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栢山くんのつぶやき6
先輩と帰る。
部室へと向かい先輩は胴衣を俺はジャージを着替える。
な。。。なんて美味しいシチュエーション、先輩の方を振り向くと蛍光灯の明かりに綺麗な白い肌が浮かぶ、見惚れる俺、理性は崩壊寸前、待て俺、ここで彼を押し倒すのは簡単だしかし、これから築きあげようとしている彼との関係は崩れるだろう、信頼を得るどころか彼との溝が深まるのは必然である。
貴方が欲しい、心も体も。。。すべて欲しい、俺という存在をすべて受け入れて欲しい、こんな考えエゴの何者でもない。
「栢山?」
不安そうな貴方の声がする。
「済みません。す。。。すぐ着替えます。ま。。。待って。。。待ってください。」
駄目だばれただろうか?俺の邪な考え。
この後俺と先輩は近くのラーメン屋で食事を済ませた。
テレビの話、趣味の話、先輩自身の話、俺の話、すべて話した。
すべて俺のもにしてしまいたい貪欲な思いが俺を苦しめる。
俺は相変わらず、先輩の稽古の付き合いをした。
邪な思いを抱いたまま、何をする訳でもなく見守るだけの日々が続くそして大会当日、試合に向かう貴方、しかし今日の貴方は具合が悪そうで、顔色も悪い、俺だけが気付く貴方の変化。
「先輩。どうしたんですか?」
耳元で囁く俺。
「少し熱があるみたいなんだでも、大丈夫。。。」
「大丈夫って。。。?」
途切れる声と荒い息遣い、知り合ったばかりの俺でも分かる歩き方がなんとなくぎこちない。
「熱でもあるんでは?」頭に手をあてると熱い。。。普通に立っているのも困難なほど、だけど貴方は平静を装い、他校の生徒と談笑ししている。なぜ?そこまで出来る。まるで健康そのもの装いで。。。
貴方の精神力とプライドに俺は翻弄される、この人を犯してはいけない、俺の思いで汚してはいけないこの手で。。。ああ~貴方を守るこの俺のすべてをかけても綺麗な貴方を。。。俺に出来るだろうか?
そう、貴方に片想いのままで。。。
君がいるから 栢山くんの呟き8 2009年10月03日
栢山くんの呟き7 2009年04月01日
栢山くんの呟き5 2009年03月23日