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May 1, 2014
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カテゴリ: 音楽
本来はアナログについて色々述べてから記述すべきだったのですが,以前の講座では突然のようにディジタル方式であるS/PDIFだとかADAT等の方式を出してしまいました(皆さんついてこれましたか?)

各種,信号は既に実績のある技術であり,多方面のプロが色々な観点で説明されているかと思います.
ここで,難しく掘り下げても仕方がないので詳しい記載はいたしませんが,簡単なディジタル信号のとらえ方と上手な付き合い方について少し記述してみたいと思います.

[視聴オーディオ環境におけるディジタル信号との付き合い方]
ディジタル接続のメリットは音質劣化を最小限にすることと謳われることが多々あります.
間違った表現ではありませんがアナログ同士のようなダイレクト接続ではなく,A/D(アナログtoディジタル)変換を行う前提での転送であり,変換能力によってはアナログとの"音質差"が生まれてしまうという宿命を背負っています.

実際,多くの方はご存知かと思いますが,私たちが聴感上"聴く"ことができるものはアナログに位置する"波形"という波です.
ヘッドフォン然りスピーカ然り,全て"あるメカニカルな部分"が振動して空気の波を作り出しそれを"音"として耳が受け取っています.

故に,必然的ではありますが私たちはディジタル信号の音声を聴くためにアナログに変換しなおさなければなりません.
ここでもD/A(ディジタルtoアナログ)変換が必然的に必要になります.


実際問題,アナログ接続でも提すさまじく長い伝送でもない限り著しい劣化が発生するのかは疑問が残るレベルです.
ディジタルは0(Low)と1(Hi)で波形を見てデコードするので間を通る波形がノイズなどにより汚れても変換に支障がないレベルであれば情報が変化することはないのでS/N比(サウンドパーノイズ:音の中にどのくらいのノイズが潜んでいるかを表す比率)という意味では非常に有利かもしれません.

いずれにしても,やはりケーブル長や外来ノイズに弱い配線でない限りは特別視する必要はないといえます.
むしろ,ディジタル信号は"変換能力の差"によって大きな"音質変化"すらあり得るというのが実情といえます.

ミキサー等への音声等は少し歪み気味に入れてダイナミックレンジを稼いだりできる分,自由度が高いという意味では有利な点も多いです.

オーディオにこだわりを持って自宅の音声周りを見直そうと考えている方は特に,その特徴を十分理解して使わなければならないとも言えます.
A/DまたはD/Aないしその両方が中間に発生するディジタル信号での伝送は必ずしも良音とは言い切れません.
元音を踏まえた上で変換の質感ありきで"良い質感の音"を得られれば良いでしょう.
なので,オーディオマニアの間ではノイズの影響を極力抑えてRCAピンによる最短接続を行ったり平衡回路を返した音をベースに良い質感の音を追及したりと現代においてもアナログを使い続けているのが事実です.

それでも,ディジタル接続にこだわる場合は平衡接続同様に変換回路ありきでの音の追及が必要になるかと思います.

ここまではオーディオという視聴環境においてのディジタル信号についてクローズアップしました.


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最終更新日  May 2, 2014 12:39:51 AM
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