアップを要求するシーンが数回あったりとか。まあ、それでもプロはすごいわけで演奏はさすが。あと、珍しいことにエレカシの代表曲である「今宵の月のように」と「悲しみの果て」を2曲とも演奏しなかった。これはとても珍しい。だからと言ってがっかりなんてしないのだが。ミュージシャンやバンドには必ず代表曲があって、客としては「あの曲はお約束」と思ってしまう部分もあるのだが、フェスならいざしらず、単独ライブの場合は「お約束」の曲がなくてもぜんぜんいいと私は思う。そういうマンネリがバンドの倦怠期となってしまうこともあるんじゃないかなと思うし。有名な曲もそうじゃない曲もライブ会場で瞬間、瞬間を感じて聞くのはめちゃくちゃすごいことなのだ。それにしても宮本くんはほんとかっこいいな。エレカシのライブはほとんどMCがない。それがまたすごい。歌うだけ歌って、ある意味、客を突き放しているような気もするのだが、やっぱり彼の歌には愛があふれている。やっぱり同世代ミュージシャンしか聞けないな、今年も(笑)
2010.01.09
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韓国のコスメショップで繭玉を買った。店員さん(いわゆるイケメン系の男の子)によると、「顔をくるくるしてください。つるつるになります。」とのことだった。日本に帰ってきてから繭玉を前にして「直接くるくるするのかな?」と思ったのだが、一応ネットで調べてみた。基本的にはお湯でふやかして柔らかくしてから顔をくるくるとこするらしい。人によっては皮膚を痛めてひりひりする場合もあるらしい。そして、ふやかした時のお湯をローションとして使うと肌がつるつるになるという情報もあった。そこで私がとった方法は1.お風呂に入る前にふたのできるコップに繭玉を1つ入れて1カップくらいの熱湯を入れてふたをする。2.30分間お風呂に入った後、化粧水をつける前にふやかした繭玉で顔をくるくるとする。3.クリームで保湿これで肌が明るくなる感じがする。そして、繭玉はそのまま出すのだが、繭玉をふやかしたお湯は翌日以降にローションとして使う。これで肌がぷるぷるつやつやになる。そういえば、正絹の着物を触っていると肌がするするする気がするし、真綿を紡ぐ人は年配の方でも肌がすべすべだという話を読んだことがある。絹の力はすごい。日本でも買えます。
2010.01.08
昨日が仕事始めだったにもかかわらず、今日、有給をとって病院に行った。年末に立て続けに行った検査の結果を聞くために行ったのだが、久しぶりに緊張した。最悪の場合は再び入退院生活になるかもしれないと覚悟していた。覚悟する前は気持ちがじたばたしていたのだが、人間とは不思議なもので、覚悟が決まるとふーっと楽になる。体調が悪いなら休養をとるのも悪くないか、と思いながら先生と対面。結果は「すごーくいいというわけじゃないけど普通の生活はOK」とのこと。自分の頭の中でくす球が割れたような感じになった(笑)改めて、普通に暮らせる幸せをかみしめた。会社は好きではないけど、自分を必要としてくれる場であるし、何よりお給料とボーナスをくれるところなわけだからやはり大切だ。明日からは心を入れ替えて仕事をしよう(笑)だんなさんはさっそく旅行の計画をたて、3月にタイ行きが決定(笑)私は病院の帰りにデパートのはしごをした。吉祥寺の伊勢丹で激安の反物を発見してお買い上げ。お仕立てはネットのお店で。吉祥寺の伊勢丹は3月で閉店なので、3月の通院のときは閉店セールに間に合うはず。伊勢丹の呉服売り場はいい感じだったなー。それまでは着物の買い物を控えようかな。それにしてもひと安心。よかったよかった。
2010.01.05
今日はのんびりできるので久しぶりに着物を着ることにした。実は私は家にいるときに着物を着て食事をしたことがない。うちのだんなさんがそういうイレギュラーなことを好まないからだ。一応、他者と暮らしている以上、相手の意向は尊重しなければならない。たまに彼が旅行に行って居ないときに着物で食事をすればいいのだが、結局のところ「汚したくない」という気持ちが勝ってしまい、家で着物を着ながら食事をすることがなかった。なんとなく今日は「夕食まで着物でいるぞー」と思っていたのだが、メニューがケンタッキーのチキンとカレーうどんとサラダになってしまったのでさすがにやめた。これは洋服でも厳しいメニューである(笑)食事に備えて「汚れても惜しくない着物」にしたのだが、わざわざカレーうどんのえじきになることもないと思い着替えた。で、今日の着物も帯もぜんぜん花柄が入ってないので私的にはぜんぜん燃えなかった。着物を着てうれしい!という気持ちが半減してしまうのだ。明日は花柄全開で行こう(笑)
2010.01.01
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